連続テレビ小説 おしん（265）

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

禎（てい）は、思いきって辰則に、自分と結婚する意志があるかどうか聞いてみた。おしん（乙羽信子）が辰則との結婚に反対なので、おしんを通して結婚を申し込むのは無理だと思い、自分で直接辰則に話したのである。しかし、辰則はとりあってくれず、急に禎に冷たくなった。禎は、辰則が結婚の申し込みを喜んでくれると思っていただけに、意外な結果に失望を隠せない。しかも、その夜、とんでもないことが持ち上がったのである。

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朝、禎が告白してから辰則が禎に対して冷たくなり、その夜には店を辞めると言い出した。おしんが禎にかける想いを知っていたから、大学を辞めてまで結婚したいという禎の思いを受け入れることで、おしんを裏切るような気持ちになったのだというが、禎の真剣な気持ちを知り、おしんも結婚のことを考えて欲しいと言い、辰則は「私みたいな男と…」と涙した。昭和のホームドラマだなぁ～。

百合にしても辰則にしても、田倉商店って加賀屋くらいの大店みたいな扱いしてるけど、どうも店の規模を見るとそれほどの店かぁ～？とつい思ってしまうので、そこまで卑下することないのに、と思ってしまう。辰則さんは禎にはもったいないほどの人なのになぁ。

今日はそれよりも初ちゃんのことです。田倉商店に来た仙造に、そろそろ道子を帰して欲しいと催促を忘れないおしん。道子母と道子は悪口三昧。おしんと道子母なら道子母の方に共感できるのにと思ってきたけど、今日で一変しました。

道子たちは、禎が従業員と結婚することにより小姑が増えたこと、お手伝いだと思っていた初子が娘同然でずっと家にいることを知り、初子のことをずっと家に居座るつもりだと口汚く罵っていました。

でも、いくらおしんが娘同然と思ってると言っても、周りから見たらお手伝いさんに見えるほど働いてるってことだもんねぇ～。本当の娘なら禎みたいに反抗だってするだろうしさ。

初ちゃんほどのいい子はいないのに～！！

初子は仁たちより年上で昭和31年で30過ぎくらい？　田中好子さんがきれいだから、今ドラマを見てる人にとっては、なんで周りの男たちは初子に手を出さないんだ？ってなるけど、当時は、おばちゃん扱いだったのかなぁ～？　禎は若くてピチピチなのかもしれないけど、好みの問題かもしれませんが、どう見たって初ちゃんの総合力が高すぎません？　それなのに年齢だけであんだけ言われちゃうのは理不尽だ。

仙造の一言で田倉商店に戻ってきた道子だったが、具合が悪いと引きこもり、初ちゃんは黙って店のことも奥のこともやっていた。それをおしんが叱れば、きっと心の中では初子がチクったんだとしか道子は思ってないんだろうなぁ。

いくらおしんが道子をきつく叱ったって、初子の立場がなくなるだけじゃないかと思うと悲しくなる。初子の立場を正しく理解してかばってくれる人がいないのが悲しい。

道子はまた実家に帰ったけど、それでいいよ。初ちゃんがかわいそうで泣いてしまった回でした。