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ドラマの感想など

【ネタバレ】日曜劇場#48 羽音(原作/三浦綾子・脚本/砂田量爾)

1969年12月14日 TBS

 

あらすじ

三浦綾子の小説「羽音」を元にドラマ化。妻子を残して東京から北海道に単身赴任してきた男が、ある日森の中を散策していると、風景画を描いている一人の女(大空真弓)と出会い親しくなるが…。

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冒頭のシーン、風に飛ばされた絵を拾う男とお礼を言う女…ずっと無音なので音量上げちゃった。

 

堀川は建設現場で働いていた。現場作業員じゃなく建設会社の社員。後輩から今夜飲みに行きましょうと誘われるが、女房が来てるからと断った。それでも一晩くらいいいでしょう、としつこく誘うが、もう一人の後輩がやめさせる。こっそり堀川の女房は重役の娘、と後輩同士でささやき合うが、そういう理由がなくても遠慮しろ!!

 

東京から来ていた妻は子供に入れたい学校があるので東京を離れたくなく、こっち(札幌)で家族3人で暮らそうという堀川の言うことは聞かない。札幌オリンピックのスタジアム建設に関わっていて、オリンピック開催までの3年を札幌で暮らすことになっている。

 

堀川は森で風景画を描いてる女性に話しかけた。冒頭のシーンがきっかけで日曜日毎に会ってる。一緒に絵を観に行ったり、喫茶店に入って、お互いの身の上話をする。堀川は妻子がいることも普通にしゃべってるし、変な下心はなさそう。

 

律子は父を幼い頃に亡くし、母親と二人暮らし。母のお弟子さん(お花かな?)から道庁の課長との縁談を勧められていた。相手は一昨年奥さんを亡くした41歳。子供2人。母親はこっちは28歳初婚なのに非常識だ、失礼だと怒っていた。

 

堀川は誰もいない家に帰ってきた。部屋は汚部屋になりかけ。妻から電話がかかってきたが、息子のフミオちゃんがバイオリンでうんと褒められたとか、じゅうたん買ったから送ると言われ、そんな贅沢しなくていいと返すが、私のお金で買ったのよと言われ、堀川はさっさと電話を切ってしまう。

 

また律子と会い、写真展に行った。妻には無理にこっちに来なくていい、だから今月は来ないよ…とやっぱり下心ありかぁ。律子の方も何か視線が熱い。奥さんの話はしないとついに抱き合う二人…げっ! 定番の「女房と別れるつもりだ」が出たー!

 

自分中心で幼い妻だから前々から別れることを考えていた。若かったから野心もあって、部長の娘で明るくてサッパリしたお嬢さんだと思って結婚した。よくもまあ妻の悪口を不倫相手に言えるもんだ!

 

律子は母から37、8の男と付き合ってる?とズバリ聞かれた。母のお弟子さんから画廊でよく見かけると言われたのだという。律子は突然父に会いたいと話す。幼い頃に亡くなっていたのではなく、不倫相手と今も一緒にいるらしい。母は、まさかその男には妻子がいるんじゃないでしょうねと気付かれてしまった。

 

律子は札幌にいる間だけでも付き合ってきっぱり別れようと思っていたが、両親のこともあり「妻と別れる」という言葉で別れを決心したのに、結局キスしてしまった。

 

母との話し合い。母の「立派な結婚」にがんじがらめにされていた。それはもうやめると出て行った。律子はいつもの森で待っていた。少し歩いていると堀川の社宅から妻子が出てくるのが見えた。一戸建てだったのか。室内の様子だけだとマンションだと思ってた。バス停で堀川の妻子と偶然しゃべり、妻子がタクシーで行ってしまうのを涙を流して見送った。

 

堀川に父のことを話し、今まで通り母と暮らすといい、ただ絵を描いてるよりずっとよかったと歩き出した律子だった。(終)

 

不倫の話だったのかぁ〜。別れた話だからいいけどよっ。堀川は妻に不満があるから、不倫だって構わないとグイグイくるタイプの女性ならまた同じことしそうだな。妻はお嬢様育ちで無邪気に男のプライドをへし折るタイプかもしれないけど、じゅうたんだって堀川のために買ってくれたり、月に一度の北海道は飛行機代がかかると言いながらも、息子を連れて来るんだから、悪妻と思えない。

 

大空眞弓さんが独身で母親と二人暮らしという設定だとこれもあった。何気に律子のその後みたいな話だな。

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