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【ネタバレ】ちょっといい姉妹 #4

TBS 1981年11月26日

 

あらすじ

華子(山岡久乃)がお食事当番の朝のこと。一家が食堂に集まると、テーブルの上は空っぽ。歯が痛くてそれどころではないと逃げる華子と、三子(京塚昌子)は朝からひと悶着。 その朝、学校とは反対の方向に歩いていく一正(松田洋治)を見掛けた古谷(河合宏)は、腑に落ちない思いで京(かなどめ)歯科に出勤した。 孝司(山村聰)が一正を夕食に招いてくれた。年頃の順司(川崎麻世)は、孝司と一言も話さず黙々と食べていた。

一正は困るとともに、心の底で分かり合っているからなんだと、この父子が羨ましくなった。 そのころ、京家では古谷と村瀬(高岡健二)が、一正が学校に行っていないらしいと、三子と悠子(大空眞弓)に打ち明けていた。帰ってきた一正を、悠子は問い詰めたが、真実は日本の授業についていけない一正だった。そして、自立しようと頑張る悠子に弱音を吐けなかったという一正に、華子も三子ももらい泣きした。

翌日から、古谷と順司の応援で、一正の猛勉強が始まった。一正は、村瀬の計らいで、フランス語系の学校の編入試験が受けられることになった…。

ちょっといいもの

ちょっといいもの

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2024.4.18 BS11録画。

peachredrum.hateblo.jp

作・北原優

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京(かなどめ)三子:京塚昌子…京家の三女。歯科医。45歳。

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京華子:山岡久乃…京家の二女。歯科医。47歳。

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京悠子:大空眞弓…京家の四女。離婚してパリから帰国。33歳。

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津村順司:川崎麻世…津村孝司の息子。

細川桃:倉田まり子…技工士学校に通う受付。

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古谷健:河合宏…歯科技工士。

清田好子:丘祐子…歯科衛生士。

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川北修三:小倉一郎…「ふれあい」店長。

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川北有紀:東てる美…修三の妻。

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村瀬雅夫高岡健二…非常勤の歯科医。

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皆見武光:倉石功…悠子の知り合い。

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鈴木しづ:大鹿次代…津村家の家政婦。

舟山一正:松田洋治…悠子の息子。小学6年生。

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患者:島津冴子

エンゼルプロ

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津村孝司:山村聰…京家の長女(故人)の夫。

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プロデューサー:石井ふく子

 

朝、起きると朝食の準備ができていなかった。今日の当番は華子。悠子も皆見の店へ見習いに行くので話し合いで当番制になったが、華子は歯痛で頬を腫らしていた。結局、朝食は悠子と一正で作った。

 

出勤途中の古谷は明治神宮前駅で一正を見かけた。しかし、同僚の桃にも言い出せなかった。ロケ、珍しいね。

 

診察室に来た村瀬は華子の治療をする。華子先生、頬を腫らして滑舌が悪い〜。字幕〜(しつこい)。

 

悠子は皆見の店で見習いとして店に入り、立ちっぱなしで皿洗いをしている。

 

歯が痛い華子は一旦帰宅。村瀬が送るが、家には一正が帰っていた。病院に戻った村瀬は古谷に話す。

 

悠子がいないので津村家に招かれた一正。孝司と順司は会話もない。なんで招いた!? しづは皿は置いといてくださいと帰って行った。一正はお礼に皿洗いをし、順司に男同士の寡黙な食事に憧れると話した。そうなの!?

 

三子に招かれた村瀬と古谷は三子先生のお耳に入れておこうと一正の話をする。古谷がなかなか話せなかったのは告げ口するみたいで嫌だったのか。

 

悠子の耳にも入り、順司と帰ってきた一正に母さんに隠し事する子はパリに帰りなさい。あんたなんかいらないと怒る。昭和の怒り方だね〜。村瀬や古谷、華子、三子の前で言うの〜!? 

 

一正は悠子が大変な時に学校の勉強についていけないと弱音を吐けるはずないだろと諭すように言う。まあ、こんなダーダー泣いちゃうお母さんじゃ、ちょっと言いづらいかも。悠子は仕事の辛さを話し、苦しさも辛さも分け合っていこうと言う。ん〜、仕事の愚痴は子供には言わないほうがいいと思うな。

 

村瀬は無理に学校に行くことはない。フランス語系の学校に編入してはどうかと提案し、古谷も勉強を手伝うと言う。

 

翌朝、一正は悠子の頬にキスして出かけて行った。

 

順司は孝司が出かけるところを見送った。

 

悠子と村瀬が帰国子女担当の先生に会いに行く。たまたま「ふれあい」の店先で話していたので川北夫婦が耳を澄ませる。今日はこの2人はセリフなく、ここだけ。

 

一瞬で帰ってきた村瀬と悠子。二人が一緒にいるところを見てしまった皆見。倉石功さんといえば「スクール⭐︎ウォーズ」なんだよな。

 

一正の勉強を見ている古谷と順司。三子が差し入れを持って行った。

 

孝司が帰宅。フラついてる!? 順司が帰ると、一人、新聞を読んでいた。酔っ払ってただけかな!? 倒れるのかと思ったよ。

 

華子と三子は一正が試験に受かるよう神頼み。それぞれお守りを手渡した。万歳で旗振ればよかったって出征か!

 

試験を受けに行った一正。あんなに日本語が達者でついていけないってことあるのかな? 結果は翌日、学校から電話連絡がある。

 

京歯科医院

華子も三子も仕事をしながら試験結果を気にする。古谷が京家で電話番。歯科医院と自宅は遠いんだか近いんだか!?

 

合格の知らせを受けた華子と三子は喜び、家でごちそうの準備をする。村瀬、順司も招かれ、悠子も皆見からケーキを作ってもらってきた。古谷、好子も揃う。桃は学校かな?

 

村瀬、古谷、好子と入れ違いに孝司が来た。悠子と一正は先に2階へ。華子、三子、孝司、順司が残る。順司は先に帰ると言うが、華子と三子が止める。順司は悠子と一正の親子関係をうらやましがり、孝司への文句を言い、帰って行った。

 

孝司は表現が下手だと言い、三子は男親だから仕方ないとフォローする。孝司は順司があんなにしゃべったのを初めて見たと笑う。孝司が帰ろうとすると、玄関先で順司が待っていて一緒に帰って行った。男は深みがあるわねという着地点。華子と三子は寂しいわねと涙を浮かべてハグ。(つづく)

 

ちょっとウェットな姉妹だね。男は〜女は〜という会話も多い。

 

悠子みたいな息子に頼りっきりでベッタリのお母さん、ちょっとキツイかも。