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【連続テレビ小説】マー姉ちゃん (10)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

千代(二木てるみ)の結婚式の朝。マリ子(熊谷真実)は、支度中の千代を描いていた。ご近所の皆が集まる中、綺麗に着飾った千代は実の父母やはる(藤田弓子)に挨拶をする。マリ子たちにも挨拶をするが、ヨウ子(平塚磨紀)にいつ帰ってくるのかと聞かれ、泣き崩れてしまう。つられて泣くヨウ子のために、のらくろの絵を描いてやるマチ子(田中裕子)。一平(益田喜頓)はマチ子の漫画を見て、眺めていると楽しくなると褒め…。

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マリ子は千代の花嫁姿をデッサンしていた。

 

着物のマリ子に対し、マチ子、ヨウ子は洋服。今まで見た事のないご婦人方が複数いたけど、教会のお仲間がお手伝いに来ていた。あとは仲人の村田夫妻とお隣の牛尾夫妻。結婚式前のざわざわした感じ、リアルだな~。

 

千代の両親も来ていて挨拶。「お父ちゃん。お母ちゃん。長いことお世話になりました」と言うと、千代の父は長い間お世話して下さったのは奥様だから、お礼とご挨拶は奥様にしっかり申し上げないといけないと言った。

 

千代ははるに向き直って「奥様。本当に長いことお世話になりました。13でご奉公に上がって今日まで本当の娘んごとかわいがっていただいたご恩は一生忘れません。マリ子嬢ちゃんにマチ子嬢ちゃん。今日まで本当にありがとうございました」。

 

千代はヨウ子にも声をかけようとしたが、「いつ帰ってくると? いくつ寝たら帰ってくると? ヨウ子、お土産要らんけんはよ帰ってきてよ」と無邪気に微笑みかけるので、千代は泣き出してしまった。千代が泣き崩れると、ヨウ子まで泣き出してしまい、マリ子とマチ子がヨウ子を部屋から連れ出した。

 

2階でヨウ子を慰める。

マチ子「今日はおめでたい日だけん。泣いちゃいけんとよ」

ヨウ子「だってお千代ねえやだって泣いたもん」

マリ子「それはですね、お嫁さんというもんは誰でも泣くもんなんです」

マチ子はのらくろの結婚式を描くと言って、マリ子に下に行くように言う。

 

千代が外に出ると、一平はじめ近所の人が待っていた。

一平「おめでとう。はよ、よか子供ば産んでつかあっせ」←今これ言ったら大炎上だろうな~。昔は当たり前に花嫁にかける言葉だったんだろうけどね。

 

あれこれ気にせず言えて昔はよかった…とは思ってないです。昔のドラマは好きだけど、見るたびに生きてるのが今の時代でよかった~とむしろ思ってます。だから昔の描写はリアルにしてほしいんだよな。

 

しかし、千代たちが家を出ていくと、またしてもヨウ子が「お千代ねえや! お千代ねえや!」と呼んで外に飛び出してしまった。家を出たところで一平がいて「今日はおじいちゃんと遊ぼう。なあマチ子ちゃん」と止めてくれた。

 

結婚式。村田が高砂や~を歌う。昔の俳優さんは当たり前にこういうのが歌えてすごい。↓村田さん…というか園田さんは現在84歳でドラマ当時は42歳かー。

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澪つくし」では番頭の小畑(高品格さん)が披露していました。漁労長織本順吉さんもなにか歌を披露してたんだよな~。

 

高砂

この浦舟に

帆を上げて

 

マリ子は千代の花嫁姿を目に焼き付けていた。

 

家ではマチ子がのらくろの絵を描いていた。

ヨウ子「フフフッ、のらくろが紋付き着とる」

マチ子「今日はお婿さんだけん」

一平「なかなか達者なもんじゃな、マチ子さん。あんたな漫画家になるとよかよ」

マチ子「うちもそげん思うとるとです。ばって、おじいちゃま、うちのお母様は漫画は絵とは思うとらんとです」

一平「そんなことなかよ。あんたの漫画には夢があるばい」

マチ子「本当?」

一平「うん、見ていると楽しくなるもん」

 

一平はマチ子たちに黒田節を歌って聞かせた。

♪酒は飲め飲め

飲むならば

日の本一の 此の槍を

 

はるとマリ子がお隣の夫婦と帰ってきてそれぞれの家に入った。家に入ると、ヨウ子がおじいちゃまの黒田節で眠ったところだとマチ子が言った。折詰を広げると、マチ子がヨウ子を起こそうか?と聞くが、「寝た子を起こすことありまっしぇん」とはるが言った。

 

外は雨が降り出す。

はる「よかった。降らないうちに無事に済んで」

マチ子「お千代ねえやも聞いてるとかしら? この雨の音」

 

大和田高男と田畑千代は向き合って折詰のご飯をただ無言で黙々と食べていた。

 

雨が降っても水入らず。磯野家は今夜からこの4人家族となりました。

 

マリ子は真っ白いキャンバスに向かう。

 

はるが1週目にして東京行きを宣言していたので、ハイペースに話が進むかと思いきや、始まりが昭和9年の3月でまだマリ子が卒業してないんだから、一日一話くらいのペースで進んでる感じ。

 

長谷川毬子 1917(大正6)年8月8日

長谷川町子 1920(大正9)年1月30日

水木しげる 1922(大正11)年3月8日

吉行淳之介 1924(大正13)年4月13日

長谷川洋子 1925(大正14)年

年齢差はこんな感じ。ヨウ子ちゃんはジュンノーちゃんと同世代か。

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