徒然好きなもの

ドラマの感想など

シャツの店 第1話

以前、八千草薫さんを偲んでNHKで最終回だけ放送されているのを見て、全編見たいなと思っていました。

今週から日曜の朝9時から放送されると知り、録画しつつリアルタイムで見ました。

1986年1月11日 NHK

 

あらすじ

頑固一徹なシャツ職人とその妻、息子が繰り広げる家族間の葛藤を、東京・下町を舞台に描く。鶴田浩二が昔気質な主人公を絶妙な演技で魅せる。東京で指折りの腕を持つシャツ職人・周吉(鶴田浩二)。ある日25年も連れ添った妻・由子(八千草薫)が突然家を出て行ってしまう。仕事中心、厳格な家長として通してきた周吉は戸惑い、これまでの自分の生き方を見つめ直す。

 

 

オーダーシャツ専門店の頑固職人・磯島周吉(鶴田浩二さん)と妻・由子(八千草薫さん)、息子・秀一(佐藤浩市さん)、住み込みの弟子・昭夫(平田満さん)が主な登場人物です。

 

前に最終回だけ見たときには分からなかった人間関係もなんとなくつかめました。

 

仕事一筋の周吉、一緒にシャツ作りを手伝う由子、昭夫が作業する店。

 

ある日、由子は、周吉だけがオーダーシャツの名人として褒められて、自分は家事の傍らシャツ作りを手伝っている生活に嫌気がさして家を飛び出してしまう。大学生の息子も一緒に家を出てしまい、昭夫が仕事の他に家事の手伝いまでやっていたが、自分の時間が欲しいので通いにしてほしいと周吉に黙ってアパートを借りて出て行ってしまう。

 

昭夫は人のいい青年でなんとか二人を元に戻そうと奮闘するがうまくいかない。

 

由子は、アパートを借りて自らオーダーシャツを作っているが、生活できるほど注文が入っていないので、夕方から小料理屋に出ている。

 

1話だと杉浦直樹さんと美保純さんが親子役なのは分かりますが、秀一が話していた好きな女性なのかまだ不明。美保純さんのこの役は24歳でしたが、これは1986年の1~2月の作品で1986年4月スタートの「はね駒」直前の作品です。「はね駒」は女学生の役だけど、本来このくらいの年齢だったんだなー。

 

秀一は大学4年で卒業したら、就職せず世界中を旅したいと語り、周吉を困惑させます。佐藤浩市さんの若いころ、かわいいわぁ。しかし、未来人からするとバブルの時代なんだから黙って就職したらいいのにーとついつい思ってしまいます。

 

由子は、小料理屋のバイトを終えて帰ろうとすると一人の男が待っていて一緒に帰っていた。奥さんや中学生の息子がいる男で同じアパートの住人だった。これが井川比佐志さんで、周吉の店でオーダーシャツを作りに来た男でもあった。

 

1話はこのくらい。

 

そういえば、ずっと前に録画した鶴田浩二さんと八千草薫さんの「殉愛」まだ見てなかった。このドラマの最終回までに見よう。