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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】はね駒(95)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

りん(斉藤由貴)との結婚を、両親に猛反対された小野寺源造(渡辺謙)。しかし、親に許されなくとも自分はりんと結婚すると、橘家と小野寺家一同の前で言い切る。それを聞き激怒した源造の母・いち(山田昌)は、興奮のあまり卒倒してしまう。弘次郎(小林稔侍)は、必死で医者を探しに走り、りんは先頭に立って、いちの手当てをする。やえ(樹木希林)と一緒に懸命に、名古屋の人の口に合う味の雑炊を作ってみるのだが…。

 

いちが倒れると、りんが脈を取って貧血と判断し、布団に運ばせたり、弘次郎が医者を呼びに走ったり、橘家総出で看病を始める。りんがテキパキ行動できたのは、女学校時代ミス・ブレイクが貧血で倒れていたから。何もかも経験が役に立つ。

 

りんとやえで名古屋の人の口に合うように薄味の雑炊を作る。

 

名古屋=薄味については、先日の小豆雑煮といい、当の名古屋の人からすればツッコミどころ満載らしいけど、どうせなら名古屋じゃなく関西の人設定にすればよかったのにね? 何となく私は関西の人が薄味のイメージがあります。

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しかし、こういうの見ても各家によって違うものだなと。小豆雑煮だって名古屋の、というか小野寺家の味みたいだし。私はここに載ってる”岩手風雑煮”は見たことがありません。イクラが乗ってるなんて沿岸だけじゃないのかな。

 

でもまぁ味の濃さの種類が違うのかなと思います。私も東北人ですが、しょうゆドバドバの塩分濃いめの味の濃さというか。あ、でも茶碗蒸しは甘い。

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この方は北海道ですが、実家も栗の甘露煮が入った甘い茶碗蒸しを食べ、納豆にもトマトにもグレープフルーツにも砂糖をかけてました。やっぱりそういうのも濃い味ってことかな。 今は全然やらないけど。

 

気付け薬として葡萄酒をすみからいちに飲ませ、雑炊もすみから食べさせ、温めた石もすみから渡してもらい徹底的に陰に回って看病するりん。その働きに流石にいちも気付いて、翌朝、やえと話をする。

 

それぞれの子供の話をし、やえがいつまでも弘次郎を心配することの口調を真似て「弘次郎、はばかりへ行ったら手を洗わねっか罰が当たんの当たらねえの」って言ってたところが面白かった。

 

いちは用事が済んだと言い、二人の結婚を許し、すみを連れて名古屋に帰って行った。すみちゃんにとっては大人に振り回されて気の毒だったけど、いちがまた新しい人を探してくれるんではないかと思ってます。すみちゃんだって別に源造さんじゃなくちゃダメってことでもなかったんだろうし(と思わないと、すみちゃんがちょっとかわいそうかも)。

 

あらためて弘次郎に結婚の許しを得てもらうため頭を下がる源造。弘次郎は源造から預かった仏像を差し出し、結婚を許すのだった。めでたしめでたし。

 

「おめでとう。よかったね、おりんちゃん!」ナレーションの細川俊之さんが”おめでとう”という度に「ラヂオの時間」のドナルド・マクドナルドを思い出す病にかかっております。

竜三の他に源造も出てたね(今更)。