TBS 1979年4月12日
あらすじ
舞台はわんこそば屋の“伊和田”。 亡き夫の法要の日から始まる。 母にすればこの日に跡継ぎを決めてしまおうと長男の遺産相続と3人の娘たちの遺産放棄を提案する。 だが、長男の嫁はお店の跡継ぎを拒否する…
2023.7.19 BS11(イレブン)録画。
主な登場人物
伊和田(いわた)家
わか(京塚昌子)…わんこそば屋「伊和田」の女主人。
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亜紀(長山藍子)…長男の嫁。「伊和田」の若女将。息子が2人いる。
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高子/こうこ(結城美栄子)…長女。レコード会社のプロデューサー。29歳。
周子/しゅうこ(中田喜子)…次女。男子高の教師。25歳。
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従業員
古出長子/ちょうこ(泉ピン子)…高子と同じ歳。福太郎が好き。
三浦太平/たへい(岡本信人)
中田国夫(尾藤イサオ)…朋子が好き?
松島時枝(茅島成美)…福太郎が好き。
泊三生(金子扇太呂)…「心」では「一村」の従業員・太郎。
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酒井夏子(木原光知子)…亜紀不在のため雇われた山形出身の女性。24歳。
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時枝の息子・松島哲也(吉田紀人)…「心」のター坊。
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藤原市郎(中村勘九郎)…朋子の恋人。
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大坊/たいぼう/吾郎(渡辺篤史)…周子の見合い相手。高校教師。
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長谷部克利(豊田清)…周子の教え子。歌手を目指している。
わんこそば「伊和田」
相変わらず混んでいる店内。福太郎あてに不動産屋から電話があり、亜紀が奥にいるのに電話を切ってしまうわか。玄関にも電話あるのにね〜。
茶の間
亜紀、周子、吾郎が子供たちがお昼を食べていると、わかが亜紀をダイニングに呼び出し、部屋を探してるの?と詰問。亜紀には何のことか分からない。福太郎一人の単独行動らしいのになぜか亜紀が問い詰められる。出ていくのは分かっているが、黙っているのがイヤとのこと。本当〜? 先に宣言しても嫁の言いなりになってと言うんでしょう〜。
昼休み、ダイニングに従業員が集まる。わかは亜紀を無視。朋子はわかに物申そうとしたが、亜紀や長子に止められる。国夫が明日の日曜日に奥多摩にでも行こうと朋子を誘う。行くのは長子、夏子。太平は友達と約束があり、三生は実家の手伝い、もう一人の従業員は働きながら定時制高校にも通い、野球もやってる…初めてまともに顔が映り、セリフもあった。そんなに若い子だったか。
わかは夏子に郁たちの店の手伝いを頼み、ハイキングに行くのは国夫、長子、朋子だけ。しかし、朋子も外の公衆電話から市郎に連絡を取り、市郎にドライブに誘われる。
朋子は国夫を呼び出して、ハイキングに行ってたことにしてほしいとお願いする。国夫は以前、朋子を送ってきた市郎を知っていたため、朋子は洗いざらい市郎のことをしゃべる。国夫と長子で気まずい〜。でも言い訳作りに出かけないとならない状況。
茶の間
福太郎が帰ってくると、吾郎と周子が慌ただしく出かけた。
わんこそば「伊和田」
周子がデートに行ったことをブーブー言う朋子を無視するわか。
茶の間
わかが福太郎に不動産屋のことを聞く。亜紀にせっつかれたの?と聞くわか。ほんっとに亜紀さんのやることなすこと嫌な風にとるね。吾郎が「伊和田」の婿になってくれるとも限らないというわかの言うことは正しい。
しかし、福太郎は長男が居座っていたら婿養子に来づらいというのも分かるな〜。ん〜、先に結婚が決まると長男夫婦を追い出す感じに見えるか。福太郎は不動産屋のことは亜紀に話していないとハッキリ言う。やっぱり娘と暮らすのがいいと説得。
娘のようなつもりでいたのにと泣くわか。えー! 今までの行いが娘に対する態度かよ。高子、帰宅。克利のテープを聞かせると言うが、わかはみんな自分勝手だと怒る。
ダイニング
従業員たちに克利の曲を聴かせる高子。相当エコーがかかってると太平。いいところを繋ぎ合わせた苦心の作と高子が言うが、克利相当歌上手いのにね。わかは夜食もとらずに就寝。
茶の間
仕方のないことなんだよと亜紀に言う福太郎。わかが茶の間に戻ってきて通帳を渡す。亜紀は頭を下げるしかない。
日曜日の朝、ハイキングに出かける朋子、長子、国夫。長子は国夫の気持ちに気付いてる!? 結局、国夫と長子で出かける。
喫茶店
市郎と朋子が待ち合わせ。市郎は真鶴に連れていくつもり。市郎は親公認なのに、朋子はわかに市郎との付き合いを話せないことを気にする。
茶の間
順と洋はわかと折り紙遊び。福太郎が来ると新聞に入っていた一戸建てのチラシを渡す。
レストラン
ハイキングに行き、足を痛がる長子は国夫がお人好しだと呆れる。8時に朋子と待ち合わせしたのに朋子が来ない。
市郎は事故を起こし、交番で事情聴取されていて、市郎は朋子に帰るように言うが、朋子は市郎と帰ると言い張る。おいおい、国夫たち待たせといてさ〜。
待ち合わせていたレストランが閉店したので国夫たちは帰宅。わか、福太郎、亜紀が出迎えるが朋子がまだ帰っていなかった。(つづく)
朋子が悪いよ!