公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
惣吉の新盆で精霊流しに出かけたかをる(沢口靖子)と律子(桜田淳子)は、画家の沖田(福田豊土)から河原畑の件で罵倒されるが、律子は気にしない、と強がってみせる。金貸しの真鍋(なべおさみ)が入兆へやってきて、ハマ(根岸季衣)と結婚したい、と久兵衛(津川雅彦)に頼む。ハマは久兵衛に説得され、結婚し入兆を出て行く。律子は梅木(柴田恭兵)に、常務取締役の立場から、これからの入兆は梅木にかかっている、と話す。
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惣吉の新盆がやってきた。かをるは吉武家に出かけて法事を済ませ、律子と二人で精霊流しをした。惣吉の霊が自分を見分けやすいようにと、かをるは肩身の万祝を羽織っていた。
川辺を歩いているかをるに声をかけてきたのは沖田「万祝がよく似合うね」。しかし、律子を確認すると「あんた東京へ行ってたんじゃなかったのかい?」と絡んできた。酔っぱらってる? 河原畑の墓参りに行って追い返されたと律子が言うと、「そりゃしょうがねえ。あんたが殺したようなもんだからな」と言い、歩いていくかをると律子に「おい! 銚子の芸術家はみんなあんたを憎んでるど。あんまり大きな顔をして歩かん方がいいな」と罵倒された。
えー! 事件の詳細を知らないとはいえ、沖田がそういうこと言うか。律子は被害者なのになー。
しかし、家に帰ると律子はかをるに街を歩けば白い目で見られるし、活動家たちにも絶縁状をたたきつけられたと告白した。その度に強くなるとも言ってたけど。
新しい女性は時代の先取りをしなくちゃいけない。未来を見極めて自分の生き方を決める。もっと大きく世の中を見つめてみたら?と律子が言う。
醤油というものに一生をささげるほどの魅力を感じているとかをるが答えると、よそへお嫁に行かないでずっと「入兆」にいることね。普通の女性なら消費するだけの醤油を生産する側に立って活躍するのは新しい女性だと励ます。
梅木に絡む弥太郎。いらんわー。10年前くらいに再放送してくれたら、もっと面白がれたかな。昔は、さんま御殿もからくりテレビも恋のからさわぎとかも見ていた時代もあって本当に好きだったし、アンチ的な意見を見ると、えー! あんなに明るくて楽しい人を嫌いな人いるの?くらい好感持ってたのに人の気持ちなんて簡単に変わる。
ナフトール野郎=醤油屋の敵!
真鍋が久兵衛にハマと結婚したいと言い出した。久兵衛は「ハマは子持ち女やぞ」と言うが、真鍋は子供が好きだが子供ができず、前の女房ともそれが原因で別れた。だから男の子のいるハマがちょうどいいとばかりに久兵衛に頭を下げた。
久兵衛「お前にとっては玉の輿や。え? 誰がコブ付きの三十女をもろてくれる? はっきり言うてなこんな話二度とないぞ。これが最後や」
これは久兵衛が煮え切らない態度のハマを思っての言葉だと、これまでドラマを見てれば分かる。文字起こしをするとなんちゅー差別と偏見に満ちた言葉!!と思っちゃうけどね。久兵衛はハマに幸せになって欲しいと思ってる。
10月 ハマは紀之を連れて真鍋の所へ嫁入りした。
真鍋はどうなんだろう? 年取って炊事、掃除、洗濯がおっくうになって、女中を雇うと給料を払わねばならないのが面倒というのが大きいのなら、ちょっとな。ハマさんには幸せになってほしよ。
久兵衛と真鍋の会話の中で町村合併の話が出ていました。銚子、西銚子、本銚子、豊浦、高神、海上が合併して銚子市になるという。高神、海上は消極的と。
「澪つくし」では今は昭和7年。↑を読むと、”昭和8年2月11日、銚子町、本銚子町、西銚子町、豊浦村の3町1村が合併し、全国で116番目、千葉県では千葉市に次いで2番目の市として誕生しました。その後、昭和12年に高神村、海上村、昭和29年に船木村、椎柴村、昭和30年に豊里村、昭和31年に豊岡村と順次合併し、発展してきました。”
早苗は紀州組は一人だけになってしまったと言っていた。紀州組はハマと桑原かな。桑原と一緒に逃げた絹子は元から銚子にいた人かな。女中ふたりの話を聞いていたツエが「今日からはね私が女中頭だよ。鬼軍曹だよ。遠慮なくビシビシやるからね」と脅すが、るいに「何そんなにえばってるの?」とツッコまれると、すぐに元のツエに戻った。ハマさんの真似した?
かをると梅木が事務所で仕事をしていると、律子が社長がかをるを呼んでると言ってきた。一人になった梅木に働いて何年?と尋ねる。梅木は来年4月で15年になると答えると、そのうちきっとすてきなごほうびがもらえるわ、と律子。かをるがごほうび。
惣吉のことを何とも思わないけど、あんなに大恋愛だったのに、まだ再婚とか何とか早くないか?と思ってしまう。