TBS 1977年4月14日
あらすじ
舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ。
2023.10.4 BS11(イレブン)録画。
浜川家
信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。
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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。
千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。
明:羽田勉…千絵の次男。
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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。24歳。
トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。
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戸倉聰:松田洋治…千絵の長男。
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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。4月で20歳。
三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。
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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。
湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。南平と同じ歳。
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小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。常さん。
小田麻子:大鹿次代…常吉の妻。「はまかわ」でパートをしている。
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川原美知:研ナオコ …南平の友人。南平に片思い。
協力/九段・一口坂 さかぐち
あられ老舗はまかわ
杏子の引っ越しを敬太とのんちゃんが手伝っていると南平と桃子が帰ってきた。杏子は桃子の東京にいることに戸惑う。明は桃子が帰ってきたことに喜び、東作とトキに教える。
明は聰にも知らせるが、聰は今度の学校は前の学校とは教科書が違うからと勉強していた。明は勉強できなくてもせんべい焼く人になればいいと失礼だな。
ダイニング
桃子が帰ってきたことに歓迎ムード。東作は信乃に司会者モードで桃子をどうするつもり?と聞く。何だか時々司会者ふうのしゃべりになるんだよね。南平は今は桃子が手伝ってくれるから結婚のことは考えてないと言い出し、ええ〜!? 東作はそういう南平の考えに異議を唱える。信乃は許す許さないでもなく南平に任せる的なことを言う。口出ししないなんて嘘〜。
世の中は不景気だからいつになったら南平が独り立ちできるのかとトキは言う。
引っ越しを終えた杏子は飲みに行こうと誘うが、のんちゃんも敬太も断る。
杏子たちの部屋
結婚だけが愛情の全てじゃないと上京してきた桃子。杏子は母に黙って出てきたことを見抜く。まあ、そうだろうと思った。
ベランダで歌う南平。「空が少しずつ」という「ほんとうに」のB面曲。
東作たちの部屋
東作は南平のイージーさが許せないと千絵にこぼす。こればっかりは長男の南平に同情する。採算が合うようになって桃ちゃんを呼んだらいいのにというのも分かる。どんどんスナック菓子も出てるし、せんべい屋は大変だけど、はまかわのモデル?のさかぐちはまだあるから大丈夫。
あられ老舗はまかわ
杏子に店の掃除の手順を教え込む桃子。南平は桃子に粗品のアイデアを聞く。せんべいを買いに来た客に新製品のせんべいを何種類か詰めて渡す。忙しいってのにまた忙しくなる。いくら名前が知られた状態でくるお客様とはいえ、あれだけ忙しいと言ってるなら名前の書かれた手ぬぐいとかタオルとかでいいような気がする。
洗濯物を干す千絵。聰は明の入学準備をしていないことを指摘するが、やっぱり忙しいの一点張り。名前書いたりいろいろやることあるよと言うが、何かと言えば、男の子でしょ、しっかりしなさいだもんなあ。僕たちのことなんてどうだっていいんだと思ってるんだと拗ねる聰。いつも子供はほったらかし。
支店
大造との共同経営と聞き、美知との関係を気にする桃子。美知とは関係のないことだと言う南平。そこに美知が別れを言いに来た。明日からアメリカに行くと言い、婚約者のタカシを紹介した。弁護士でアメリカに留学する。
美知が帰ると「いい気なもんだ」と言う南平。え? 何でよ。
広田隆:竹中好徳…シュッとしたイケメン。「赤い嵐」ぐらいしかドラマ出演作は出てこない。ほかに同姓同名のお好み焼き屋さん店主が出てくると思ったら、あるサイトには店主は元舞台俳優とあったのでもしかしたらご本人なのかも?
電気屋:名塚新也…70年代のドラマに数作出演。
工場では総動員で作業中。
東作たちの部屋
明日が入学式だと言うのに結局名前も書いてない! 聰は書いてやると名札に書いていたのは「とくらあきら」。あららら!
ダイニング
トキに子供たちの手伝いしたいんだけど〜と言われたのに、千絵は過保護にしちゃいけないんですと断る。もー、トキさん達筆そうだし頼めばいいのに。そういえばさっき、聰は戸倉のおばあちゃんが名前を書いてくれたって言ってたもんね。聰は新5年生なんだから入学時は夫も生きてたんだよね? 忙しいとかじゃなくあまり子供に頓着しないタイプ?
東作たちの部屋
東作たちが部屋に戻ると聰と明は布団に入らずに寝ていた。東作は子供をほったらかしにしてまで仕事しろとは言ってないと千絵に怒る。そうだそうだ! そして、聰が書いた名前が「とくらあきら」であることに気付き、明だけ養子にして籍に入れて浜川にしたことを聰に話してなかったのかと責める。まあ、千絵も悪いけど、これは東作交えて家族で話し合ってもよくないか!?
翌朝、千絵が起きてくるとトキが赤飯を作っていた。信乃が起きてきたけど、そういや今日は信乃の出番が少ないな?
入学式は千絵ではなく東作が出る。なんで? 明の入学式のスーツにコントみたいなでっかい名札。聰は明だけが浜川になったことに気付き、その場は物分かりよく明るく切り抜けるが、元気がない。東作たちを送り出した千絵にひ孫の催促をするトキ。
入学式を終えた明は千絵に話しかけるが忙しいとさえぎる。またこれ。
浜川家に鹿児島から電話。いつも電話を取り継いでくれる隣の主婦ね。せっかくセリフがあったのに名前が出てない。母が倒れたという知らせだったが、杏子はお姉ちゃんも私も今は帰れないと電話を切った。
杏子は近所の公衆電話に敬太を呼び出して、母のことを相談した。敬太は貯金から家政婦代のお金を出してくれる!? 杏子は親切にされて泣いてしまう。
部屋に戻った杏子は桃子が南平の店が軌道に乗ったら鹿児島に帰るつもりでいることを聞く。(つづく)
迷惑かけちゃいけないと敬太にしか言わないのもどうなの? 浜川の人に言って判断を仰いでは? 忙しい忙しいで相手にされないか?
主婦パートの人もいたけど、セリフがないので名前なし。