【ネタバレ】日曜劇場 #33 田園交響楽(脚本/倉本聰)

1972年10月29日 TBS

 

あらすじ

身寄りのない盲目の少女・桐子(仁科明子)は、牧師の木原(木村功)とその妻・律子(久我美子)に育てられ、汚れを知らずに成長した。彼女の想像する光の世界は、ただただ美しいものだった。目の手術を受けた桐子が開眼する日、木原は札幌の病院に出迎えに行った。だが、東京の大学に学ぶ息子の英介(山本亘)が一足早く桐子を迎えに来ていた。それは木原にとって気に入らないことだった。木原はいつの間にか、桐子を異性として愛するようになっていて…。

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ツイッターで写真付きでつぶやいてくれると、文字だけじゃなく作風が分かっていいなと思うんだけど、この日曜劇場は、つぶやいてくれる日とそうじゃない日があるのが不満。平等につぶやいてほしい。

 

そして倉本聰脚本の作品だけは字幕付きなのも不平等だな。昔のものほど聞き取りづらかったりするから全部字幕つけてよ(字幕命)。

 

桐子という盲目の少女と木原という”おじちゃま”と話をしている。手術して目が見えるようになるらしい。

 

ゲンさんという近所の男性?に駅に行く途中で捕まって長話になり、電車に遅れてしまった。病院へ向かうと手術は終わって、すでに退院したという。英介には知らせないくていいとか言ってたのに、その英介が迎えに来て連れて行ってしまったという。

 

医者には少し桐子のことを研究させてほしいと言われた。木原は有珠の森林研究所の山番の孫である桐子を7年育ててきた。最初に会ったときは言葉を知らなかったという。

 

教会で桐子はギターを弾き、英介が歌う。ギターがつっかえると英介がぴったり密着して教えていた。

 

若い二人がはしゃぐ姿をじっと見つめる木原。おじちゃまという響きと言いなんか気持ち悪い。

 

夕食のとき、桐子の顔をじっと見つめる木原の妻・律子。視線に気づいた桐子の口にはパンくずがついていて、木原が微笑みながら取ろうとする前に隣に座っていた英介がぬぐい取った。次に桐子がナイフを落とすと二人の男が一斉に立ち上がる。そりゃー、律子も面白くないって!

 

食後の紅茶も桐子には自分でいれてみなさいとティーポットを渡されるが、緊張してうまく注げなかった。木原はイライラしたように桐子に紅茶を注ぎ、みな無言のまま飲み始めた。

 

食卓の不穏な様子を英介に話す。英介は木原の息子。木原は無垢な娘に育てたから英介に余計な教育をされたくないという。

 

英介は父も自分と同じように桐子を愛してるんじゃないか?と問うた。手術にためらったのも、無垢なまま手元に置いておきたいという想いがあったからではないか? 英介は父に殴られたけど、さては図星だな?

 

律子は桐子に夕食時の態度を謝り、律子自身が若い頃描いた若い頃の”おじちゃま”の絵を見せた。二人にも若い頃があったのよだって。

 

木原と桐子は二人で桐子が生まれたというウラリトーという場所に行った。二人きりになったとき、ついに木原は桐子が好きだと告白する。きんもー!! 牧師である木原は妻に「桐子を救いたい」などともっともらしいことを言っていたとかうだうだうだ…桐子は耳をふさいだ。

 

そのことを喫茶店で英介に言うと「これからは自分で決めろ。人に気兼ねしないで自分の気持ちに従え」といい、店の公衆電話で律子に電話をし、これから東京へ帰る、正月も帰らないと言って店を出た。英介は気持ちが自分にないことを悟った? 涙目であとをついてくる桐子。英介は走り出し、桐子を巻いて駅へ向かった。

 

木原が桐子の手術をした病院で医師と話した後、律子から電話があり、桐子がウラリトーの沼で水死体で見つかったという連絡があった。目撃者はなく、花を取ろうとして目測を誤ったのでは?という見立て。

 

目を開けたままの桐子の遺体。木原は目を閉じさせた。森の中を歩いていると律子が来ていて、「そういうことってあるの。5年も10年も眠っていたのに気づかないで、ある日急に我に返るときがある」ってよく分かりません。

 

若い娘を好きになった、しかし妻とは別れたくないストーリーの結末は若い女を消すこと! 自分を”おじちゃま”と呼ばせることも嫌。おっさんドリームきんもー!!

 

美しい文学作品なのでしょうか? ホントこういう話嫌いだー。