徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマほんとうに 第16回

TBS  1977年1月20日

 

あらすじ

 

舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ

2023.9.13 BS11(イレブン)録画。

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浜川家

信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。

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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。

千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。

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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。24歳。

トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。

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明:羽田勉…千絵の次男。

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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。

三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。

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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。

湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。

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小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。常さん。

小田麻子:大鹿次代…常吉の妻。「はまかわ」でパートをしている。

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野口恒介:佐藤英夫…信乃の幼なじみ。信乃には「こうちゃん」と呼ばれる。

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田代フサ:杉村春子…トキの妹。

田代奈々和泉雅子…フサの娘。25歳。

 

協力/九段・一口坂 さかぐち

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あられ老舗はまかわ

5000円の詰め合わせを頼まれた桃子。電話が鳴るが、桃子が接客していたため、東作が電話に出て注文を受ける。

 

茶の間

信乃、トキ、南平、千絵が集まる。南平の好きな人を問い詰めるが、南平はトキを川原家に行かせないための出まかせだと言い、その場は解散。しかし、トキも信乃も千絵が知ってて自分たちが知らないのはバカにされてると怒る。

 

あられ老舗はまかわ

千絵は南平の好きな人を知っているが、こういうことは潮時があると今は南平を信じて待つのだと桃子に言う。千絵は南平と桃子の味方…信じていいのね?

 

配達に行くと言う南平に公園で待っていると言う千絵。

 

公園

明と南平を待っていた千絵。南平はカブで到着。脚が長い。南平ははっきり言ってしまいたいと言うが、千絵は一人前になって将来の見通しが立ってからだと言う。千絵と東作は知り合って2年も打ち明けなかった。へ~、東作そこまで粘ったんだ。千絵は夫を亡くして何年も経ってないよね?

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3年前に夫を亡くして、2年も東作とこっそり付き合ってた…ふ~ん…。

 

茶の間

誰か来ていると明が挨拶に行くが閉め出された。フサが泣いているらしい。

 

ダイニング

東作が千絵から南平の好きな人を聞き出そうとしたが、千絵はシラを切る。どうなっても知らんからなって東作が何かしてくれるわけじゃなし。

 

茶の間に顔を出す東作。いっそ死んでしまいたいと泣くフサ。奈々は暮れに家出して、そのまま結婚してしまった。トキは向こうのうちへ行ってしょっ引いてくればいいって…すごい。24まで育てた娘って、前は25って言ってたよ〜。

 

信乃は奈々の連絡先に電話したが、大学の友達のところに行っていると不在。フサは向こうの家は外面がいいから居留守を使ったのだと言う。

 

南平と奈々が道端で再会。奈々は勝手に結婚したけど母に会いたいと思っていた。南平ちゃんはみんなに祝福される結婚をしてねと言う。

 

玄関にいたフサは奈々につかみかかり、東作と南平に止められる。フサは母親には母親の夢がある、独りぼっちだと泣き喚くが、勝手じゃない? フサには息子もいるんだよ。フサに同情して涙を浮かべる信乃。

 

一人息子で姑と同居してもうまくやってる奈々って結構すごいと思うんだけどなあ。フサは息子には全く期待してないのかな?

 

ダイニング

敬太とのんちゃんは帰って行き、桃子と杏子は買い物。南平はレコードを買いに行ったと千絵が信乃に言うと、信乃は私に言わないでと拗ね、クサクサするからと出かけて行った。黙って新聞を読んでいた東作は千絵にうまくやってくれよなと逆ギレして飲みに出た。

 

南平と桃子は喫茶店で待ち合わせ。

 

おー! ここで香山美子さんのいわしせんべいのCMだ。

 

あづま亭

いつもしーちゃんが来る時は愚痴ばかりだと言い、泊まってくか?とこうちゃんが口説く。こうちゃんは南平の好きな人は桃ちゃんじゃないかと言う。こうちゃん曰く男は手近なところで済ます。

 

信乃は南平を独立させてやりたいから才覚のある女性がいいと言い、桃子には目当ての人がいるとすっかり桃子と敬太ルートを信じている。必ずしも独立しなくても兄弟2人で店を盛り立てるんじゃダメなのかな。結婚した場合は次男夫婦は通いでさ。

 

茶店

桃子は坊ちゃんの奥さんにはなれないが、自分の気持ちに素直になろうとここに来た。桃子はおかみさんを慕っているから、南平と会うときはのんちゃんや杏子と一緒の友達付き合いがいいと言う。南平は信じて待っていてほしいとしか言えない。

 

南平が帰ってきたが、千絵が一人きり。その後、信乃が帰ってきたが、東作も飲みに出かけたと知り、千絵に嫌みを言う。別に飲みに行くぐらいいいだろうが。

 

あられ老舗はまかわ

朝、表を掃いていた桃子を信乃が呼び出した。気になる南平。

 

茶の間

信乃が敬太の気持ちを話してしまう。敬太が自分で言うって言ってたのにな〜! 桃子も信乃から言われたら断りづらいだろ。九州に帰って両親に相談しろと言う信乃。

 

ダイニングに敬太とのんちゃんが来たタイミングで桃子も茶の間から出てきたが何も言わずに店へ行ってしまう。(つづく)

 

橋田ドラマはどうしても途中がむかつく展開になるのに、最後がうまくまとまるから癖になっちゃうんだよね。ここしばらくは試練の回が続きそう。

 

和泉喜和子

深谷みさお

益田愛子

 

今日はこの3人が連名。和泉さん、益田さんはパート主婦だけど今日は役名なし。深谷みさおさんは冒頭の桃子が接客していた5000円の詰め合わせのお客さんかな。「ありがとう」「肝っ玉母さん」や石井ふく子ドラマの常連。wiki見て、おー!と思ったのが、金八の第2シリーズの21話、荒谷西高の野村優(電話の声のみ)、24話、荒谷二中の鈴木先生。21話は名刺を裏口入学の詐欺に使われたんだよね。