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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (27)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

家に帰ってもいらいらする純子(山口智子)。純子が清原(浜村純)に、速水(髙嶋政宏)の祖父の墓が見つかったことを報告に来ると、速水と会う。夜英語で会う約束をして、帰りに乗り合いバスを運転して家出から帰ってきた正太夫笑福亭鶴瓶)と興園寺家に戻ると、つや(白川由美)はもう少し家出してこい、と追い返す。ほとぼりが冷めるまで、と純子の家で預かっていると、雜賀(桂枝雀)が様子を見に来て、正太夫とけんかに…。

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ずいぶん間が開いてしまったけど、続きから。家に帰ってきた純子は機嫌が悪く、秀平の英語の勉強も中止になったと家族にいう。

 

台所に来た純子が「毎日毎日なんきんばっかりや」というのはカボチャのことかな。昭にボールがうまく縫えないと言われてもやり直した方がいいとそっけない。

 

陽一郎「純子。どないしたんや? なんぞあったんか?」

ここ最近、以前、金八先生の第2シリーズを録画したものを見ていたので、ニコニコの上林先生にびっくり。

 

確かに純子はご機嫌斜めなのであります。友人の静尾が純子にひと言の断りもなく秀平をおじいちゃんのお墓に案内したことに腹を立てているのであります。

 

家族団らんの笑い声を背に、鏡台の前で髪をとかす純子。

 

まあこれが娘心というものなのでしょう、きっと。

 

翌日、学校で小百合から「昭君のお姉ちゃん、何でゆうべ英語に来なかったん?」と言われ、お姉ちゃんは中止と言っていたと言い合う昭と雄太。

 

純子は清原に秀平のおじいちゃんのお墓が見つかった事を言いに行った。放送は随分間が空いたけど、昨日の今日なんだよね。清原はそういうことなら一緒に行ったのにと残念がる。

 

今日は妻の澄が起きて、お茶を出してくれた。お墓は有田郡の巡り田。

澄「そのお墓の方とあなたとどういうご関係でしたかしらね? 伺ったんですけど、どうも頭に入らなくて」

清原「いや、だから、わしのおばの嫁ぎ先のつまり義理のおじだな。ええと、そのおじの妹の子というのが秀平君のおばあさんになる人で、で、その人の最初の連れ合いが今言う巡り田の墓の中にいる人なんだよ」

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速水秀平の母が旧姓清水さだ

清水さだの母親が清水あぐり

清水あぐりは清原の母の妹 と23話で言ってたと思ったけど、違うな。

清水あぐりは速水秀平の祖母で清原のおばの夫の妹の子 だね。

 

純子「うちも聞いただけではよう分からへんのですけど早い話が清原先生と速水さんは縁続きということですねやろ?」

清原「そういうことだよ」

昼休みに抜け出してきたという純子は帰ろうとしたら、秀平が来た。秀平は純子に昨日はどうしたの?と聞いてきて、今日も静尾さんの家でやるからおいでよと言った。純子は行かせてもらいますと返事をして興園寺家へ戻っていった。秀平はパパの遺髪を納めたことを清原に報告した。

 

純子の前に見慣れない車が止まった。正太夫が運転していたのは大正10年製の8人乗りのバス。正太夫は飛行機乗りみたいな恰好…ってエイスケさんが車に乗る時のスタイルに似てる。頭にかぶってるやつと手袋。

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あぐり」界では昭和9年の出来事。

 

太夫は純子の手を取って助手席に乗せた。それをまたももとうめに見られた。

もも「手ぇ取って乗せてあげやったよ」

ももはリヤカーにうめを乗せて、バスを見送った。

うめ「どがいなことになっちゃあるんやろなあ、あの二人は」

 

興園寺家では正太夫が帰ってきたことがつやに知らされた。止まっているバスに近所の人や興園寺家で働いてる人が乗り込んでいた。正太夫は工場の片隅で雨ざらしになっていたものを修理してもらった。

太夫「こい車はな今に骨とう品として値打ち出るど」

 

つやが正太夫に冷たい。

つや「え? 古いバス一台買うたんがお前の言う大きな仕事なんか? 1ヶ月もたたんうちに帰ってきよって。お母ちゃん、もうほんま情けないわ」

太夫「そがな…心配しやる思て帰ってきたんやないか」

つや「もう帰ってくることない。もうちょっと家出しときよし」と言って家に入ろうとし、純子や清彦には早く仕事に戻るように言った。

 

純子「どないしょ。奥さん怒ってしまいはったわ」

清彦「しょうないな…。なあ純子ちゃん。すまんけど兄貴夕方まで預かっといて」

純子「えっ?」

清彦「お母ちゃんも強がってあがいなこと言いやんねや。僕がちゃんと言うてあとでおいやんに迎えに行ってもらうさかいそれまで頼むわ。お兄ちゃん、純子ちゃんの言うことやったら何でも聞くさかい」

純子「分かった」

 

出て行こうとする正太夫を止める純子。小野家に行くように言うが、また勘違いする正太夫。手をさっと引っ込める純子がいいね。

 

ももが興園寺家の裏で忠吉に話を聞いた。大阪に示し合わせていった事は否定したものの

忠吉「奥さんはできることなら純子さんと正太夫さんとを一緒にさせる気なんや。ところがあの正太夫さん、あれ、あれ、頼りないやろ。腹立たしいんやと思うわ」

もも「へえ~奥さんが正太夫さんと純子ちゃんを。へえ~」

口を押える忠吉。言っちゃダメでしょ!

 

小野家にいる正太夫久助が正太夫を迎えに来た。

久助「あのな、帰ってくるなら帰ってくるで帰ってきようちゅうもんがあるやろ。な? ちゃんと筋通しておわびするとか。それを『お母ちゃんただいま』てそれなんやそれは。大人のすることか、それ」

太夫「ちょっと待ってえな」

 

純子は静尾の家で行われる英語教室に行く前に何かおなかに入れようと台所にいた。

 

太夫「おいやんかて居候…」

久助「い…居候? こら! もう一遍言うてみお前!」

太夫「悪い思たから帰ってきたんや」

久助「何をこら、居候こら!」

太夫「突かんでもええやろ」

とケンカになってしまった。言っちゃいけないことだね。

 

出て行こうとした正太夫を止める純子と久助を落ち着かせる陽一郎とあき。

 

秀平に英語を習いに行くことなどすっかり忘れている純子でありました。

 

1話があっという間に終わってしまいます。