徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】岸辺のアルバム 第13話

1977/09/23 TBS

 

あらすじ

東京郊外の多摩川沿いに住む中流家庭。一見すると幸せそうに見える家族4人。しかし、実はそれぞれが問題を抱えていた。母・則子(八千草薫)は良妻賢母型の専業主婦。だが、見知らぬ男から電話がかかってくるようになる。はじめは知らん顔をするも、やがてその男と会うようになり…。父・謙作(杉浦直樹)は有名大学出の商社マン。しかし、実のところ会社は倒産寸前の状態だった…。娘・律子(中田喜子)は大学生。なかなかの秀才で大学も簡単に合格したはずだったが、ここ一年は家族に対して心を閉ざしている。やがて、アメリカ人男性と交際するようになるのだが…。息子・繁(国広富之)は大学受験を控えた高校生。決して勉強のできる方ではないが、心の優しい性格の青年だ。だが、両親や姉の異変に気付き、思い悩むことに…。

 

第13話

家を飛び出した繁(国広富之)は、雅江(風吹ジュン)の紹介の店に住み込みで働くことになった。一方、謙作(杉浦直樹)と則子(八千草薫)は話し合いの機会を作る。

2022.9.28 日本映画専門チャンネル録画。

Will You Dance?

Will You Dance?

  • provided courtesy of iTunes

ラーメン屋

雅江の世話で住み込みで働くことになった繁。店主は最低2年は勤めろと言い、さっそく丼を洗えとすぐに仕事をすることになった。

 

店主の弱みを持っている雅江。バーにつきあったら帰りに暗がりで急にすごい力でキスされ、雅江は蹴っ飛ばしたという。よくそういう人にまた会うよね~。うちへは帰れないという繁。

 

多摩川沿いを歩く買い物帰りの則子。律子も帰ってきて、繁が沖田に2000円借りたという話を聞いてきた。2000円しか持ってないのならそんな遠くへは行けないと繁を心配する則子。

 

謙作がまた暴力を振るったら前橋のおじさんのところへ行けばいいという律子。他に行くとこがないということは則子のきょうだいか何かかな? 律子は則子は洋裁ができるのだからどこかアパートを借りて自活すればいいという。

peachredrum.hateblo.jp

↑こちらも山田太一脚本だけど、こちらは八千草薫さんと鶴田浩二さんが夫婦で、杉浦直樹さんも出てたんだな~。こちらの八千草さんはシャツの仕立てで自活してた。

 

則子が出ていっても、律子は大学を卒業するまではこの家にいるという。家事を全部やることになるという則子にそんなに汚れないから1週間に一度パーっと掃除をするという律子。

則子「そんなことしたら家なんかたちまち見る影もないわ」

律子「いいじゃない、問題は中身だもの。家ばっかりキレイになったってしょうがないわ」

何も言えない則子。弱腰になっちゃダメという律子に対して、このうちを出たくない、お父さんとも別れたくないという。

 

会社に一人残る謙作。

peachredrum.hateblo.jp

回想

謙作「何をしてるっていうんだ」

繁「繊維機械なんて言ってるけどね、兵器作ったり東南アジアから女を輸入したりしてるんだぞ!」

謙作「繁…」

繁「女を輸入してクラブやキャバレーへ送り込んでるんだ! 誇りを持ってね!」

謙作「繁!」

則子「繁ちゃん」

繁「お父さんはお母さんが何をしてるか知ってるか? 僕の言ったことウソだと思ったんだろ。ウソじゃないぞ! お母さんは男と何度もホテルへ入ってるんだ。渋谷の連れ込み行って聞いてみりゃいいさ。はいはい、その方はお得意様で…」

謙作「よさないか、繁!」

 

そこに絢子が紙の束を抱えて入ってきて、中田にやっとけと言われたと言い、紙をまとめてホチキスで止め始めた。

 

契約成立で中田たちは飲みへ出かけたのに、なぜ部長さんはいかないのかと絢子に尋ねられた謙作は「部長抜きで飲んだ方がいいだろう」とタバコを吸い始めた。絢子の作業する姿を見つめながら「つきあわないか?」と誘う。

 

バー

眼帯の下、目の下まで腫れている謙作のことを奥さんに殴られたのだと社内で噂になっているのだという絢子。謙作は絢子に告白されたことで年がいもなく絢子ちゃんを意識していると話す。今だと下の名前にちゃん付けはセクハラだな~。

 

田島家

則子は鍋を丁寧に洗っている。

 

バー

飲み方が乱暴だと指摘する絢子は酔っ払っちゃったととろんとした目で見つめる。謙作はつきあわないか?と誘う。一緒にどこか泊まらないか?と言い、絢子は会社にいる時から誘われると思っていたと答えた。

 

絢子「悪いわね」

謙作「うん?」

絢子「半月早かったら喜んでついてったんだけど」

謙作「うん」

絢子「私、もう違っちゃったの。ハッキリ言うと部長さんに全然魅力感じないの。キツネが落ちたみたいにコトンって部長さんのことなんにも感じなくなっちゃった。だからつきあえないわ。相当ね、私も。イヤな言い方。でも、しかたがないわよ。部長さん、さんざん冷たかったんだもん。これ飲んだら失礼します。誰か水商売の人、探すんですね」

謙作「そうだね…」

 

サクッとフラれてしまった謙作は家に帰るが、なかなか家には入れないでいる。泣き出してしまうほど辛いが、鼻をすすって家へ。

 

則子は食器棚の食器を全部洗った!? 棚に入れてる。

 

則子に「お帰りなさい」と出迎えられても、着替えもせず、上着だけ脱いで、そのままリビングのソファに寝っ転がる。

則子「お父さん、布団へ行って。お父さん。私がここで寝るわ。お父さん、布団へ行って。お父さん。お父さん…」

 

朝、ソファで目覚めた謙作。毛布がかけられていて、近くの棚にもたれかかって則子が寝ているのを見つけた。

 

則子と律子で朝食。則子が起きた頃には謙作はいなくなっていた。明け方まで則子は起きていたが、6時前に謙作は出かけてしまったらしい。

律子「ハッキリしないわね。もうちょっと男らしいと思ったわ」

則子「よして」

律子「お母さんも床に寝るなんて惨めなことしちゃダメよ」

則子「律子ちゃん」

律子「何?」

則子「夫婦のことなの。いろいろ言わないで」

律子「つらいだろうと思って慰めてるつもりよ」

則子「なら、お父さんを慰めてあげて」

律子「いないじゃない。お母さんから逃げ回ってるじゃない」

則子「そんな言い方しないで」

律子「分かったわ」

則子「お父さん男らしくないわけじゃないわ」

律子「そんなら早く決着つけたらいいと思うけど」

則子「決着つけて、お母さんが出ていけばいいってわけ?」

律子「そんなこと言ってないじゃない。私に当たらないで」

則子「お母さん、お父さんがバタバタ結論出さないのありがたいわ。うれしいくらいよ」

律子「何も言わないわ。余計な口、利いたわ」

出も前に比べたら親子の会話増えたね~。

 

謙作の会社

謙作「で、撃ったのかい?」

中田「ええ、撃ちました。コンクリートの試射場に連れてかれましてね」

宮部「ほう」

中田「耳に栓をしろって言うんですよ」

謙作・宮部「うん」

中田「こっちは内心ドキドキですよ。小銃を撃つなんてのは初めてですからね」

宮部「標的までの距離は?」

中田「100mです。ドカーン! いや~、ものすごい音でね、本物っていうのはこんなにすごいのかなって、もう…」

謙作「ターゲットの大きさは?」

中田「ええ。直径15cmです」

宮部「当たったかい?」

中田「6発撃って全部命中」

謙作「えー? ホントか、おい」

部員「ウソだね」

中田「いやいや…ホントですよ。つまり国産の小銃の性能がいかにいいかってことですよ」

謙作「うん」

一同の笑い声

 

タバコ休憩? 男性社員たちが雑談する中、絢子は男性社員たちのお茶をいれ、タバコの吸い殻を片づけ、話にも加わらず、黙々と作業する。話の本筋とはあまり関係のない雑談が面白いんだよなあ。

 

田島家

則子は古雑誌を外に出していた。

 

派手な格好をした女性たちが後部座席に乗った車。助手席には謙作が乗っている。これが例の女性たちを送り届ける仕事か。

 

田島家

掃除機をかける則子。

 

チャイムが鳴り、玄関に出ると信彦だった。「ちゃんと働いてるから心配するな」と繁からメッセージを預かっていた。玄関で立ち話。

 

信彦「おばさん、あの、お元気ですか?」

則子「私?」

信彦「なんか変だけど」

則子「繁が何か?」

信彦「ええ。『お母さんがどんなふうか見てこい』って言ったんです」

則子「そう」

信彦「『また電話するからそのとき教えろ』って」

則子「そう」

信彦「元気そうですね」

則子「ええ、元気よ。『しっかりやりなさい』って言ってください」

 

信彦はいる場所が分かったらまた…と出ていく。則子が2000円借りたことを話すと、律子が昨日返してくれたという。じゃ、さよならと爽やかに去って行く背中に「どうもありがとう」と声をかける則子。いいヤツだな~。

 

電話が鳴る。律子からでお父さんとお母さんが話し合うのならいないほういいから、友達の家に泊まるという。自由にしゃべってもらいたい、子供のためにどうこうなんて、そういうことで身の振り方左右してほしくないといい、電話を切った。

 

姿見で自分の顔を見る則子。

 

謙作は中田と車の中。今日は謙作が一人で羽田へ行ったので、たまには僕の行きつけなんかいかがですか?と中田に誘われたが、帰るという謙作。「フフッ…たまには早く帰らんと、かみさんうるさくてしょうがねえや。ハハハハハ…」

中田の髪型が短髪のヅラか?ってくらい不自然だけど、ヅラじゃないよなあ。

 

田島家

家に帰ってきた謙作。

お帰りなさいといつも通り迎える則子。お風呂が沸いてるというが、来いよと謙作は言い、ソファに座った。謙作が脱いだ上着を片づけようとする則子だったが「そんなものはいいから早く掛けろ」という。

 

謙作「ズルいよ」

則子「えっ…」

謙作「ズルいじゃないか。まるでなんにもなかったみたいだ。『風呂が沸いてる、今日は早いのね』とはなんだ。なんとなく終わりにしようとでもいうのか」

則子「そんな…」

謙作「律子は?」

則子「いないわ。今日はお友達の所へ泊まりに行くって」

謙作「掛けろよ」

則子「お父さん。私…私にはなんにも言う資格はないかもしれないけど…」

謙作「掛けろと言ってるんだ!」大きな声、やめて。

 

ようやく向かい側のソファに座る則子。

謙作「どういうきっかけか知らないが男に脅迫されてとか、そういうことじゃないんだな?」

うなずく則子。

謙作「自分の意志でしたことなんだな?」

うなずく則子。「でも…」

謙作「言い訳は聞きたくない! 『終わった』と言ったが、いつからいつのことだ?」

則子「去年の夏から冬の初めまで…」

脇にあったクッションを投げつける謙作。則子には当たってません。

 

謙作「いいか。その男のほうへ行きたければ…」

則子「そんなことじゃないの」

謙作「その男ん所へ行くがいい!」

則子「私、その人と一緒になることなんて考えたことないもの。このうちにいたいの。ずっとお父さんといたいの。許してください…。どう償ったらいいか分からないけど、どんなことでもするつもりだわ。ここにいたいの。このうちにいたいの。許して…。許して」

 

謙作「俺は…お前が今、憎いが、俺はお前を必要としてる。生活に差し支えるから必要としてるというんじゃないぞ。お前を離したくない。しかし、『償いをするから』『なんでもするから』というような、そんなへりくだったお前と一緒にいたいんじゃない。今までどおりの…お前といたいんだ」

則子「お父さん…」

謙作「しかし、すぐさま今までどおりといっても無理だ。こんなことはできるだけ早く過去のことにしたい。たぶん…」

則子「え?」

謙作「今度のことは俺への不満からだろう。きっと言い分があるかもしれないが聞く余裕はない。本気で忘れるっていうなら俺も忘れるように努めよう」

 

二人の激しい息遣い…お、おぅ…。

 

雨の日

店の様子を外から伺っていた則子が店員に声をかけられ、店内に入り味噌ラーメンを注文する。その声でカウンターにいた繁はすぐに気づいた。1人テーブル席に座った則子はカウンターの向こうで一生懸命働く繁の姿を見た。繁は店主に頼まれて出前に行き、すぐ戻ると店主に言って後を追いかける則子。

 

真っ黒いレインコートと帽子をかぶっておかもちを持っている繁の目の前に傘を差した則子。信彦に聞いたという則子だったが、繁は言ってないという。信彦がある人に無理やり聞いた…雅江だろうなあ。

 

繁「ほっといてくれよ」

則子「どうしようかと思ったの。せっかく1人で生きてるつもりのところへ…」

繁「つもりじゃないさ。1人で生きてるよ」

則子「だから親が『よろしく』なんて出ていっちゃいけないかなって」

繁「そうさ」

則子「あっ…だからあんなふうに入ってったんだけど」

繁「黙って帰ってね。ちゃんとやってるよ」

行ってしまった繁を見送る則子。

 

店内でラーメンを食べている則子。カウンターでは繁が忙しく働いていた。

 

その夜

繁から電話がかかってきた。「もしもし、お母さん?」

則子「そうよ」

繁「昼間、つっけんどんにして悪かったよ」

則子「ううん。お母さんこそ急に行っていけなかったわ」

繁「ちょっと慌てちゃったんだよ、いきなりお母さん入ってくるから」

則子「すごく働くんで驚いたわ」

繁「僕が来てから出前するようになってさ、マスターも喜んでるんだ」

則子「そう。偉いわ、見直したわ」

 

繁「どうしてる? お母さん」

則子「うん…元気よ」

繁「お父さん、まだ?」

則子「うん、まだ」

繁「姉さんは?」

則子「2階にいるわ」

 

繁「フッ…相変わらずお父さん遅いんだな」

則子「うん」

繁「お父さん、お母さんのこと怒ってる?」

則子「うん?」

繁「フッ…そりゃ怒ってるよね。でも一緒にいるんでいいよ」

則子「ハッ…うん」

繁「元気そうでホッとしたよ」

則子「繁ちゃん、お母さん、今日『すぐにでも帰っていらっしゃい』ってそう言おうと思って行ったんだけど」

繁「帰らないよ」

則子「うん」

繁「大学なんか全然行きたくないしさ」

則子「うん。ただね…」

繁「今、議論したくないんだ。お母さんとちょっとしゃべりたかっただけなんだ」

則子「うん…」

繁「おやすみ」

則子「おやすみ」

 

朝、玄関

靴ベラを使って靴を履いた謙作は靴ベラをその辺に投げる。「行ってくるよ」

則子「いってらっしゃい」

 

リビング

律子「お父さん、全然お母さんのほう見ないのね。あんなにも許せないものかしら?」

則子「いいわよ、何も」

律子「余計な口利かないし、笑わないし、それともすぐケロリとするのも変だと思って無理してんのかしら」

則子「うるさいわ、ちょっと」

律子「だって後々参考になるかもしれないし」

則子「いいかげんにして」

律子「すぐそう言うけど娘にこういうこと観察させたほうがいいんじゃないかしら?」

則子「面白がるのはよして」

律子「面白がってやしないわ」

則子「お母さんが張本人だからこんなこと言うのおかしいけど、お父さんもお母さんも本気よ。本気でなんとかしようとしてるのよ。からかうようなこと言うのはよして」

 

謙作の会社

謙作と宮部が繊維機械部に戻る。上層部が負債を隠してたというのは本当ですか?と部下に詰め寄られる謙作。社員の間で倒産のうわさもある。専務から業績不振の実情報告を受けたと話す。融資に不正があったという事実はない。合弁パルプのプロジェクトの不成功が予想を上回るダメージになっている。

 

それでも人員整理ですか?と詰め寄る部下たちになだめる宮部。普段ギャーギャーわめく中田がひと言も言わないじゃないかと指摘。確かにおとなしいな、中田。

 

夜の町。ピザハットの看板が目立つね~。落ち着いた和食屋で向かい合う謙作と中田。中田はヒレカツなどごちそうしてくれるという。用件をなかなか言いださない中田にボーナスはどうせ少ないんだからカネを使うなと謙作は言う。

 

中田「いざとなると相当言いにくいんですが…」

謙作「どうせ言うんだろ」

中田「はあ。実は…」

謙作「うん」

姿勢を正す中田。「すいません」

謙作「うん?」

中田「申し訳ありません」

謙作「何をした?」

 

中田「引き抜かれました」

謙作「引き抜かれた? どこに?」

中田「弱電の営業です」

ja.wikipedia.org

通信、制御、情報関連の会社ということかな?

 

謙作「弱電ってどこ?」

中田「ご相談すべきでしたが折がなくて…」

謙作「フンッ…折がないってことはないだろう。決めちまったってわけか」

中田「申し訳ありません」

謙作「そうか…」

中田「7月いっぱいで退職させていただければ幸いです」

謙作「幸いか…」

 

ビールを注いでくれる中田。

謙作「難しいね」

中田「は?」

謙作「いや…どういう顔をすべきか難しいよ」

中田「はあ」

謙作「見事と言ってもいい」

中田「いえ」

謙作「うちはどうなるか分からんからな」

 

中田「倒産ですか?」

謙作「倒産は、せんさ。しかし、早晩、今の首脳陣は当事者能力なしということになるだろう」

中田「そうですか」

謙作「ハァー、お祝いを言うべきだろうな」

中田「いえ」

謙作「さすがに抜け目ないね」

中田「いえ。実は…」

謙作「うん?」

中田「いえ、私も自分でかなり抜け目のないよくも悪くも損得に敏感な人間のつもりでおりましたが…」

謙作「うん」

中田「思わぬところで足をすくわれました」

謙作「なんだい? 他にもあるのか? なんか」

中田「はい。まあ、我ながらあっけにとられてるんですが…」

謙作「うん」

茶店に待たせてあるから呼んでくるという中田。

 

酔っ払って駅のベンチに座っている謙作。

♪同じお前も 枯れすすき

船頭小唄

船頭小唄

  • provided courtesy of iTunes

先ほどの和食屋での回想

中田が謙作の前に連れてきたのは絢子だった。中田は絢子と秋に式を挙げることにしたと報告した。絢子はよろしくお願いしますと頭を下げた。

 

謙作「驚くよ…そりゃあ」

 

和食屋で「おめでとう」と明るく言う謙作。

 

謙作「フフフ…分かんねえなあ、女ってのは。フッ…ケロッとしてやがる。ケロッとね。フフフフフ…中田のやつ引っかかりやがった。フフフフフ…引っかかりやがった。フフフフ…フッ」

 

駅員から終電行っちゃったけど、どこまで帰るの?と話しかけられる謙作。「うちへもう帰りたくねえよ。帰りたくねえよ、俺は」とベンチに横になる。駅員に起こされるが、謙作はうめき声をあげて倒れた。えー! 救急車のサイレンが鳴り、救急車が夜の街を走ってつづく。

 

えー!

 

中田と絢子のカップルは何となく予想できた。もっと女性の多い会社なら中田みたいな人だと若い女の子を選ぶんじゃないかとも思うけどね。絢子は20代後半、中田は30代前半くらいだと思うけど、絢子の方が高卒か短大卒で社歴は長いんじゃないかと思ったり。まあ、この辺の人たちも退場か~。

 

今週、堀先生と北川さんの出番がなかったんでちょっと物足りなかった。いや、もう、北川さんは出てこないのかな?

 

謙作と則子は元どおりに戻れるのか!?