徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】歩いても歩いても

 

2008年 日本

 

あらすじ

夏の終わりのある日、横山良多は、再婚した妻のゆかりと、彼女の連れ子を伴って、久々に実家を訪問する。この日は、良多の亡き兄の15周忌だった。開業医だった父・恭平は、跡継ぎにと期待を寄せていた兄を不慮の事故で失ったショックから今なお立ち直れずにいて、目下失業中の良多との対話は、何かと衝突してぎくしゃくしがち。一方、やはり自分の家族を連れて帰省した姉のちなみは、努めて明るく振る舞うのだが…。

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2013年12月17日にBSプレミアムで録画した映画を見ました。海外映画もたくさん録画してあるのですが、字幕を追って画面にくぎ付けにならなくてすむ日本映画から消化していこうと思います。

 

是枝監督で、阿部寛さんの役名が”良多”で阿部さんのお姉さんがyouさん。これで思い出したのが、2012年フジテレビで連ドラとして放送された「ゴーイングマイホーム」。

「歩いても歩いても」は主に夏のある1日を描いた日常話ですが、「ゴーイングマイホーム」も同じような日常話だっけなぁ?と思ったら、こちらは、良多の父親が伝説の小さな生き物”クーナ”を探していて、それをきっかけに地元の人と触れ合うという話だったんですねー、ってもう全く忘れてて、宮﨑あおいさんが出ていたな、とかキアロスタミ監督の「ライク・サムワン・イン・ラブ」の奥野さんが一瞬出ていたな、とかストーリーよりキャストに対する断片的な記憶しかないです。

 

↑この映画は、高梨臨さんが出てるので見ました。この映画に出てた奥野さんも加瀬亮さんもドラマには出てたんですね。

 

ドラマと映画では両親や配偶者が違ってて、映画版の樹木希林さんが演じたお母さんがとっても自然でよかったです。良多の妻は、夏川結衣さんというのも、「結婚できない男」を好きで見ていたものとしては嬉しかったです。

 

樹木希林さん演じる母とyouさん演じる娘が母が料理する傍ら、娘が手伝いながらとりとめのない話をするさまがとても自然でした。私はとても料理が苦手なので、ああやって話をしながら作業してどんどん料理ができていってというのを自然に見せてるけど、それは本当にすごいことだと思います。毎日毎日あんなに手間かけて料理してるのに、結局はお母さんは外で働いたことないからみたいなこと言われちゃうんだな、と。

 

この映画は樹木希林さんがとにかく強く印象に残りました。