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【ネタバレ】ちょっといい姉妹 #13

TBS 1982年2月4日

 

あらすじ

京都から新幹線に乗った三子(京塚昌子)は、エプロン店の有紀の父・勇治(桜井センリ)と偶然一緒になった。勇治に勧められるままに、三子は勇治の家にお邪魔した。 一方、京(かなどめ)歯科では三子が家を出てから今日で3日目。主のいない三子の診療台は、ぽっかり空白を見せて、大層さびしい。桃(倉田まり子)たちは困惑しきりだし、華子(山岡久乃)とて落ち着かない気持ちで診察していた。

悠子(大空眞弓)はもう仕事が手に付かないほどで、皆見(倉石功)が神戸の父に会ってほしい、結婚したいと話しても、今は自分のことを考える余裕がなくて、と泣き出す始末。 その夜、有紀(東てる美)と修三(小倉一郎)はわが家に三子がいると知ってびっくり。三子はこの一家の温かさに触れて、つい感傷的にわが身を語り始めた。修三は、とめどもなく語る三子の心境を隠しマイクでテープに収めた。

修三と有紀のいたずらは高じ、京家のダイヤルを回してテープを再生した。電話から流れる三子の声は、華子と悠子には別れの言葉と受け取れるのだ。涙に暮れる姉妹。 翌朝、三子が帰ってきた。嵐が過ぎて、京家にもにぎやかな節分の豆まきの声が聞かれた…。

ちょっといいもの

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2024.5.23 BS11録画。

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作・田井洋子

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京(かなどめ)三子:京塚昌子…京家の三女。歯科医。45歳。

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京華子:山岡久乃…京家の二女。歯科医。47歳。

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京悠子:大空眞弓…京家の四女。離婚してパリから帰国。33歳。

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津村順司:川崎麻世…津村孝司の息子。20歳。

細川桃:倉田まり子…技工士学校に通う受付。19歳。

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清田好子:丘祐子…歯科衛生士。22歳。

舟山一正:松田洋治…悠子の息子。小学6年生。

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川北修三:小倉一郎…「ふれあい」店長。

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川北有紀:東てる美…修三の妻。

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川北勇治:桜井センリ…有紀の父。

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村瀬雅夫高岡健二…非常勤の歯科医。27歳。

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皆見武光:倉石功…悠子の知り合い。

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患者:須永慶

   木村翠

   芦沢孝子

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川北信代:菅井きん…有紀の母。

鈴木しづ:大鹿次代…津村家の家政婦。

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津村孝司:山村聰…京家の長女(故人)の夫。53歳。

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プロデューサー:石井ふく子

 

おっ! いきなり菅井きんさん! 有紀の実家である川北商会に勇治が三子を連れてやって来た。有紀の母・信代は関西弁。三子は京都のクラス会に出て2日間しゃべりっぱなしで関西に仕入れに行った勇治と一緒に帰ってきたってことかな?

 

華子は一人で治療にあたる。患者から三子先生は?と聞かれて、うまく答えられない。

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患者としてクレジットされている木村翠さんは3話にも登場。

 

楽楽(ささ)には久しぶりに皆見が訪れていた。父と妹のいる神戸に帰っていた皆見は、悠子に妹が嫁にいったら神戸に帰らないといけないかもしれないと話していた。

 

有紀が店に来て、コーヒーを作ってほしいと頼んで自分の店に戻った。修三はコーヒー嫌いなので1人前。みつ豆などを食べて太りたいと話しているというけど、「太陽の涙」でも角砂糖いっぱい入れてたもんね。それでもあんなにやせてる。

 

三子のことで頭がいっぱいの悠子は皆見の求婚にも上の空。皆見はパリにいるときから好意を持っていたが、人妻だと知っていたので思いとどまっていたなどと話していたが、悠子は三子のことで落ち着かない。

 

有紀がコーヒーが出来たかと店に戻ってきたが、悠子も皆見も何も話さない。

 

「心」のときの桜井センリさんは妻が岩本多代さんで、今回は菅井きんさん。なんだか面白いなあ。三子にお寿司やうなぎを勧めるお敏さん…ではなく信代。マッサージも呼ぶという。

 

川北夫婦が様子を見に来た。おっ、菅井きんさんと小倉一郎さんが揃った!

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こないだまで「太陽の涙」を見てたから共演が見られてうれしい。今回は義母と婿の役だね。菅井きんさんが石井ふく子プロデュースドラマに出てるの珍しくない!? 前々から思ってたけど、東てる美さんの役が沢田雅美さんだったらもっと良かったなー!

 

津村家に相談に来た華子と悠子。孝司と順司にも三子の話をする。華子は三子の捜索願を出してほしいと言う。どうしてここまでこじれる!? 孝司は今晩一晩だけ待ってみようとなだめる。

 

しづは占い師のもとへ行っていた。三子のことは命にかかわることはない、ぐっすり寝ているという結果。方角は西で2時間ほどの距離。

 

三子は川北夫婦のことを羨ましがる。ん? 有紀の実家は新幹線で2時間の距離にあるの?? 簡単に移動してきたように思ったけど。

 

修三は信代が炒っていた豆を持ってきた。明日が節分なのに今日食べたら鬼に怒られるという有紀だが、かまわず食べ始める修三。三子は親もなし、子もなし、私がいなくなっても困る者はないとため息をつく。

 

華子は帰ってきて、三子の置き手紙を読み返す。華子は47歳という設定のはずだけど、ファッションがおばあちゃんすぎない!? 今、おばあちゃんの人が40代くらいのファッションをそのまま続けているだけかな。

 

京家に電話がかかってきた。華子が出ると、三子の声が流れる。華子がしゃべっても、三子が一方的に話すだけ。華子は泣きながら悠子が呼ぶ。

 

三子の声は川北夫婦がカセットレコーダーで録音したものでそれを受話器越しに再生しただけ。なんだそりゃ。有紀は三子の声のあとに三子先生はあした帰ると話したものの、悠子は気が動転して電話を切っていて有紀の声を聞いていなかった。

 

順司は新幹線で名古屋に行っていた。三子の別れた夫が名古屋にいることを友達から聞いて知っていたためだった。W不倫のうえに別れた三子の夫・金森だったが、不倫相手は元の家庭に戻り、名古屋で画廊をやっている。順司は金森に会って話もした。あれから一度も東京には戻っていない。

 

京歯科医院

患者が来ていたが、村瀬しかおらず、三子先生がいないというと帰っていった。次の男性患者も華子先生がいないと言って帰ってしまい、残りの患者も帰ってしまった。

 

京家

華子と悠子も仏壇に手を合わせる。三子が帰ってきて、二人の後ろで手を合わせていて、華子と悠子は驚く。

 

有紀の実家はやっぱり都内だよね!?

 

華子と悠子は一睡もしておらず、三子は親もなく子もなく、私なんかいてもいなくてもいいような人間というが、悠子は皆見に求婚されたことをおねえまに相談したいという。

 

仕事に戻った華子。村瀬は午前中で帰ってしまった。

 

孝司は三子を周りの人に心配をかけて子供みたいだと叱る。どう責任を取るのかと問われ、悠子の相談相手になると言う。孝司は笑顔で三子を許した。

 

華子と悠子は節分であることを忘れていたため、豆を買い忘れていた。

 

三子は信代から豆をもらってきて、一正に節分の由来を語る。家じゅうで豆まきをする京家の面々。(つづく)

 

このドラマ、七草粥だの節分だの季節の行事をきっちりやるね。

 

今回の脚本は鼓の回の田井洋子さんか。一正の出番が少なくていい。松田洋治さんがどうこうじゃなく、前回みたいな一正の母親に上から目線のいい息子風がすんごい苦手で。子供、若者の出番が少なくて見やすかった。