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【ネタバレ】赤い疑惑▼第5回『父親はだれ?』

TBS 1975年10月31日 

 

あらすじ

幸子(山口百恵)は少しでも傷ついたら、血が止まらなくなる状態だとわかった。そんな幸子と光夫(三浦友和)は急速に親しくなるが、大島、相良両家の関係は険悪に。

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2024.5.14 BS-TBS録画。

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作:安本莞二

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大島茂:宇津井健

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大島幸子:山口百恵

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相良光夫:三浦友和

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杉岡太一郎:松村達雄

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相良多加子:原知佐子

ナレーター:内藤武敏

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土屋:岸ユキ

林ゆたか

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岡崎教授:中条静夫

森川助教授:福田豊

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岡崎ユカリ:小川美希

西城教授:松下達夫

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相良英治:長門裕之

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大島敏江:八千草薫

 

冒頭は前回までのあらすじナレーション。毎回一人で苦しむ茂。

 

大島家

朝からレバーを炒める敏江。幸子だけ別メニューなのは嫌がられると茂にも大量のレバー炒めを作っている。

 

庭で放し飼いのヴァンにホースの水をかける幸子。10月末、まあまあ寒いと思う。ヴァンが幸子の足元に近付いたので、敏江は慌てて引き離して投げた! 犬に咬まれて出血して止まらなくなったらと危惧したせいだけど、は〜、ヴァンちゃんかわいそう。庭で放し飼いはやめなさい、鎖で繋ぎなさいと厳しく言う。

 

まだ学校に行けない幸子はヴァンを連れて、敏江と一緒に茂を送った。幸子がヴァンと歩いて行ったとき、敏江は幸子の望み通りパリに行かせたらどうかと言うが、茂は幸子が死ぬ前提での思い出づくりのようで負け犬根性だと反対した。

 

幸子は敏江に光夫との交際について聞くが、敏江は賛成した。

 

多加子は光夫に幸子の交際についてとがめるが、英治は賛成。茂しか知らないってホントにそうなんだ…。夫婦がいがみ合っているくらいなら好きな女性と一緒になるべきと英治は光夫に言う。

 

茂は森川助教授から幸子の病状が思わしくないと聞かされた。

 

幸子はヴァンを連れて散歩。口輪されてる。光夫と合流して歩いていると、大学のクラブの仲間だという女性と話し、テニスをし始めた。

 

いたたまれなくなった幸子はヴァンと散歩を再開。追いかけてきた光夫を避けるように走ったが、つまずいて転んでしまい、これくらいの病気で弱音を吐くなと光夫に逆ギレされた。なーんで幸子が謝ることになるのさ。転んだ幸子にヴァンが嬉しそうに飛びついて、懐いてたんだな〜と思った。

 

テイタン

帝国秘密探偵社

探偵に幸子の素行調査を依頼した多加子。婚約者でもない高校生の女の子ということで探偵は、あまり乗り気ではないが、多加子が帰ると言い出したので依頼を受けることにした。

 

ニューオータニ

東都大学医学部

太一郎や茂たちが集まる。太一郎と西城教授ってさ、名前も顔もちょっと似てない? 松村達雄さん、松下達夫さん。

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松下達夫さんは「道」の大坊の父。

 

英治は光夫と幸子の交際に賛成だと茂に伝えた。そして、理恵と17年ぶりに再会して想いを新たにしたと語る。はあ〜!? 恥を知ってもらいたいと告げる茂。そりゃそう!

 

17年前、理恵は妊娠していたはずだが?と聞いた英治に茂は未婚の母にさせたくなくて堕させたと話した。ますます血液学科に入り浸る茂にまた嫌みを言う英治。森川助教授が話に加わり、放射線科は助教授のほうだ優秀という噂があると英治を煽る。

 

英治はすぐに岡崎教授にチクる。テニスコートにいた女性が岡崎の娘で光夫を気に入っているらしい。

 

森川助教授は山形の大学の付属病院の内科医に配属されることになった。太一郎は東都大学のボスで太一郎の同期でもある西城に頼んでやると茂に言った。

 

大島家に光夫が来て、幸子のためにフランス語の教材を持ってきた。帰ってきた茂は訳も言わずに高圧的に光夫を追い返した。部屋に戻っているはずの幸子がいなくなっており、茂と敏江が捜しに出た。

 

歩いている最中に有刺鉄線に引っかかり脚から出血してしまった幸子。

 

幸子は「血が止まらないのよー!」と心の中で叫びながら、なんとか太一郎の病院にたどり着いた。輸血の必要があり、手帳片手に電話をかけまくる茂。

 

敏江を太一郎の病院へ行かせ、茂は東都大学に行くと、森川や土屋も手分けして電話をかけていた。幸子は希少なRh-AB型でようやく福岡から空輸してもらえることになった。「少女に何が起ったか」もこの血液型が出てきてたね〜。私は「少女に~」のほうでRh-AB型が希少であることを知ったと思う。たまたま大学にいた英治に「確か教授もAB型でしたよね?」と聞いた森川だが、茂が止めた。

 

光夫もRh-AB型であることが判明し、茂はよい顔をしなかったものの太一郎は輸血させた。でもまあ兄妹2人ともRh-AB型は珍しいな。

 

フラフラで帰ってきた光夫はなぜ血液型が合ったのか疑問に思う。

 

幸子は光夫の血液が自身の体に入ったことで茂が交際に反対しなくなるのではと希望を持つ。

 

多加子は敏江に文句を言いにきた。テイタン調べで大島夫婦が結婚して6か月で幸子が産まれるなんてふしだらだと嫌味を言う。「あらあらバレちゃいましたか」と全く堪えてない敏江。いやあ、多加子ほどの女ならとっくにバレてると思ってたよ。

 

太一郎と茂がいる場で光夫との交際を許して欲しいとお願いする敏江。渋い表情の茂。(つづく)

 

理恵の父を茂と太一郎しか知らないって、そんなことあるんだろうか?