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【連続テレビ小説】あぐり (66)「噂の断髪(ショートヘア)」

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

あぐり田中美里)がチェリー(名取裕子)の弟子になって3年、あぐりの腕は上がったが、人手不足は相変わらず。体調の悪そうなあぐりを心配して、エイスケ(野村萬斎)が家に医者(波多江清)を呼ぶと、検査をするから病院に来るように、と言われる。チェリーの店をやめた雪(多田慶子)が焼き鳥屋で働いていた、という話を聞いたあぐりは、病院に行かず雪に会いに行く。雪をチェリーの店に戻すことには成功するが、あぐりは…。

1年後 昭和3年(1928)春

あぐりがチェリー山岡の弟子になって、まもなく3年の月日が流れようとしていました。チェリーの特訓のかいもあってか辰子もあぐりもどうにか一人前の美容師になりつつありました。

 

千代子は風邪で休んでおり、あぐりも顔色が悪いけど内弟子がいつかないため、慢性的人手不足で休めない。あぐりは激しく咳き込む。辰子はチェリーに限界だと訴えた。

チェリー「もう条件なんて言ってられないわよね。もうこうなったら猫でも蛙でもいいから弟子になってほしいわぁ」と嘆いた。

 

あぐりが家に帰ると、エイスケがお医者様を呼んでいた。診断は肋膜炎。「病院で一度検査したいからあすにでもいらっしゃい」と言われたものの休めないと言い張る。

エイスケ「駄目だよ。お店の事より今は自分の体だ。君には淳之介がいるんだよ。病院怖いの? じゃ行こうよ」エイスケさん、優しい→クズの繰り返しなんだけど、私には優しいの方が優ってしまう。

 

お医者様から特別にお店が終わってから診てあげると言われて、エイスケからも「逃げ出すといけないから僕も一緒に行く」と言われた。キャー、エイスケ様ぁ!

 

翌日、千代子はマスクをして出勤。あぐりも顔色が悪い。そこで出勤してきた辰子が丸の内でお芝居を見に行き(主役の伊井蓉峰が主役の「恋の受難」)、そのあと新橋で雪が焼き鳥屋で働いていたのを見かけたと言った。

 

夜、エイスケと待ち合わせたカフェ・セ・ラ・ヴィへ。石坂和子が食事をしていた。あぐりは挨拶をし、「雪さん、元気ですか?」と尋ねた。石坂は、雪は随分前に辞めたといい、考え方が古いとか、チェリーのところのお客様も連れてこなかったと散々。石坂達は白けたと言って帰って行った。

 

2階で世津子、エイスケと話した。雪を引き抜いたのは、チェリーの店を潰すため。あぐりは雪に会いたいとエイスケに一緒に行ってくれるよう頼んだ。雪は店先で焼き鳥を焼いていた。

 

翌日、あぐりはチェリーに弟子候補を紹介すると言って雪を紹介した。当然、チェリーは怒るが、雪は石坂和子の店を辞めた事や、だまされていたことをあぐりが説明した。雪は土下座をし「私本当に浅はかでした。私にとって、この仕事がどんなに大切なものか…。お願いです。住み込みから勉強させて下さい。お願いします! お願いします!」と頼み込んだ。

 

チェリーは約束は守る人間だと、雪を改めて弟子にすると言った。ただし、家事の苦手な雪に内弟子はごめんだと言った。意外〜。男性脚本家でも「澪つくし」はもれなく女性は家事ができたけど、「あぐり」は家事苦手な女性がそこそこ出てくる。親近感^^; 和代は実家に帰っていたので電報で呼び寄せることにした。

 

めでたしめでたし…となったところであぐりが倒れ、望月組にも知らせが入った。病室にいるあぐりをエイスケが見つめていた。

 

次週予告

月組の妻五郎です。あぐりお嬢様の病気はかなり重いようで、わしらも心配しとります。美容師の修行も一時中断せにゃいかんのじゃろうか。次週「でっかいお年玉」。あちゃ〜! 御大も随分思い切ったことを。

 

そうそう、私の中であぐりの髪型でおなじみなのは予告で流れたショートカットだった。今日のあぐりが倒れたあたり、あんなに優しいエイスケさんが出てくるのに記憶なし。でも来週あたりのストーリーは覚えてる。人の記憶なんていい加減なものだ。