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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマほんとうに 第15回

TBS  1977年1月13日

 

あらすじ

 

舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ

2023.9.12 BS11(イレブン)録画。

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浜川家

信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。

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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。

千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。

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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。24歳。

トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。

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明:羽田勉…千絵の次男。

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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。

三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。

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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。

湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。

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小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。常さん。

小田麻子:大鹿次代…常吉の妻。「はまかわ」でパートをしている。

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川原美知:研ナオコ …南平の友人。南平に片思い。

川原大造:金田龍之介 …美知の父。

 

協力/九段・一口坂 さかぐち

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川原が茶の間にいるが、南平は心当たりなしと言い張る。川原は南平と娘の美知との結婚の日取りなどを決めにきた。トキと信乃は寝耳に水。川原は息子はお袋にはなかなか言えないもんだと笑い出す。

 

トキはあんな売れ残りの跳ねっ返りはいらないと言い出し、川原は怒る。美知は兄たちもいる末っ子で可愛がられて育ったらしく、川原も娘には甘く、美知との話をまとめるまで帰れないと粘る。

 

工場では南平が失敗ばかり。信乃が南平を呼び出す。

 

あられ老舗はまかわ

千絵と桃子が接客。明は店の奥の小さなスペースでおとなしくしている。千絵は奥へ行くと聞き耳を立てているようで行けないと言い、桃子は美知と南平はお似合いだと言う。千絵は南平にとって美知は単なるガールフレンドだと桃子に話す。

 

茶の間

南平が呼び出されて、川原と直接話をするが、南平は身に覚えがないの一点張り。裁判にかけてでも一緒にさせると言う川原。そんな相手と結婚させたいと思うのかね?

 

あられ老舗はまかわ

明が寝てしまい、千絵は奥のお茶を替えようと明を抱っこして奥へ。東作も戻ってこない南平を探しにきた。

 

美知が店に顔を出す。紫のとっくりセーターおしゃれだな。茶髪具合が今の時代に見てもきれいでかっこいい。喫茶店で父親を待っていたがなかなか来ないのでしびれを切らした。茶の間から出てきた南平は美知の姿を見つけて店の中へ引っ張り込む。

 

茶の間

美知は南平といつも一緒だったねとアメリカの思い出話を語る。南平が酔っ払った美知をベッドに運んだこともあるとうっとり語り、南平がいくら言っても、奥さんにしてくださいと言う。

 

あられ老舗はまかわ

男と女は色々あるのよねと意味深な千絵。

 

ダイニング

夕食は険悪ムードでのんちゃん、敬太、桃子は早々に帰ることにした。

 

茶店

のんちゃん、敬太、桃子、杏子で集まる。食べた気がしなかったとそれぞれスパゲティなどを注文する。のんちゃんはおごると言うが、杏子は友達だから割り勘だと言う。のんちゃんたちは南平の嫁さんについて好き勝手語る。杏子も桃子もお金がないと言ってるのにしっかりしてるなあ。

 

茶の間

信乃やトキに一方的に詰められる南平。トキは美知の家柄から南平の支店を出してくれるなら美知との結婚も有りという方向に変わる。千絵はたまらず南平を庇うようなことを言い、信乃に余計な口出ししないでとピシャリと言われる。

 

東作たちの部屋

聰へ手紙を書いていた千絵。東作が部屋に来てケンカになる。千絵は戸倉のお義母さんは嫁だなんて一度も言わなかった、なんでも相談してくれたと言い、東作はじゃあ戸倉に帰ればいいと返して、千絵は寝ていた明を抱き上げた。東作は止めようと千絵を殴り、千絵も明もワーワー泣き出す。千絵の泣き方!

 

信乃も南平もただならぬ泣き声に部屋に駆けつけるが、東作はお前のせいでしなくていい夫婦喧嘩をしたんだと南平を責める。

 

翌朝、いつも通り朝食を作る千絵。起きてきた信乃は嫁として自分も同じようなことで疎外感を味わっていたと話した。しかし、夫に手を上げられたことはなく、東作は誰に似たのかしら?と言い、起きてきた東作に謝らせようとするが、東作はへえへえ私が悪うございましたという態度。ムカつくわ〜。

 

はまかわの店の前を掃除していた桃子に美知とのことは誤解だと言う南平。桃子は私には関係のないことと返す。苦悩する美青年。

 

あられ老舗はまかわ

桃子は美知から南平あての電話を受けた。

 

工場にいた南平は職人たちにからかわれながら店に行き、美知と話をしてくると外へ出かけた。

 

パート主婦たちも一番楽しい時ですねえとすっかり結婚ムード。主婦たちにトキが支店を出してもらうことを条件に結婚するようなことを言いふらしていた。どんどん機嫌の悪くなり無言になる信乃と察する主婦たち。

 

時枝:益田愛子

たか:山川弘乃

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益田愛子さんはセリフもあって固定としても、もう一人の方は変わってるかどうかもよく分からない。いつも割烹着を来て信乃や麻子と作業しているパートさん。だんだん南平と美知はお似合いみたいになってるのがなんか怖い。

 

茶店

南平は結婚したい人がいるとはっきり美知に言う。美知もなんとなく察しはついてる様子だが、南平がトキや信乃に言い出せないのなら、まだ五分と五分だと諦めない。

 

あられ老舗はまかわ

トキが1万円の菓子折りを持って、川原の家へ挨拶に行くと言う。帰ってきた南平は俺には結婚したい人がいると言い、千絵が今にも名前を言いそうなところを止める。アワアワしている信乃でつづく。

 

優しくて美青年なばかりにかわいそう。東作くらい冷淡なら…それはそれであの顔ならやっぱりモテるわ。あれで名前を言ったら、それこそトキに何と言われるか。信乃だって桃子はお気に入りで散々褒めていたけど、自分とこの嫁となるとまた違うんでしょう。