徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマほんとうに 第25回

TBS  1977年3月24日

 

あらすじ

 

舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ

2023.9.28 BS11(イレブン)録画。

peachredrum.hateblo.jp

浜川家

信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。

*

東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。

千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。

明:羽田勉…千絵の次男。

*

南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。24歳。

トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。

*

戸倉克子:赤木春恵…聰、明の祖母。狭心症で亡くなる(19話)。

戸倉聰:松田洋治…千絵の長男。

*

三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。4月で20歳。

三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。

*

三浦うめ:中北千枝子…桃子、杏子の母。

*

高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。

湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。南平と同じ歳。

*

小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。常さん。

*

野口恒介:佐藤英夫…信乃の幼なじみ。信乃には「こうちゃん」と呼ばれる。

*

川原美知:研ナオコ …南平の友人。南平に片思い。

川原大造:金田龍之介 …美知の父。

 

協力/九段・一口坂 さかぐち

sakaguchi-arare.com

 

トキが帰宅して工場にいた東作に信乃を呼び出すように言う。東南の方角に南平がいるとまた占い師にみてもらっていた。

 

茶の間

トキと信乃の会話に混ざっていた明は外で遊んでいるように言われ、店にいた千絵に疑問をぶつけるが、千絵に邪険に扱われ、「山口さんちのツトム君」を歌いながら去る。

山口さんちのツトム君

山口さんちのツトム君

  • 川橋啓史
  • チルドレン・ミュージック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

茶の間

トキと信乃の話し合いが続く。トキは桃子と結婚させてやればいいと言うが、南平は支店を出す息子だから、盛り立ててやるような女房で後ろ盾のしっかりした親御さんがついているほうがいいと話す。妻の実家にお金を出させるつもり?

 

聰が帰宅。今日はお彼岸の入りだから戸倉のおばあちゃんの墓参りに行きたいと話す。千絵は忙しいけど、春分の日にお弁当を持って出かけようと言う。

 

1977年は春分の日が3月21日(月)でこの日を中日とした前後3日間がお彼岸ということは聰の言うお彼岸の入りが18日(金)。明けがドラマの放送日である24日(木)。学校の先生がお彼岸の入りとか言ってくれるんだね。

 

ダイニング

敬太ものんちゃんも夕飯後、さっさと帰ってしまう。明は遊んでくれる人がいなくてつまらない。聰の算数の宿題なら南平おじさんに教えてもらえるのに…という言葉に数字は苦手だからな〜と反応する東作。

 

まあ、関口宏さんは中卒に見えないんだよな〜。関口宏さんこそ「道」の福太郎みたいに長男ながら大学を出てサラリーマンをやってる役のほうが似合う気がする。

 

あづま亭

杏子が裏で働いている南平のところへ行き、桃子の手紙の返事を伝える。桃子は東京に帰るつもりはなく鹿児島のお菓子屋に就職した。

 

敬太とのんちゃんも裏に乗り込んで来て、これから信乃があづま亭に来ると伝えた。南平は2階へ。せっかく裏口から出た敬太、のんちゃん、杏子は信乃に見つかってしまい、そろって帰って行った。

 

しーちゃんは何かに気付いた!? こうちゃんとカウンターで話しながらも、どこかの家に転がり込んだかもしれないと言い、こうちゃんを焦らせる。

 

東作たちの部屋

千絵はお墓参りに行きたいけど言い出せないと東作に話す。別に家がゴタゴタしてても墓参り行ったっていいだろうが。

 

帰ってきた信乃はご機嫌。南平のことを気にしてない風に見えたのかトキは階段を上る信乃に向かって「鬼ですよ」と叫ぶ。そこまで言うか。

 

あづま亭

閉店後。こうちゃんはしーちゃんが勘付いたことを南平に話すが、南平も意地を張っていつまでもここにいると言い、こうちゃんを父親と思っていると話す。再婚に猛反対していたらしい南平がこうちゃんの人柄を知ってなついたのかなあ?

 

桃子の実家

帰ってきた桃子に南平からの手紙を渡すうめ。大竹しのぶさん方言苦手? 鹿児島の方言は知らないけど、なんとなく不自然に感じる。このドラマ、別に方言指導がいるわけじゃないっぽいしね。中北さんも大竹さんも東京生まれ東京育ち。

 

春分の日

信乃の方からお墓参りに行こうと言われ、ホッとする千絵。家が無人になるので、休みの敬太とのんちゃんを留守番に呼んだ。

 

「おやじ太鼓」でもそうだけど、突然の訪問者、電話、届け物などで無人でいてはいけなかったらしい…そういえば、電話連絡なしに突然人が来るってこと、割とあったかも。

 

ダイニング

信乃は戸倉家のために五目寿司を作っていた。トキは戸倉家→浜川家の順番で墓参りに行くのが気に入らない。トキにとっては戸倉家は縁もゆかりもない。さすがに東作もどっちでもいいだろと心底面倒臭そうに言う。ほんと、ほんと。

 

店に美知の父の大造が来ていると聞き、トキは南平は勘当したと言えばいいと言うが、信乃は複雑な表情!?

 

あ、今日はこっちで香山美子さんのいわしせんべいのCMやってる。

 

茶の間

信乃、トキ、東作、大造がいて、大造は南平が使用人の娘と一緒になりたいという心持ちに見直したと話し、美知はとっくに降りたし、せんべい屋に嫁いだら夜も眠れないところだったと笑い、信乃はムッとする。

 

あづま亭

美知は店を通過して裏に行き、掃除していた南平におやじが浜川に行ったことを話した。

 

茶の間

大造はビジネスとして美知とは関係なく南平に支店を出したいと言い、東作もトキも乗りかかるが、信乃は大激怒。部屋に閉じこもって、聰と明にも返事もしない。

 

ダイニング

東作は千絵と子供たちで墓参りに行けと言うのだが、千絵はお客様が帰らないのに勝手なことはできないと明日行きましょうと言い出し、子供たちがブーブー言うと、あんたたちなんか大嫌い、勝手にしなさいと怒る。また、浜川を優先か…。

 

茶の間

大造はもう設計図まで作っていて、目をつぶっても儲けさせるとガハガハ笑う。トキは賛成。

 

東作は信乃の部屋に行き話をするが、信乃は男親がいないと思って馬鹿にしてるとキレている。

 

千絵は留守番をしていた敬太とのんちゃんに謝り、聰と明を見かけなかったかさりげなく聞く。見かけなかったと言われ、ちょい焦り。ほら、やっぱりー!

 

聰と明は戸倉家の墓参りに行き、聰は克子と会話している。浜川のおばあちゃんは本当のおばあちゃんじゃないしさ、塾にも通わせてもらえないんだと言っていて、そのうち、克子を思い出し、二人で泣いてしまう。死んでからもちょいちょい出番のある赤木春恵さん。

 

千絵は東作に聰たちがいないことを話し、一緒に墓まで探しに行くが、もう聰たちはおらず、家にも帰っていなかった。(つづく)

 

またこのパターン(怒)。ほんと、千絵さんのこのパターン嫌だ〜。別に千絵には関係ないっちゃないんだから、墓参りくらい子供と行ったって、こんな時に何してんだなんて言う人いないでしょって思うんだけどね…。