TBS 1977年4月21日
あらすじ
舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ。
2023.10.5 BS11(イレブン)録画。
浜川家
信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。
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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。
千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。
明:羽田勉…千絵の次男。
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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。24歳。
トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。
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戸倉聰:松田洋治…千絵の長男。
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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。4月で20歳。
三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。
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三浦うめ:中北千枝子…桃子、杏子の母。
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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。
湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。南平と同じ歳。
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小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。常さん。
小田麻子:大鹿次代…常吉の妻。「はまかわ」でパートをしている。
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野口恒介:佐藤英夫…信乃の幼なじみ。信乃には「こうちゃん」と呼ばれる。
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川原大造:金田龍之介 …美知の父。
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田代フサ:杉村春子…トキの妹。奈々に過保護。
田代奈々:和泉雅子…フサの娘。25歳。24歳とも言っていた(16話)。
協力/九段・一口坂 さかぐち
朝6時30分 目覚まし時計が鳴る。桃子が起きると杏子の姿がなかった。
朝の公園
ベンチで手紙を書いていた杏子に敬太はとりあえずと15万円と貸してくれた。現金書留の封筒まで用意しているけど、敬太は桃ちゃんのために、なんだよね。現金書留の封筒2つに分けてというのは桃子と杏子それぞれで、みたいなこと?
あられ老舗はまかわ
店に戻った杏子に桃子は母が青い顔して夢に出てきたと語り、電話してみようかなと言うと杏子が止めた。
ダイニング
朝食時、みんなが集まる中、敬太が朝早くマラソンをしてきたと聞き、桃子は杏子との仲を怪しむ。
病室
隣のたみさんから現金書留が届けられた。たみさんにまずいくらか渡そう! うめは娘たちに世話してもらおうと思っていないと語る。
たみ:飯田てる子…鹿児島の言葉がすごく自然だと思ったら、鹿児島出身でした。
支店
南平は内装を勝手に変えていた。でも内装費は川原が持つんでしょ? 桃子は店内で箱詰めをしていた。あと3日で開店。
4月20日が開店だから1977年4月17日(日)かな。
美知は知り合いの書道の先生に看板の字を頼んでいた。大造は南平の仲人をするのが夢と語り、桃子はいたたまれない。
浜川家
久しぶりのフサ。フサの開店祝いは5万円。なによ、これっぽっち?とトキは自分のお金を足す。金持ってるなあ〜。すごい札束に見えるよ。フサは桃子をうちのジュンにどうかしら?とニコニコ。嫁は下からもらえ…怖いねえ。息子まだ一回も登場しないけど、奈々の弟かな?
信乃が顔を出し、桃子の話題は取りやめ。
ダイニング
明が千絵に学校の話をする。先生の服なんてどうでもいいのって明の話題にのってよぉ〜。
聰は帰宅するがそっけない態度で何を聞いても、何にもないよと机に向かう。子供の話をさえぎるわりに言ってくれなきゃ分からないじゃないよ。
トキの部屋
奈々も訪れ、フサ、信乃もいる。ジュンは奈々のお兄ちゃんなのか。ジュンが相手の親に断られちゃったとブツクサ語るフサ。奈々が一人息子と結婚するときは散々反対したくせに逆の立場になるとキレるなんてとトキは笑う。どうせ私は鬼婆ですよと怒って帰ろうとし戸を開けるとお茶を運んで千絵とぶつかり、ティーカップを盛大に壊す。
片付けを手伝う奈々に仲直りできるチャンスだから帰れと言い、信乃たちが片付け。トキはよくお嫁に来てくれたねと千絵をいたわり、信乃に南平が桃子と結婚したいと言われても受け入れなきゃねと諭し、フサが桃子に目をつけていることも話す。
南平の支店の開店日:1977年4月20日(水)大安
ダイニングでは朝からビールで乾杯。留守番は麻子。聰と明は茶の間で朝食。平日で学校もあり、明はお昼で終わるので東作が抜け出して迎えに行くと言う。聰は放置。またこれ。
支店
こうちゃんは赤飯の折り詰めを50個作ってきた。客で賑わう店内。フサと奈々も来店。2人はすっかり仲直りしている。フサは機嫌も良く桃子を見かけてポチ袋を握らせる。
客:村瀬正彦…ドラマ、吹替などで活躍。
公園
やっぱり聰は弟と苗字が違うことをクラスメイトにツッコまれていた。3人の男の子たちとケンカになる聰。
子供達:劇団ひまわり
帰りの遅い聰を気にして支店に電話をかけてきた麻子。みなさんが心配なさるからと電話を受けた杏子に口止めする千絵。またこのパターン。
閉店後、浜川家にゾロゾロ帰ってきた面々。東作が聰がいないことに気付く。麻子が常さんに怒鳴られてるじゃないの。千絵は泣きながら夕飯作りを始める。
聰は担任の大島先生に送られてきた。先生、連絡してよ〜! 千絵は聰を強く責めるばかりだし、東作も強い口調なんだよね〜。
大島先生:進千賀子…60~80年代に映画、ドラマで活躍。
支店
本店の何日分も売り上げ、調子に乗る南平。そしてプロポーズ!
南平と桃子が帰ってきた。ダイニングからのんちゃんの「潮来笠」が響く。
うまい!
ムナカタ製菓がのんちゃんを養子に欲しいと言っていると信乃が知らせた。のんちゃんは話を聞いてダイニングを飛び出す。両親のいないのんちゃんにとって願ってもない話だが、のんちゃんの気持ちは複雑。常さん夫婦の表情も暗い!?
うめから手紙をもらった桃子は何か気になる…。(つづく)
千絵と聰のやりとりを知らない信乃は聰が気難しい子という認識なのが悔しいなあ。気難しくさせたのは誰?