TBS 1976年12月23日
あらすじ
舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ。
2023.9.6 BS11(イレブン)録画。
浜川家
信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。
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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。
千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。
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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。
トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。
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明:羽田勉…千絵の次男。
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戸倉家
克子:赤木春恵…千絵の前夫の母。聰と明の祖母。
聰:松田洋治…千絵の長男。
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上條家…千絵が17歳から奉公していて、親代わり。
祐人:山村聰…千絵の仲人。人類学の教授。
昭子:奈良岡朋子…祐人の妻。
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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。
三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。
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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。
湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。
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小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。常さん。
小田麻子:大鹿次代…常吉の妻。
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野口恒介:佐藤英夫…信乃の幼なじみ。信乃には「こうちゃん」と呼ばれる。
協力/九段・一口坂 さかぐち
集金の人が来たと南平が信乃を探している。トキは信乃がどこに行くか伝えず、千絵には伝えていたことを知り、拗ねる。面倒なババアだよ!
東作が集金人にお金を払った。
集金人:八角高則…特に情報出ず。
トキの部屋
トキは配達に行く南平を足止めしてお茶を出し、美知との仲を探る。東作みたいな愁嘆場はたくさん。字幕がないけど、愁嘆場って言ったんだと思う。字幕必須!
トキは南平におススメの娘さんがいるが、南平はうんざりした様子で断る。
あられ老舗はまかわ
千絵と桃子で店を切り盛りしている様子を微笑ましく見ている南平。
突然、明が一人で帰って来て、千絵は勝手に帰って来てうちの子じゃないわよ!と怒り、明を泣かせる。
信乃はトキからお小言をくらい遅れて登場。信乃が戸倉家から連れて来たと知り、千絵は感謝する。
戸倉家
聰が明、明と言いながら帰ってきた。克子は明が自分から浜川に帰ったと言うのだが、聰は信じない。しーちゃんを「あいつ」呼ばわりするし、母さんも明も浜川では泣いてばかりだと言う。
千絵は克子に電話をし、お礼を言う。克子は聰に電話に出るように言うが、勉強部屋にいた聰は電話に出ない。電話に出てもらえないことを陰で聞いていた信乃。
東作たちの部屋
風呂上がりにピンクのパジャマで戻ってきた千絵。東作はあんまり長いから見にいこうと思ったと帳簿?つけながら言うけど、嘘だろ絶対。千絵は信乃に店を任せられたことを喜んでいる。
東作は聰からのハガキが来ないことを気にして、顔を出した方がいいと言うが、千絵は諦めている。千絵は浜川の嫁になることを第一目標にあんまり子供のことは気にしてないんだよねえ。
戸倉家
夜中の3時まで仕立物をしている克子。起きてきた聰は克子の肩を叩く。聰はクリスマスなんてもういいと言う。しかし、こんな忙しい克子に明も頼もうとしてたの? 子犬はどこ行った?
公園
聰と明は再会し、聰はクリスマスツリーを買ってやろうと言い、誰に買ってもらったか言うなよと口止めする。
明が箱を抱えて帰ってきた。こっそり何も言わずに2階へ行こうとしたが、トキに見つかり箱の中身を見られた。クリスマスツリーは幼稚園の友達からもらったと嘘を言う。
あられ老舗はまかわ
今日はクリスマスイブ。クリスマスはやらないという浜川家に合わせて特に何をするつもりもない千絵。それはどうなの〜?
上條夫婦が訪れ、昭子はまた千絵がかわいそう、明を今日くらい戸倉家に返してやればいいのにと浜川家ディスり。2人は明にクリスマスプレゼントを持ってきてくれた。
千絵は明をこっそり2階に連れて行き、プレゼントを渡す。船の模型でおばあちゃんに見せてくる!という明を千絵が止める。明は千絵にクリスマスツリーを幼稚園の友達にもらったと言い張る。千絵は誰がくれたのか見当がついたが、本当に本当だよと言う明の言うことを信じたフリをして抱きしめる。明に嘘ばかりつかせるなよ〜。
戸倉家
聰も上條夫妻から同じプレゼントをもらっていた。サンタさんが今夜来てくれるかもよ?みたいな感じじゃなく、おばあちゃんも買ってあるわよと堂々と言うもんなんだね。南平も配達の途中だとプレゼントを持って来て、その後、白スーツ蝶ネクタイの男が浜川の若旦那からとクリスマスケーキを持って来た。
配達人:今村広則…赤木春恵さんと同じ事務所の人だった。バーター?
へえー! このドラマに出てるんだ。
浜川家
明にそれぞれ内緒だよと敬太、のんちゃん、麻子がプレゼントをくれた。プレゼントの箱が明の腕にドンドン重なる。トキもプレゼントをやり、心優しい人は贈るんだよと信乃に嫌みを言う。4つも箱が重なってトキと信乃の会話中に箱がガラガラと音を立てて落ちたが、そのまま芝居を続ける。こうちゃんも明のプレゼント持参で来た。
あられ老舗はまかわ
クリスマスイブで早めに閉店。杏子が来て、若者たちはどこか遊びに行こうと言うが、東作がダイニングに集める。
ダイニングには若者たち、茶の間にはトキや常吉夫婦など年寄りたちが集まる。東作は聰も迎えに行こうとしたが聰が風邪気味だと断わられたと言う。クリスマスパーティーが始まる。昨日の予告で見たみんなで歌うシーンね。
大竹しのぶさんの持ち歌をみんなで歌うって豪華。いつの時代も人気の出た俳優が歌を出すってあったんだねえって自分の同世代の俳優がいくつか浮かびました。
正直、大竹しのぶさんは別にして歌唱力微妙な人もいてそれで幻滅パターンもあったりして善し悪しだよねえ。それにしてもたまたまだけど「おやじ太鼓」も「ほんとうに」もみんなで歌うシーンが多く、大きく外すような人はいない。だから歌唱シーンがあるのかもしれないけど、昔の俳優さんはみんな歌がうまいと錯覚する。
戸倉家は聰と克子の2人だけのパーティー。聰が誘われて浜川に行ったら克子1人だけだったの? それもなんだかなー。
突然、誰かが玄関に来た。すっごい美人! 散々今まで話に出てきたフサの娘の奈々(和泉雅子)で行くところがないのと信乃に泣きついた。(つづく)
店の客:岩城和男…「おしん」の医者。どの時代?
このうちではクリスマスやらないから〜と千絵だけが忙しさにかまけて何も用意してなかったような。変な気の使い方するよね。子供のことに関してはもっと堂々とやっていいように思うけどね。その気遣いで昭子が信乃に敵意丸出しになる要因を作ってしまってるような気がする。今週もあとは明日だけ? 早い。