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ドラマの感想など

【ネタバレ】日曜劇場 #9 おかしな夫婦(脚本/中島丈博)

1978年6月25日 TBS

 

あらすじ

子供に恵まれない灯台守夫婦の愛を笑いとペーソスで描く赤ちゃん騒動記。赤ちゃんを心待ちにしていた夫婦にようやく朗報が。しかし、どんどん大きくなるお腹とは対照的に、なぜか妻の顔は日に日に暗くなっていくのだった…。

www.nihon-eiga.com倍賞千恵子さんと上條恒彦さんが子供のいない夫婦役。

 

昔の方が直接的に言うよね〜。夫・ミネオは職場でどっちがダメなんですか?と聞かれたり、これで種無しぶどうと言われずにすむとか。

 

主題歌も上條恒彦さん。いい声〜。

 

主題歌が終わったら、妻・タミコのお腹が大きくなってた!

 

夫婦の出会いは、タミコが崖から飛び降りようとしたのを助けたのがきっかけだった。

 

姑は、子供ができたんじゃ別れられないわねぇとチクリ。結婚して8年経ってようやくできた子供だが、自殺しようとした女性なのが気に入らない。

 

しかし、新しい浴衣をおろしておしめを作ってくれている。

 

タミコは四国出身で両親もいないのに里帰り出産すると言っているが、タミコの表情は浮かない。タミコはミネオの幼なじみ・ミドリに妊娠は嘘だったと泣きながら告白する。

 

ミネオは自然豊かなところで暮らしたいと利尻島に転勤願いを出すなど、タミコの嘘には気づいていない。

茶トラ猫を飼ってるのに、赤ちゃんによくないからどっかにやっちまおうなんて姑が言ってるのが時代だね。ミネオは友人に頼み込んで引き取ってもらった。

 

里帰りと称してミドリとタミコは産婦人科で赤ん坊を見て物色!

 

しかし、姑がちょうど現れて、病院に問い合わせてタミコが想像妊娠で病院に行ったとき不妊症で治療できないと言われていたことを知る。すぐにミネオに知らせた。

 

ミネオの友人は猫を柱につないでいたが、暴れて逃したとミドリの店で話している。ミドリは猫なんてどうってことないよ、みたいな会話が昭和だ〜(涙)。

 

ミネオもミドリの店にやって来て、タミコから子供は男の子で死産だったと電話が来たと告げた。

 

真実を知りながら、ミドリにはタミコの相談に乗ってくれと頼んだ。

 

その後、帰ってきたタミコは土下座して泣きながら謝る。ミネオは帰ってきた猫を差し出した。

 

THE昭和の価値観の物語でした。

 

でもここ数日見てきた話の中で1時間ドラマとしてはよくまとまってたと思うし、ミネオさんは旦那さんとしては優しい人だな。