徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】ホシに願いを

2004年3月6日 NHK BS-hi

 

あらすじ

世界の共通言語であり、人間同士の温かいコミュニケーションの象徴でもある音楽。その音楽の力を軸に「人を信頼する気持ち」と「世代を超えて受け継がれていく希望」を描いていくミュージックinドラマ。警視庁の若手科学捜査官・岡本(稲垣吾郎)は、歌恋温泉郷周辺を管轄する歌恋署に科学捜査の講義をするため、温泉を訪れる。地元署のベテラン刑事でコーラス部長でもある村田(大杉漣)は、ちょうど公演中のミュージカルに岡本を誘う。しかし劇場に行ってみると大騒ぎ。劇団のトップスター(西城秀樹)と若手スター(石井一孝)が開幕直前まで姿を見せないのだ。そこへトップスターが現れ、座長(木の実ナナ)は開幕を決断する。若手スターの代役をたてて、なんとか無事にその日の公演が終了したその時、行方不明だった若手スターが病院に担ぎ込まれる。誰かに崖から突き落とされたらしい。犯人は誰だ?

 

2018年に大杉漣さんと西城秀樹さんを偲んで放送された作品で、その時も見たのですが、面白いドラマだったのでまた見る事にしました。

 

刑事達が歌う「歌恋スキャット」から始まる。

 

オープニングで警視庁の科学捜査官・岡本(稲垣吾郎さん)の持ってるiPodは2001年10月発売の第1世代か。

ascii.jp

↑2006年のネット記事がまだ読めるんだね。

 

警視庁から歌恋温泉郷へ出張にやってきた岡本は地元の村田刑事と知り合う。オープンカーにサングラスが似合う稲垣吾郎さん(^^♪ でも髪は短めが好き。

 

村田と小学校の同窓生である星野雪彦の凱旋公演を岡本と村田で観に行くと、キング・星野雪彦と谷広志の姿が見えない。公演は中止か!?というところでキングが間に合い、谷の代わりに代役を立ててショーを始めることになった。

 

小児科医の前に谷が倒れていて、総合病院に運んだ。意識は戻っていない。海岸の岩の上に谷の物と思われる血痕と靴が発見された。

 

関係者に事情を聞く。アリバイがないのはキングを含めて4人。座長・皆川洋子、谷に言いよられていた倉橋早紀、谷の座を狙っていた内田和也。星野雪彦に関しては、そんなことするはずないと村田がかばった。

 

星野、早紀、谷の三角関係でキングの線もあると知り、落ち込む村田。村田と星野は5歳差。岡本は星野を疑っているが、村田は信じたくない。岡本は人を疑う仕事だというが、村田は人を信じる仕事だという。

 

崖の上。もう辞めたいという谷を歌しかない男なのにと止める星野(この辺全部歌)。もみ合ううちに谷は崖から落下。

 

星野はステージが終わるまで逮捕は待ってほしいといい、村田も舞台に出るように言う。

 

岡本は以前、上司に横領の罪を着せられそうになり、それ以来データと証拠だけを信じられなくなった。

 

谷は後遺症も残らず、事故ということでキングを告訴しないと言いだした。

 

面会に行くと、星野は劇団を辞めるという。谷は目覚めた時に星空がきれいで「スターダスト」が聴こえてきて、歌を続けようと思ったとキングに話す。谷がキングの前で「スターダスト」を歌い、村田が音楽祭で歌いたいと思っていた母との思い出の曲であることが判った。

 

歌恋音楽祭でスターダストを歌う村田。母を思い出し、涙を流す。岡本は客席で拍手を送った。

 

もう少し人を信じてみようと思うと岡本は言い、村田と握手で分かれた。(終)

 

こういうドラマ楽しいなあ。吾郎さんにもう少し歌って欲しかったな。