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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマほんとうに 第27回

TBS  1977年4月7日

 

あらすじ

 

舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ

2023.10.3 BS11(イレブン)録画。

peachredrum.hateblo.jp

浜川家

信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。

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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。

千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。

明:羽田勉…千絵の次男。

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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。24歳。

トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。

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戸倉聰:松田洋治…千絵の長男。

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上條家…千絵が17歳から奉公していて、親代わり。

昭子:奈良岡朋子…祐人の妻。

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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。4月で20歳。

三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。

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三浦うめ:中北千枝子…桃子、杏子の母。

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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。

湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。南平と同じ歳。

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小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。常さん。

小田麻子:大鹿次代…常吉の妻。「はまかわ」でパートをしている。

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野口恒介:佐藤英夫…信乃の幼なじみ。信乃には「こうちゃん」と呼ばれる。

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川原美知:研ナオコ …南平の友人。南平に片思い。

川原大造:金田龍之介 …美知の父。

 

協力/九段・一口坂 さかぐち

sakaguchi-arare.com

 

川原との契約に出かけるためスーツに着替えた東作、南平。ほんとに南平は脚長いわ〜。縁起物だと紙コップと酒の入った紙袋を持たせる信乃。南平の支店は工場で東作たちが作ったせんべいを並べるだけ? じゃあ、南平は修行しなくていいのでは?

 

工場

支店には勝手が分かる人がいい、桃ちゃんがいてくれたらという話になる。千絵は聰の転校の手続き、明の入学など忙しいし、麻子が店に出ることになる。信乃は桃子の母から断りの手紙が来たと敬太に知らせた。

 

信乃が明のランドセルを買うという。千絵はありがたく受けるが、そのすぐ後、トキからもランドセルを買ってあげると言われて、千絵は気持ちだけと断った。まーたトキはすぐふくれる。

 

川原のオフィス?

大造と南平の共同経営者としての契約を済ませた。大造から桃子との話をされ、フラれたと話した南平に美知には知らせないで欲しいと言う大造。美知は見合いして、見合い相手と一緒に留学!? 経営の勉強でもするのかな。

 

東作は信乃の持たせた酒と紙コップを出して契約成立の乾杯をする。大造は信乃の行いを褒める。

 

3人で支店を見に行く。もう商品を入れるだけで開店できる状態になっている。レイアウトとかも重要なのに勝手に進めるな。はまかわじゃなければ別の店も探して入れる予定だったと言うが、それぞれ適したレイアウトがあるでしょう。

 

美知も現れ、桃子が手伝いに来るんでしょ? 来ないなら私が手伝って誰にも南平を渡さないと言い、大造も南平も困惑する。

 

東作と南平が帰ってきて、聰、明、千絵が出迎える。東作は南平に子供たちが懐くのは無責任にかわいがるからだと言っていた。損な役割だとかよく言うよ。東作はランドセルを買って帰ってきたが、千絵は信乃に買ってもらうから返して欲しいと言う。ええ〜!? 別に東作さんが買ってきちゃってえ〜と言えばよくない? 

 

開店は4月20日。もうすぐだと言うけど、だったら入学式だってもうすぐじゃないのかな? 1977年4月20日は水曜日の大安。

 

こうちゃんが南平の独立記念日にと店まで休んで準備してご馳走を作ってきた。聰の新5年生、明が新入生。信乃からランドセルのプレゼントとトキからランドセル2つ分くらいのお小遣いをもらう。すごい高額じゃない!?

www.randoseru.gr.jp

こちらによれば昭和50年のランドセル価格が10,000円。54年が13,000円とあるので、その間くらいの価格かな? トキさん、太っ腹!

 

しーちゃんは無神経な発言をするこうちゃんを茶の間に引っ張ってきて注意をするけど、その後のこうちゃんが言う東作の本当の孫が生まれたら…とかそっちの発言の方がヤバいよ。

 

ダイニングに戻ったこうちゃん。信乃に招かれた杏子と敬太が桃子の話をする。信乃は杏子をはまかわにスカウトする。勤めているスーパーへの義理もあるし…そう? 杏子はアルバイトの主婦がいっぱいいるので辞めたらかえって喜ばれると言うが、信乃は近所だから挨拶に行くと言う。そこまでしてくれるんだ〜。でも、その前に杏子の母に連絡しとかないと。

 

こうちゃんは杏子と敬太を一緒にして一生店に置いとくつもりだろと信乃の思惑を見抜く。敬太はダイニングを出て行き、桃子の実家に電話をするが、うめがいないと断ってくれと電話を取り次いだ主婦に言う。敬太は坊ちゃんの店の開店は4月20日だと言付けた。

 

主婦:飯田てる子

 

桃子の実家

うめは桃子が帰ってきて体調も回復したので、内職を辞めて働きに行こうとしている。桃子は東京に坊ちゃんの手伝いに行きたいと言い出す。

 

あられ老舗はまかわ

ランドセルを持ってきた昭子だが、千絵は断る。みんなそれぞれ相談もせずにランドセル買っちゃうし、4/20の開店がもうすぐなら入学式はもっと近々だよねえ? そんなギリギリに買うなよ。塾に4人に1人通ってる時代に塾にも通わせてもらえないなんて!と怒る昭子。しかし、千絵にはっきり断られてショックを受けた昭子は二度と来なければいいんでしょ!と店を出て行った。

 

陰で見ていた信乃は千絵を褒めた。杏子もスーパーを辞めてはまかわにきた。

 

支店

桃子がいないことを南平に文句を言う美知は南平と結婚するか店を壊すと言い出し、小競り合い。そこに桃子がやってきた。(つづく)

 

そうだろうね、そうなるしかないよね。あんなにほのぼのしていた「心」だって最後の数回の糸ちゃんの態度にむかついていたので、「ほんとうに」も終わってしまえばよかったねと思えるのかな。