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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (35)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

北川(細川俊之)の影響で、無償奉仕を思い立った正太夫笑福亭鶴瓶)は、自分で稼いだ金でサンタクロースになる、と純子(山口智子)に言い残し出かけていく。つや(白川由美)は自分で働くと言う正太夫に感激。雜賀(桂枝雀)は「友情」という童話を書いて気持ちに整理を付け、陽一郎(川津祐介)とようやく仲直り。雜賀は学校を辞めないことに。大阪へ行くという北川と別れの挨拶をしていると、岸和田の警察から電話があり…。

太夫がいつものバスを運転して出勤途中の純子に声をかけてきた。戦争で両親を亡くした子が施設にたくさんいるから、その子たちにチョコレートとおもちゃを持っていく、僕がサンタクロースになる。家の財産は当てにせず、自分で資金を調達するという。お母ちゃんからお金をもらうことは簡単だけど、自分で額に汗して稼ぐと言うので純子に感心され、余ったら学校にユニフォームを寄付するとかピアノ1台寄付できるかもなどと言って出かけていった。

 

純子がつやに報告するとつやは喜ぶ。今日は清彦(生瀬勝久さん)のセリフ多め。つやは久助が書いた童話を勝手に純子に見せる。タイトルは「友情」。

 

「ところがピッチャーの陽介は久一郎のサインにどうしてもうなずかないのです。久一郎は陽介のところに駆け寄りました。『陽介、何で僕のサインに首を振るんや』。陽介は不敵な笑いを浮かべてこう言いました。『直球で勝負や。打たれてもかまわん。僕の一番得意の球で勝負したいんや。この球を打たれたんやったら後悔せん。久一郎、僕たちのないスプレーをやろうやないか』。『分かった』。2人は見つめ合いました。」

 

久助が小野家を訪問。陽一郎も気付いていて咳払い。帰ってきたあきが久助を家に迎え入れる。陽一郎は謝りに行こうとしていたと言うと、久助は純子に言われて興奮して童話を1本書いたと話した。書き終えたらスッとした。純子を褒め、陽一郎に頭を下げた。陽一郎も慌てて頭を下げる。

 

これからどうする?と陽一郎に問われた久助は「やめるのやったらいつでもやめられる」。今やめたらやっぱり竹中先生を巻き添えにすることになる、もうしばらくこのままでいさせてもらうと言った。ホッとするあきと陽一郎。

 

純子とつやが一緒に帰ってきて、仲直りしたことを喜ぶ。つやが勝手に童話を読んだと言っても笑って許す久助

 

校庭で昭たちが屋根にボールを投げて落ちてきたボールを受け取る遊び?をしているときも雄太は一人ピッチング練習をしていた。

 

芋を食べながら、つやが久助が若い頃あきにラブレターを書いていたことをばらすと、久助もまたつやが陽一郎が好きだったことをばらす。

 

父や母の青春をかいま見ることは純子にとってこの上もなく楽しいことでありました。そしてここにいる大人たちにもやはり人を恋うる時があったのだということが美しく新鮮でありました。

 

うーん、純ちゃんいい子だなー。

 

つやは帰っていき、陽一郎は一度雄太の球を受けてほしいと久助に言った。雄太の球を受けた久助も「ええ素質してるで」と太鼓判を押し、これからカーブもシュートも投げたらいかん、直球一本! ほかのボールは投げたらいかんと言った。

 

陽一郎と久助が雄太のボールを受けている脇を昭が通り過ぎて家に帰ったのを純子が見つけて声をかけた。投げたいなら投げたいってちゃんと言ってと昭に言い、陽一郎にも昭に投げさせるよう言った。そして、昭と雄太を握手させた。

 

北川はみかんの輸出を終え、大阪に行くという。

清彦「あのーまたなんぞいい話あったら」

北川「分かった。インチキじゃないやつね」

 

そこに正太夫が逮捕されたという電話が来た。正太夫物価統制令違反で岸和田の警察に捕まった。米8俵、魚18貫など闇物資をバスに積んでいた。警察では当分帰れないかもしれないとつやから聞くと、北川は大阪の警察に知り合いがいると言って出て行った。

 

純子はつやが気の毒で何も言えずにいるのでありました。

 

仲直りできてよかったよかった。