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【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 道 第13話「娘たちの曲り角」

TBS 1979年2月1日

 

あらすじ

舞台はわんこそば屋の“伊和田”。 亡き夫の法要の日から始まる。 母にすればこの日に跡継ぎを決めてしまおうと長男の遺産相続と3人の娘たちの遺産放棄を提案する。 だが、長男の嫁はお店の跡継ぎを拒否する…

2023.7.3 BS11(イレブン)録画。

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主な登場人物

伊和田(いわた)家

わか(京塚昌子)…わんこそば屋「伊和田」の女主人。

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福太郎(小野寺昭)…長男。家庭裁判所の調査官。

亜紀(長山藍子)…長男の嫁。「伊和田」の若女将。息子が2人いる。

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高子/こうこ(結城美栄子)…長女。レコード会社のプロデューサー。28歳。

周子/しゅうこ(中田喜子)…次女。男子高の教師。25歳。

朋子(大竹しのぶ)…三女。獣医学生

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小玉栄二(佐藤英夫)…郁の夫。

小玉郁(乙羽信子)…わかの姉。

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従業員

古出長子/ちょうこ(泉ピン子)…高子と同じ歳。

三浦太平/たへい(岡本信人)

中田国夫(尾藤イサオ)

松島時枝(茅島成美)

泊三生(金子扇太呂)…「心」では「一村」の従業員・太郎。

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酒井夏子(木原光知子)…亜紀不在のため雇われた山形出身の女性。24歳。

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時枝の息子・松島哲也(吉田紀人)…「心」のター坊。

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藤原市郎(中村勘九郎)…小型犬・モンタの飼い主。

丸山敏之(赤塚真人)…市郎の居候。

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森村初子(園佳也子)…スナック葵のママ。

健(田島真吾)…亜紀の弟。グレて家裁送りになり、福太郎と亜紀の出会いを作る。

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教頭(太宰久雄)…周子の勤務する男子高の教頭。

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長谷部克利(豊田清)…周子の生徒。

長谷部定子(大森暁美)…克利の母。

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田代静子(東海林典子)…朋子の友人。

 

日曜日

わんこそば「伊和田」

店の様子を伺う栄二だが、出かけようとしていた朋子に見つかると慌てて帰ろうとする。朋子は、わかには内緒で亜紀に会いに行くところ。朋子が栄二を止めてるうちにわかが外に出てきて、朋子と2人で栄二を家に入れた。

 

茶の間

郁は栄二に「帰れ帰れ」と怒りをぶつける。栄二は退職金を何かに注ぎ込んだ? 郁は何の稼ぎもなかったかもしれないけど女房の務めを果たしたと怒る。退職する数日前に急に聞かされたんじゃ郁さんかわいそう。

 

長谷部家

福太郎と周子で定子に克利の気持ちを話す。悪いのは私じゃない、主人なんですという気持ち分かるよ。周子は伊和田家において高校だけは卒業させるよう説得させると真摯に話し、定子は克利の荷物をまとめた。リビングに暖炉のあるお家。

 

郁のいる部屋にお汁粉を持ってきた朋子。郁はやっぱり結婚はお見合いがいいと話す。父の反対を押し切っての恋愛結婚は失敗だったと後悔している。

 

茶の間

栄二はおもちゃ屋を開くのが夢。農家の五男坊で奨学金をもらって大学に行けたが、おもちゃで遊んだこともなく、世知辛い世の中に大人も楽しめるおもちゃを売りたい。話を聞いたわかは食べ物商売が一番と言うが、いやいや〜今はそんな話じゃない。

 

福太郎は栄二の夢を賛成、周子は伯母さんにも老後の計画があったと郁の気持ちを慮る。

 

郁の部屋に行った福太郎に夫婦で別れて暮らしてるような人に女房の気持ちが分かるもんですか!と郁にキレられる。

 

栄二が帰る時、郁はついてこなかった。そこに高子と克利が帰って来た。高子は克利を「掘り出し物を見つけた」と言う。

 

福太郎の部屋

福太郎と周子は克利に今後のことを話す。

 

ダイニング

郁は居候だからと台所に立っていた。

 

茶の間

わかは忙しくさせたら郁は家に帰るだろうと朋子に言い、ブリの照り焼きと粕汁を作るように郁に言う。高子、福太郎、周子も集まる。

 

福太郎の部屋にいる克利に歌の天分があると熱心に高子が話す。

 

ダイニング

一人で料理させられてブーブー言ってる郁。

 

茶の間

克利がギターで弾き語りをする。さすがスタ誕チャンピオン! 3ヶ月で歌手デビューさせるという高子に周子は母親に高校を卒業させると約束したと反発する。

 

郁の部屋

肩を揉みに来た朋子に早く風呂に入りなさいというわか。郁は冷たい(態度に見える)わかに「あれじゃ亜紀さんが出ていくのもわかる」と今更亜紀に同情する。

 

翌朝

郁は玄関を掃くが、家のことは夏子の仕事なので夏子は戸惑う。

 

周子は克利を学校に連れて行こうとするが、高子は事務所に行こうと誘う。決めるのは克利だと高子が選択肢を克利に与えた。

 

教頭室?なのか!?

教頭に克利の進路を誤らせたから辞めると言い出す周子。真夏竜さん演じる同僚の生咲一良(何て読むのか分からない)から教師辞めたらどうする?と聞かれた周子は今の生徒たちを卒業させたら結婚でもするかなと言う。

 

生咲(きさきと読むらしい)先生は周子の決意に焦る!? 生咲は岡山にある苗字らしい。この人も岡山なのかな? きさき・かずよしだろうか。橋田さん、わりと変わった読みの苗字や名前好きだというのが「心」「道」と続けて見て思いました。

 

お汁粉屋

静子に呼び出された朋子。静子はあの見合い相手とうまくいかず、親の動物病院を継いで好きな人と結婚するつもりと言う。跡を継ぐといっても動物嫌いな人に獣医をしてもらいたくない。静子は敏之を通して市郎を呼び出していた。静子と敏之は一緒に映画を観に行く仲になってるらしい。

 

朋子と市郎は2人きりにされ、市郎は母親が朋子を嫁に決めていることを知り、好きだけど諦めようとしていた。いい思い出になった、ありがとうと気持ちを話して店を出ていく市郎。朋子は目を潤ませ席に座っていたが、市郎を追いかけ、このまま友達でいてと朋子も想いを伝える。

 

ダイニング

周子が突然店を手伝うと言い出す。真剣に身の振り方を考えると言い、退職願を出したから店を継いでもいいと言い出す。

 

遅く帰って来た朋子は実験の後始末をして来たとわかに嘘を言い、店を手伝うからと言って店は継がないとはっきり宣言する。(つづく)

 

「心」みたいに最後は郁とわかで店やる展開もありなのかな? 周子は店やらないだろ〜。

 

今日は20話。

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こっちにも福太郎が! 小野寺昭さんは学生役だけど、竹脇無我さんとは同学年。