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【ネタバレ】赤い運命▼第27回『愛するがゆえのわかれ』

TBS 1976年10月22日 

 

あらすじ

信人(宇津井健)は大竹建設が倒産寸前と知り、家を売って救った。一方、直子(山口百恵)は捕われた島崎(三國連太郎)を待ちつつ、俊介(南條豊)を諦める決心をする。

赤い運命

赤い運命

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2024.7.24 BS-TBS録画。

peachredrum.hateblo.jp

脚本:佐々木守

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吉野信人:宇津井健

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吉野いづみ(島崎直子/青山圭子):秋野暢子

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吉野俊介:南條豊

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クニ:星美智子

吉本加代:青木和子

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河野総一郎:佐々木孝丸

井上博一

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大竹カツミ:真夏竜

ジュン:伊藤透

ススム:山本伸

小沢忠臣

鳥井忍

小沢雅裕

中立奈美

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島崎直子(吉野いづみ/若杉京子):山口百恵

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ナレーター:若山弦蔵

 

おお! 山口百恵さんがトメ! 当然、短縮バージョン。

 

島崎に2人の娘を託された信人は河野に会いに行った。河野は島崎に酷い目に遭わされただろうと信人に同情するが、信人の判断がいろいろ間違ってただけだから。島崎も巻き込まれたようなものだし。

 

フルーツパーラー

直子が新学期が始まって1ヶ月も学校に来ないことを心配して顔を見せたジュン。直子にジュンかススムのどちらか選ぶように言う。どちらでもないだろ!? 全然、定時制高校のことは出てなかったから辞めたものかと思ってたけど、時期的には14話~19話くらいは夏休みなのね。ジュンやススムが出てきたのは12話以来。

 

吉野家

俊介に会いに行った直子だが、献身的に俊介の世話を焼くいづみを目撃した。信人は、俊介の世話を焼くことがいづみの生き甲斐になっているとフォローした。直子は今も島崎のアパートで一人で待っている。

 

信人に大竹カツミから電話があった。

 

茶店

カツミの話によると、大竹が事業に手を広げすぎたため、大竹建設は倒産寸前。2、3日のうちに5000万を用意しなければならない。名古屋の実家、東京のアパート、家を全て売ったがそれでも足りない。由美子も金策に走っている。そこまでするなら倒産させてしまったほうがいいのではと思ってしまった。

 

表札が外された大竹家を見ながら、銀行回りをする信人。家を担保にしても2000万くらいと言われる。

 

吉野家

俊介の脚が完治に向かい、いづみも家を出る日が近いことを悟る。信人はいつまでもこの家にいてほしいと言い、俊介もこれからも「兄さんと呼んでくれていい」と優しい言葉をかけた。いづみはお母さんと暮らすのがいいと思うんだけどなあ。

 

アパート

直子が一人でいるところにいづみが来た。いづみは今すぐ吉野の家に行ってほしい、島崎を待つのは実の娘である私がすると言う。いづみは俊介が本当に愛しているのは直子だと話していると、信人が来て、いづみを連れ戻しに来た。なんだそりゃ! さっさと元の家族に戻れ!

 

吉野家

信人が帰ると、クニが由美子から伝言があったと言う。「カツミさんの言ったことは気にしないでください。私のことは忘れてください」

 

不動産屋

今日中に5000万が欲しいと言う信人。

 

茶店

カツミに小切手を渡し、由美子には言わないように言う。娘を産んでくれたことへの感謝の気持ちだとカツミには伝えた。

 

吉野家

いづみは加代のところへ行き、直子を連れ戻して、俊介と一緒にしてあげて欲しいという手紙を残していなくなっていた。俊介はいづみを連れ戻して自分が家を出ると言うが、ここで信人が家を売ったという話をした。

 

加代の店に行ったいづみ。初めてお母さんと呼んだ。

 

フルーツパーラー

直子に会い、僕はどうしたらいいのか分からないと混乱している俊介。

 

吉野家

クニは田舎の兄から帰ってくるように言われていたが、直子お嬢様をどうするのか聞くまでは帰れないと信人に言う。

 

いづみは加代の店を手伝い始めていた。

 

吉野家を見学する家族も現れ、俊介もアパートを決めた。この子供たちはキャストクレジットを見ると由美子の子供たちじゃないのかな? クニは俊介に直子に会いに行くように言い、いづみにも会いに行って、直子を説得するように頼んだ。ここに来てクニさん大活躍。

 

いづみは直子に会い、俊介を捕まえておくように言う。

 

俊介に会いに行った直子の前にジュンとススムが現れた。直子は俊介にジュンたちを紹介すると、俊介は直子に信人のマンションの住所を書いたメモを渡して去って行った。直子はジュンとススムには「ごめんね」で終わり。

 

クニは俊介と直子をどうしてもくっつけたくて2人で岸壁で会うように約束させた。

 

吉野家

信人に約束の場所を言うなよ、クニ! すぐ行っちゃうじゃん! 直子も本当に好きなのはお父さんだけかもしれないとか言うしさ〜。

 

岸壁

なぜか俊介をいづみにオススメする直子。え〜!? 私には吉野のお父さんがいるってのを信人が聞いてるしー! 直子は涙を堪えていたが、その場を立ち去った。

 

俊介の前に現れたのは、いづみ。俊介の胸に飛び込んだ。うーん、俊介にとっては本物の島崎の娘だからな〜。

 

直子は信人の引越し先のマンションへ。

 

俊介は、いづみの気持ちを受け入れつつある!? はあ!?

 

信人のマンション

信人と直子は引越しそばを食べた。(つづく)

 

赤い疑惑」の実の兄妹も大概だが、父娘なんてその何千億倍もない!!! 恋愛的なものではないのは分かるけど、茂と幸子と違い、信人は直子にベタベタ触りまくるので気持ち悪い。実の父でもない島崎もだけど。

 

割と俊介さん好きになっていたせいか、こういう結末なのぉ!?ってちょっと…