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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマほんとうに 第13回

TBS  1976年12月30日

 

あらすじ

 

舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ

2023.9.7 BS11(イレブン)録画。

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浜川家

信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。

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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。

千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。

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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。

トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。

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明:羽田勉…千絵の次男。

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戸倉家

克子:赤木春恵…千絵の前夫の母。聰と明の祖母。

聰:松田洋治…千絵の長男。

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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。

三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。

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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。

湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。

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小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。常さん。

小田麻子:大鹿次代…常吉の妻。

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川原美知:研ナオコ …南平の友人。

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田代フサ:杉村春子…トキの妹。

田代奈々和泉雅子…フサの娘。25歳。

 

協力/九段・一口坂 さかぐち

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奈々が信乃に泣きついた翌朝、明が幼稚園の服に着替えて階段を降りてきて、トキの部屋の前で聞き耳を立てる。あとから降りてきた千絵が明にこっちにきなさいと手を引いた。今日で幼稚園はおしまいで弁当はいらない。

 

今日の回は1976年12月25日(土)からスタートしてんだね。

 

明は大きいおばあちゃんのところにいるきれいなお姉ちゃんは誰なの? どうして泣いてんの?と聞く。大きな声で「行ってまいります!」というので、トキの部屋から信乃が出てきた。明はトキの部屋に入り、奈々に向かって「行ってまいります」と言ってニコニコ。奈々は一晩じゅう泣いてなの?

 

あられ老舗はまかわ

南平と桃子が店番。あと5日で年内の営業が終了したら1月4日(火)まで休み。九州に帰らないならスキーに行かないか?と桃子を誘う。九州出身なのでスキーができない。雪山を見せてやりたいと南平が言う。桃子が坊ちゃんって呼ぶのもなんかいい。

 

客:大山豊…なにげに1話、9話にも出演している常連客。

 

トキの部屋

トキ、信乃、奈々の話し合いにフサが現れる。フサは奈々を一人息子の家に嫁がせたくないのは信乃を見てきたからだと言い、ちょいちょいトキと信乃を微妙な雰囲気にさせる。トキから息子の名前(信乃の夫)が「いちたろう」と分かる。

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高円寺のおばさんの夫も一太郎

 

浜川の嫁に来て幸せだと言う信乃と千絵。フサは千絵をずいぶん庇ってやったのにと気分を損ね、奈々を連れ帰ってしまった。

 

ダイニング

トキは信乃と千絵の言葉を真に受けて、修身の教科書に載せてほしいわねとご機嫌。信乃と千絵は思わず顔を見合わせる。こういうときの京塚昌子さんの表情が最高。「道」のわかも年取ったらトキみたいな大姑になっちゃうのか!?

 

東作から南平が興信所から調べられていると聞き、女の方で調べるなんて失礼と言っちゃう信乃。男側から調べるのは有りなの? 南平は24歳。

 

千絵は克子に電話をかけ、聰の成績を気にしていた。克子は聰は頭のいい子だから大丈夫と言い、克子もあと3日ほどで仕事納めだと言う。電話を切った後、聰はメタメタに成績が下がったのになんで本当のこと言わないの?と克子を責めるが、克子は千絵に言っても心配させるだけだし、おばあちゃんがオール5をあげますと言い、聰が抱きついて泣く。成績の心配じゃなくてさあ。

 

ダイニング

夕食後、敬太は約束があると帰って行き、のんちゃんも桃子も帰る。

 

信乃が明を寝かしつけ、ダイニングに入ってきて桃子に話があると言い、南平がすぐに探しに行こうとするが、帰った後だった。

 

茶店

敬太は桃子に一緒に秋田へ行こうと誘う。

 

茶の間

南平が隠れて誰かと付き合っているのかと聞く信乃だが、南平は心当たりがない。信乃、東作、南平、千絵がいるところにトキも加わる。東作はともかく南平のお嫁さんはお母さんの気に入った人でないとねと千絵の前で平然と言うトキ。

 

千絵は部屋を出て行き、信乃も気まずい。東作はフォローもせず座っていたが、南平がすぐに千絵のフォローに回る。もー、こういうとこだよ、東作。

 

店は2日に開けるが工場は4日まで休み。南平は休んで桃子たちと遊びに行くと言うが、信乃から桃子は敬太と秋田に行くと聞かされる。信乃は敬太の母に頼まれていた。南平は何も言えずにお酒を飲む。千絵は察しているんだね。

 

工場

信乃が敬太を呼び出して桃子のことを聞くが、はっきりしない。しかし、信乃の協力は求めない。敬太は結構自信があるのかな。

 

あられ老舗はまかわ

美知が来店し、桃子にお詫びの品を渡し、南平が東作から預かっていた日当を渡すと、南平をお茶に誘った。

 

店の客:成田光子

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お千代ねえやの結婚式の回だから教会のお仲間の一人かも。

 

父親から結婚の承諾を得たと言う美知。興信所で南平を調べていたのも美知の父。そりゃあんまりひどい。

 

あられ老舗はまかわ

杏子が桃子に会いに来た。敬太に秋田に誘われて行くことにしたと言うが、桃子は迷っている。杏子が帰った後、店に来た千絵は桃子に秋田に行くように勧める? 自分は東作と結婚しといて、南平とくっつくのはどうなの?と思ってるのかな。

 

工場

常吉が餅つき。麻子らパート主婦たちは餅を丸める。

 

時枝:益田愛子…8、10話に出演。

たか:山川弘乃…4話にも名前あり。4話は客としての出演だった。

 

パート主婦たちに名前がついた。時枝もたかも橋田作品に出てきた名前。あ、「道」や「おしん」のほうがこれより後の作品だね。

 

仕事納め。東作は急に司会者みたいな口調になるんだよな〜。面白い。

 

ダイニング

みんなで餅を食べる。両親のいないのんちゃんも東京で一人になるので、兄のいる浜松に帰ると言い、敬太の秋田行きの話になる。杏子がちょうど顔を出し、お姉ちゃんが行かないから行かないことにしたと言い、気まずい雰囲気。敬太も秋田行きをやめた。

 

敬太はのんちゃんに浜松に帰らないで東京で遊ぼうと言い、南平も桃子や杏子と浅草へ行こうと誘う。長身の南平が桃子と視線を合わせてかがむとこ、ドキドキしちゃう。

 

仕事納めは1976年12月30日(木)

 

晦日

ダイニングでみんなして蛍の光を歌う。正直、職場の人と年越しなんてなんかやだ。

 

克子と聰は2人きりの寂しい年末。

 

信乃と千絵は台所で今年もいろいろあったわねと笑い合う。(つづく)

 

ああ〜、桃子と南平の関係、ドキドキする〜! 「おしん」とか「本日も晴天なり」の恋愛パート割と好きなんだよね。メインじゃないからかもしれないけど。おしんと竜三、雄と初ちゃん。正道と元子。私の好きな少女漫画の世界なんですよね~。

 

「道」が39話、「心」が40話だったけど、「ほんとうに」は全31話。もう少しで折り返し地点と思うと早いな~。