╲本日より!/
— 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) April 5, 2020
◤懐かしの日曜劇場◢
◆4/6(月)~4/10(金)あさ9時放送
今週は#倉本聰 脚本名作ドラマ選をお送りします📖🪑
「ばんえい」
「りんりんと」
「幻の町」
「遠い絵本」(全2話)#八千草薫 #大竹しのぶ #桃井かおり さんたちの
可愛らしさにもご注目ください🌷https://t.co/lKNXsdI47U pic.twitter.com/lOyF18N7xQ
1979年8月19日 TBS
昨日の続きだけど、ドラマ内で1年以上経ってるみたい。サエ子は、団体旅行で26年ぶりで帰国していた。
小樽で旧友と会う。一人は佐々木すみ江さんだった。若い。
本筋には関係ないけど小樽運河を守る会で、講師が石川啄木が小樽をディスった歌を作っていたという話をしてたけど、確か啄木は盛岡の人で内陸の人間だから港町の賑やかさが合わなかったのかな、と同じく内陸の人間は思う。
サエ子は独身の女友達に老後は一緒に暮らそうよと誘われるが、アメリカの友人や亡くなった夫の先妻の子のことを考えていた。
「おしん」の初ちゃん世代で結婚する同世代の男性が少ない世代かな。
うーん、親の昔の恋人とか会いたくないし、話も聞きたくないなぁ。明日香はサエ子の存在を知っていた。
サエ子と坊城は地元の幼なじみで、サエ子は兄に会い、坊城に会っているか?と尋ねるが、坊城さんは勝者で、敗者の自分とは住む世界が違うと言っていた。坊城は帝国商事で働いていて、今はカイロに赴任中。窓際族になったんでは?
明日香の恋人もまたエリートサラリーマンぽい感じ。これが若き三田村邦彦さん。
うーん、光夫が怒るのは無理ないかな。光夫は上司に気に入られようと軍歌集1冊覚えたり(時代だね)、いろいろ努力してんのにね。
坊城が描いていた童話ノートを明日香はサエ子に渡した。戦時中の坊城とサエ子をシカになぞらえて描いていた。
戦争を肯定し、戦争になんの迷いもなく送り出したサチコと、戦争で過酷な体験をしたゴロ。サチコに軽蔑されたくなくて戦地に赴いたもののボロボロになって帰ってきたゴロ。
サエ子は坊城が浮気して別れたものの良い思い出として残っていたのに、坊城にしてみたらサエ子のことはどうでもよくなったというのが童話として書かれていた。
アメリカに帰っていくサエ子、で終わり。
うーん、やっぱり倉本聰さんの描く女性はなんだかなぁー!!
若い無神経なおなごが全てをぶち壊すような話ばっかり。「幻の町」もそうだった。
大体浮気現場を目撃して別れた坊城にまた会いたいとか思うかっての。
作中に出てきた「小樽運河を守る会」は1973年に設立され、10年以上議論され今の形になった。これは1979年なので、まだ議論の途中だったんですね。
来週からの日曜劇場は別の脚本家なので、気楽に楽しもうと思います。