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【連続テレビ小説】マー姉ちゃん (14)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

牛尾(三国一朗)たちが手伝いにきて、磯野家の引っ越しが始まった。だが、たくさんの荷物には荷札がついている。教会に持っていけば必要な人に渡ることになっていると言うはる(藤田弓子)。磯野家の金繰りを案じる村田(園田裕久)だが、はるやマリ子(熊谷真実)は動じない。そこへ、鯨漁の出航前の朝男(前田吟)が手伝いにくるが、ひょんなことから千代(二木てるみ)のことで大和田(大門正明)と言い争いが始まって…。

引っ越しの日。あらすじは”たくさんの荷物には荷札がついている。”だけど、この話では荷札のついてない荷物があって、それを聞くと、はるが教会に持っていって司祭様がお入り用の方に分けてくださることになっていると話していた。

 

荷札のついてない荷物…お客用布団。マリ子たちのよそ行きのお洋服などなど。それを聞いた村田ははるの所に飛んできていつもの「お金は使えばのうなるもんです」を言うが、「よう分かっとります」と言いつつ、聞く耳を持たないので、「私には責任負えまっしぇん」とさじを投げた。

 

はるはおとといの新聞に載っていた春吉町で火事があって一家が焼け出されたことを知り、その人たちがさぞ困ってらっしゃるだろうと思い、手を差しのべることこそ人の道だと言い、東京へ持っていくには荷物が多いということで教会に持っていく事にした。

 

「ぺったんこ、ぺったんこ」と一平とヨウ子はきなこのおはぎ作り。ちょうど彼岸の入りだというので、大体3月17日前後くらいかな。

 

一平は、ヨウ子のおはぎがよく出来てると、マリ子が絵描きさん、マチ子が漫画家、ヨウ子は彫刻家になったらいいという。きなこのついた手でヨウ子の頭をなでて大惨事。

 

ヨウ子がお隣の軍平や加津子、大和田高男におはぎをふるまっていると、天海朝男が大きな空の行李をいくつも抱えて登場。ちょうどいいところへ来たとおはぎを食べようとすると、千代がすかさず手伝った人へのお茶うけだと言う。

 

朝男「男と見たらすぐかみつくようでは嫁のもらい手なんぞないぞ」と千代が結婚したことも知らずに言う。

 

明日の夜には出航するが、引っ越しまでには必ず来ると約束していたので来た。

マチ子「約束を破るような男ではござらぬたい。ねっ!」

天海「さすがはマリ子ちゃん!」

マチ子「うちはマチ子」

 

女の子の名前を覚えるのが大の苦手だという朝男は初登場と同じくよくしゃべるんだけど、おはぎを食べながら、動いたりしゃべったりさすが前田吟さん! 目の大きい方がお姉ちゃんでガリガリの方が妹さんだと言い、娘たちや千代を怒らせる。デリカシーないけど、嫌な感じではない。

 

朝男に持って来た行李を持ってマリ子、マチ子が2階へ上がる。大和田高男には「ちょっとちょっとあんた何ボケッとしてんだい。食ってばっかりいねえでほら2つ運んでいかないかい」と話しかける。「あ…はい」と朝男に圧倒される大和田高男。それをにらみつける千代。

 

おなごの部屋だから後は自分たちでやるとマリ子が言い、大和田高男は1階へ。

マチ子「どれば捨てるべきか残すべきかそれが問題だ!」

 

そうです。ガラクタの山を前にしてまさに2人はハムレットの心境そのものでした。

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マリ子「あ~あ、忍術使いか魔法のランプが欲しかね~」

マチ子「うん、うちもたい。魔法のじゅうたんでもあればこんうちそっくり載せて東京の空まで飛んでいけるとにな~!」

マリ子「羽の欲しか~」

マチ子「あ~天の羽衣っていうとも優雅でよかね~」

と現実逃避。マチ子は壁に飾られたお父様の肖像画をどうしようかと言うと、マリ子は最後の最後にすると言う。

マチ子「そういえば天海さんもそう言うとった。乗っていた船に万が一のことがあった時、船長っちゅう者は船と運命を共にするか、しないまでも一番最後に船から降りるんやって」。肖像画を見つめる二人。

 

朝男と大和田が荷物を運ぶ。「夜になっちゃうぞ、このへなちょこめが!」と大和田に言うと、「もういっぺん言うてみんしゃい! こんお千代ねえやが承知せんけんね!」と怒り出した。朝男はそれで千代が嫁に行ったと知る。

朝男「あっしはね初めて会ってマリ子さんが気に入ったんだが、ちょいと高嶺の花だ。そんなら威勢がよくて働き者でちょいと口の悪いのが玉にきずなんだが、あっしはねあんたに目ぇつけてたんだよ」と告白。

 

しかし、今度は大和田高男が「おいおい、もう1回言うてみいやい。口の悪かは大きなお世話たい」と反撃。

朝男「本当のことしか言えねえ性分なんでね」

大和田「余計に悪かよ!」

と言い合いになり、千代もけしかけ、つかみ合いになる。

 

ヨウ子は無邪気に「お姉ちゃま! お庭でお相撲が始まった!」とマリ子たちを呼びに来た。マチ子は「頑張れ、高男川~!」と応援。勝負は大和田高男の勝ち! 投げ飛ばされた朝男は「お見事! さすがは九州男児たい! いや~お見事!」と称賛。

 

マリ子は朝男がわざと負けたと見抜いた。「ハハッ本当に負けたんだよ。しかしね、お千代ねえやにはいいお祝いができました」と爽やかに笑う。

 

今日はブルーバック

ただいまの出演で出演者の名前が流れて、

あしたも 

 このつづきを 

    どうぞ

で終わり。30秒くらいの微妙な尺調整?

 

天海朝男のマリ子は高嶺の花だからお千代に目を付けた発言は、天海朝男が何歳の設定かによっても気持ち悪さが変わる。30過ぎてまだ未成年のマリ子に目が行くのはちょっとなー! しかし、千代と朝男はこの先何かあるのかここでこの話はすっぱり終わるのかよく分からんね。

 

半年に1回くらいやってる気がするけど、またやるんだ。たまには「みんなのいえ」とか「笑の大学」も観たいな。

たまたまですが、これまで見た再放送朝ドラキャストが結構出ています。「純ちゃんの応援歌」でジョージ北川が気になった人はこちらの映画の細川俊之さんもおススメです。この映画を放送するころには唐沢さんは「純ちゃんの応援歌」に出て来るかなー?ってこの時期、相撲か!?…と思ったら初日は11/14でした。