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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 道 第19話「結婚賛成の条件」

TBS 1979年3月15日

 

あらすじ

舞台はわんこそば屋の“伊和田”。 亡き夫の法要の日から始まる。 母にすればこの日に跡継ぎを決めてしまおうと長男の遺産相続と3人の娘たちの遺産放棄を提案する。 だが、長男の嫁はお店の跡継ぎを拒否する…

2023.7.12 BS11(イレブン)録画。

peachredrum.hateblo.jp

主な登場人物

伊和田(いわた)家

わか(京塚昌子)…わんこそば屋「伊和田」の女主人。

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福太郎(小野寺昭)…長男。家庭裁判所の調査官。

亜紀(長山藍子)…長男の嫁。「伊和田」の若女将。息子が2人いる。

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高子/こうこ(結城美栄子)…長女。レコード会社のプロデューサー。28歳。

周子/しゅうこ(中田喜子)…次女。男子高の教師。25歳。

朋子(大竹しのぶ)…三女。獣医学生

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小玉栄二(佐藤英夫)…郁の夫。1979年1月末定年退職。

小玉郁(乙羽信子)…わかの姉。

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従業員

古出長子/ちょうこ(泉ピン子)…高子と同じ歳。福太郎が好き?

三浦太平/たへい(岡本信人)

中田国夫(尾藤イサオ)…朋子が好き?

松島時枝(茅島成美)

泊三生(金子扇太呂)…「心」では「一村」の従業員・太郎。

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酒井夏子(木原光知子)…亜紀不在のため雇われた山形出身の女性。24歳。

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時枝の息子・松島哲也(吉田紀人)…「心」のター坊。

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長谷部克利(豊田清)…周子の生徒。

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大坊/たいぼう/吾郎(渡辺篤史)…周子の見合い相手。

 

朋子が帰ってくると、子供たちだけで遊んでいた。朋子は長子が辞めたことを知らず、亜紀が店に出ていて慌てて店の手伝いに加わる。

 

閉店後、茶の間

風呂上がりの高子、周子も集まる。姉たちは朋子の提案のせいで長子が出て行ったのだという。高子は人を雇う代わりに嫁をもらうのが日本の常識だと言い出し…えー! わかは朋子のことに文句を言うのなら少しは店を手伝えと朋子の言い分を支持する。

 

ダイニング

従業員たちが長子は単純だの純粋だの言い合う。亜紀が給仕してるので、あまりなことを言えない。時枝は長子は魔がさしたのだと言う。

 

福太郎が起き出した哲也を連れてきた。順と一緒にランドセルを買いにデパートに行こうと時枝を誘う。順と哲也は同じ歳か。亜紀は複雑な表情で見ている?

 

福太郎たちの部屋

長子も時枝も福太郎が好きだと亜紀が言う。えー!? 時枝さんもそうなの? 長子は当たり散らすタイプだけど、時枝さん気持ちを隠すのが上手なんだね。亜紀は2人を差し置いて自分だけ幸せになるのが悪いと思っていた。福太郎は今のままではよくないから、しばらく辛抱してくれって、それしか言わないねー! 別居する気なんか絶対ない。

 

わかが長子のおばあちゃんに電話をかけた。案の定、長子はいない。わかは使いに出してるけど元気だとごまかす。

 

高子は克利におめかしさせて出かけた…と思ったら、茶の間でお酒(シャンパン?)で乾杯していた。今日はレコード会社のオーディションを受ける日。とっくにデビューしてると思ってたという朋子だったが、今まではレッスンの日々。周子はプロにするために預けたわけじゃない、来年は大学受験だと言うが、高子は克利を連れて行く。

 

亜紀は克利のことを心配すると、朋子は福太郎だって母親の愛情にがんじがらめになってると話す。これ以上、伊和田家がごちゃごちゃするのが嫌なのかオーディション落ちちゃえばいいのにねと朋子は時々サラッとひどいことを言う。

 

わんこそば「伊和田」

奥に誰もいないので郁が店に顔を出し、洋を連れて奥へ。

 

茶の間

郁はおもちゃ屋オープンで忙しかったらしい。よその女に店を乗っ取られたらかなわないと意地を見せる。子供がいたら…という郁は子供は勝手だとわかは言う。郁はなぜか福太郎をベタ褒め。なんで亜紀を連れ戻したのが福太郎のおかげなのよ!?

 

わかは誰も店を継ぐ者がいなければ長子に任せてもいいと考えたこともあったらしい。その場合、福太郎と結婚させたんだろうか? 福太郎は面食いだよ~。

 

スタジオ

克利のオーディション。ネットで調べると「戦士の出発」という「道」の挿入歌のレコードジャケットを見つけた。今日歌ってたのもこれかな?

 

茶店…じゃなくもっとムーディーな店

顔に殴られたあとのある吾郎。周子に笑われるが、卒業の際、5人の生徒に数学に散々いじめられたとボコボコにされたらしい。吾郎の学校は中退者もそれなりに出る荒れた学校。周子の通う学校は進学校なので初めて聞く話。2人は受験について話し合い、吾郎はストレス解消にパチンコに誘う。

 

パチンコ屋

定番のビギナーの周子がバンバン出て、吾郎は出ない展開。「3人家族」のときは立ってやるパチンコだったけど、さすがに座っている。

 

福太郎たちの部屋

妹たちが誰も店を手伝っていないことに福太郎は怒る。お前もな! 

 

ダイニング

帰ってきた朋子に獣医学部卒業する気があるのか?と聞く福太郎。結局、女は結婚した方がいい、卒業したって店を継いだら意味ないなどと朋子に言う。いくらなんでもひどい!

 

朋子は自室に行き、市郎のことを話す時が来たのだと思う。

 

パチンコ屋の景品の紙袋を持った周子が吾郎を連れ帰る。わかが店を手伝えと怒っていたところへ吾郎が顔を出したので、わかも気まずい。吾郎が顔を怪我してるので怪訝な表情を見せる。京塚昌子さんの表情が面白い!

 

茶の間

吾郎が周子、福太郎、わかと雑談。サラッと実家の小料理屋について聞き出す。吾郎は実家の小料理屋を継いだこともあったが(現在閉店)元々教師になりたかったので今の生活には満足してそう。

 

ダイニング

従業員たちが夜食に集まったところに克利が帰ってきて合格だと言う。歌の事なら国夫さんに聞けばいいと思う!

 

朋子は周子が吾郎と結婚でもしそうな雰囲気や克利の合格にイライラ!? 

 

茶の間

福太郎は吾郎について顔もカッコよくないしとか言ってるけど、福太郎がいいのは顔のみ。わかと福太郎は吾郎を跡継ぎにするつもりでいるけど、吾郎は料理人としての腕もあるけど、今は高校の数学教師なのに、勝手なことばかり言うな! 周子には跡継ぎ問題のことは言わないように亜紀に口止めする。どっちも好きで先生やってるのに、なんでわかも福太郎もこれで後継ぎ問題は解決みたいに思ってるんだろう。

 

玄関

温泉旅館から電話。長子は、わかに迎えにくるよう頼む。一文無しにでもなったかな?(つづく)

 

福太郎が一番のガンだった。

 

今日からBS松竹東急の再放送は「おやじ太鼓」! 11話までは白黒のドラマです。当時は1968(昭和43)年1月スタートで4月(12話)からカラーになり、10月から「3人家族」が始まり…という感じだったらしいです。この枠で木下恵介アワーのドラマはみんなやってほしいな。

 

「道」も折り返しなので次が気になり始めます。日本の昭和のホームドラマだったらいいんだけどな。それ以外なら見ないです。