徒然好きなもの

ドラマの感想など

【連続テレビ小説】はね駒(55)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

明治28年(1895)、りん(斉藤由貴)は19歳。女学校本科卒業を目前に控え、教会の日曜学校で子どもたちを教えていた。日曜学校後の教会に、小料理屋のおかみ・きわ(永島暎子)が訪ねてくる。臨時の軍属として日清戦争の戦地で働くりんの叔父・彌七の無事を祈るためだった。きわの彌七への一途な思いに、心打たれるりん。その後きわは、彌七の留守中、いきいきと働く小野寺源造(渡辺謙)と言い争いになってしまい…。

 

 

りんといいきわさんといいちょっと極端な性格付けだなと思った今日。

 

年が明け、りんは日曜学校で子どもたちに教えていた。馬や犬の絵を描いてそれぞれ英語で教えていて、3番目の猫のタッチが全く違ったのであれは斉藤さんの自筆だったりするのかな。猫には見えない、キャーッネズミだ、ネズミじゃなくて猫、なんてコントシーンがありまして、子供たちを送り出した後、一緒に教えていた節子が許婚の篠原を想い祈る。

 

りんもまた彌七が無事に帰ってくるよう祈るが、節子は軍人の妻として「軍人として存分なお働きができますように」と祈っていたと話していた時、教会にきわが入ってきた。きわは朝から観音様、お薬師様、八幡様、明神様、瑞鳳寺とはしごしてヤソの神様にも祈りに来た。おさい銭箱といわれ、節子は寄付金を入れる小さな箱を持って来た。柏手で祈るきわだった。

 

きわはりんを連れ、彌七の店に行く。源造は熱心に働いていた…が、どうしても今の感覚で見ると源造って熱心だけど部下に対してパワハラ気味に見えてしまう…(^-^;

 

源造がお茶をいれようとすると、よそよそしいとか言ってりんにいれさせてたけど、お茶くらいその家の者がいれりゃいいじゃんねーとまず思い(男女が逆ならそんな話にならない)、源造が商売の話をし始めたら、彌七さんのことが心配じゃないの的なことで急にきわが怒り出し、源造と喧嘩になる。んん? そこまで怒るようなことかな? 怒って帰ると言ったきわをりんがなだめ、その場は収まった。落ち着いてお茶を飲んだきわは、お茶断ちしていたことを思い出し、誰にも言ってなかったのに無駄にりんに罪悪感を抱かせる。

 

りんは、人を愛することってそういうことなんだと感じ入った。イヤイヤ、ちょっときわさん極端じゃない?

 

寄宿舎に帰ったりんは、部屋で篠原の写真を胸に「無事で帰って来てください」と祈る節子を目にし、二人きりにしてあげようと、余所行きの着物から着替えることもなくイネさんのお手伝いをした。

 

女学校の卒業間近、りんは多分学生時代は節子と行動を共にすることが多かっただろうに、以前のナレーションによれば終生の友は、しづさんたちと東京の女学校に編入した浜田くに。その謎は明かされるでしょうか。