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【ネタバレ】赤い疑惑▼第6回『夫の衝撃的告白』

TBS 1975年11月7日 

 

あらすじ

幸子(山口百恵)と光夫(三浦友和)の仲が深まることを恐れた茂(宇津井健)は、敏江(八千草薫)に二人が相良(長門裕之)を父とする異母兄妹であることを告白した。

ありがとう あなた

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2024.5.15 BS-TBS録画。

peachredrum.hateblo.jp

作:安本莞二

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大島茂:宇津井健

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大島幸子:山口百恵

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相良光夫:三浦友和

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杉岡太一郎:松村達雄

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相良多加子:原知佐子

ナレーター:内藤武敏

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森川助教授:福田豊

岡崎教授:中条静夫

大山のぶ代

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川口厚

岡崎ユカリ:小川美希

林ゆたか

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千波恵美子

清水理恵

前沢迪雄

桐原史雄

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相良英治:長門裕之

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大島敏江:八千草薫

 

衣装デザイン:ピエール・カルダンか。初めて知った。

 

日曜日、光夫からドライブに誘われた幸子は敏江に応援を頼んだ。またしても反対する茂は、ついに敏江に光夫と幸子は兄妹だと話した。父親が同じだと言ってるのに、お父さんは死んだんじゃないの? お父さん誰なの?って敏江さん…。

 

英治が父親で光夫とは兄妹と知り、かわいそうな幸子…と涙を流す敏江。茂は幸子を学校へやろうと提案。

 

翌朝、茂は幸子に首からさげるカードを渡した。

 

NAME 大島幸子

東京都世田谷区尾山台1-9

血液型 RHマイナスAB

TEL

自宅 702 1029

病院 700 9234

血液センター 473 4989

学校 413 2956

 

幸子に注意事項を話し、茂は学校へ送り出した。

 

家に戻ると、森川から「電話では話せないよ」という電話が来た。お、何気に森川は太一郎のおかげで首がつながったのね。前回も手分けして電話するときにいたけど、白衣着てなかったし、最後の仕事的なものかと思っていた。

 

大学へ行った茂は森川から幸子が急性リンパ球白血病であることを告げられた。短くて来年の春、もって1年。

 

家に帰った茂は敏江と家に来ていた太一郎に幸子が白血病であること、来年の春までの命であることを告げた。産婦人科医である太一郎の老後の夢は幸子の子供を取り上げること。こんなことになるのなら生まれてこないほうがよかったと言う。えー、そこまで言う!?

 

茂は徹底的に白血病と闘うと言う。

 

帰ってきた幸子。太一郎は茂と敏江のケンカの仲裁に来たと話したため、2階にいた敏江に幸子は「ケンカしたんでしょ」と話しかけ、敏江は話を合わせる。敏江に頭を下げる茂。

 

久しぶりに学校へ行ったのに劇の主役に選ばれた幸子。人間の男に恋をした森の精の話。

 

小料理屋

茂と森川が飲んでいる。おお、このよくしゃべる女将が大山のぶ代さんだよね。森川に幸子の血液型が茂や敏江の血液型とは合わないことを指摘され、父の名は明かさずに妹・理恵の子だと答えた。

 

大学で光夫に会った茂は大島家に招待する。戸惑う光夫。

 

居酒屋

ユカリから家に招待された光夫は先約があると断った。

22才の別れ

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  • J-Pop
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店で流れたこの曲は知ってる。

 

大島家

光夫はなぜ急に交際を許したのか茂に聞いた。茂は父親というのは臆病でやきもち焼きだと答え、節度のある交際をするよう釘を刺した。

 

太一郎も駆け付け、来年の夏に着られるような夏の服を買ってきた。そして、ヨットを買うので、ヨットの名前を考えるように言う。ヨットは光夫さんもちょっとやってるって。セレブな集まり。

 

幸子の部屋

幸子と光夫のデュエット。友和さんも素敵な歌声。声も合ってる。

これ、ライブバージョンでドラマで流れたのとちょっと感じが違うんだよな。

思い出のグリーン・グラス

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  • 森山良子
  • 謡曲
  • ¥255
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森山良子さんのとは訳詞が違うらしい。

 

大人たちはこのまま交際を許してもいいものか話し合う。太一郎は万が一のことがあったらと気にするが、2人に限ってそんなことはないと茂は否定し、敏江は幸子には時間がないのだから幸せに過ごさせてあげたいと言う。

 

相良家に岡崎親子が来ていた。多加子は部屋にいた光夫にユカリをオススメ。多加子は幸子は光夫の血が欲しいんでしょと言ったため、あんたはあさましいと光夫は言い捨て、ボストンバッグに荷物を詰めて出て行った。

 

大島家

幸子は創立記念祭の時に着るピンクのドレスを着て、敏江に見せた。

 

大島家に多加子が訪れ、光夫が家出したと大騒ぎした。茂は光夫の友達のアパートを捜して、あっさり光夫を見つけた。茂は母親を心配させるなと光夫を諭すと光夫は素直に家に帰った。

 

「ランヴェルの鐘の音」という劇を演じる幸子。敏江にセリフ合わせを頼むが棒読みで幸子が吹き出し、帰ってきた茂に代わる。しかし、幸子が突然倒れた。

 

タクシーで駆け付けた森川たち。

 

幸子は倒れながらも、劇のセリフを言っていた。愛するということは生きるということ。

 

血液センターに連絡していた茂のもとを光夫が訪ねてきて、輸血をさせて欲しいと頼んだ。あんなに大量の血を毎回採って大丈夫!?

 

目覚めた幸子に光夫が輸血してくれたことを伝えた茂。また多加子が怒り狂うだろうな。

 

ヨットの名前を考える幸子と光夫。希望のフランス語である“エスポワール”とした。90年代あたりでもネーミングの際は何かっつうと、〇〇の××語みたいなのあったよね。

 

3日後の創立記念祭で堂々主役を演じた幸子。光夫、茂、敏江が並んで鑑賞。

 

時よ止まれ、と茂は思った。と最後の最後にナレーション。(つづく)

 

交際を許す方向に出たのに驚き。多加子が頼んだテイタンもそこまで探れないなんて大したことないな〜。