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【ネタバレ】日曜劇場#76 やぶ髭ないしょ話-パパ帰る-(脚本/高橋玄洋)

1985年6月30日 TBS

 

あらすじ

小学校教諭の典子(真野あずさ)は、自分の児童たちの父親が出稼ぎに出ねばならない町の状況を憂いでいた。なかには、体調が悪いのに、出稼ぎのため家族のもとを離れる父親もいた。町の唯一の開業医のやぶ髭(加藤武)も父親らのことを案じて、出稼ぎ先にある病院と連絡を取り、こまめに面倒を見るよう頼みこむのだった。そんな中、不満がたまる典子は「なぜ出稼ぎを許すのか!」と、やぶ髭にあたってしまう…。

ん? この前見たやぶ髭先生とキャストが違う。

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原作、脚本、妻役の南田洋子さんも同じで主演が藤岡琢也さんから加藤武さんへ。看護師も変わってた。

 

真野あずささんって前も学校の先生してなかった?と思ったら、真野響子さんか。

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真野響子さんが小学校教師で結婚相手は診療所の医師だった。

 

 小学校教師の典子が熱を出した子供を大村医院に連れてきた。釣りの予定があったやぶ髭は渋々ヤスオを預かった。ヤスオの父親は出稼ぎ、母も不在で典子が預かっていた。

 

前作によれば妻のフクミは3ヶ月に10日息子の世話をするために東京に行っていて、フクミの東京行きに合わせて、同僚の栗林医師と近所の仲のいい漁師と沖釣りの予定を立てていた。ヤスオの入院でその計画はパー。

 

典子はこの辺の子供達の親が出稼ぎばかりということや肝臓が悪い山田という男にも勤労者手帳に健康という判を押し出稼ぎに送り出したやぶ髭を怒っていた。しかし、やぶ髭は山田の出稼ぎ先の千葉の病院と連絡を取り合っていた。

 

典子の父親も医者だったが、病院経営やお金のことに一生懸命で、その反発で医大受験を白紙で出して教師の道へ。

 

ヤスオの母親から連絡があり、出稼ぎから帰らない夫を探しに行ったら工期が遅れていただけで女ができたわけではなかったと聞かされた。

 

やぶ髭の息子サブロウも医大受験をやめさせたとフクミが言ってたけど、何浪かしたのかな?

 

翌朝、やぶ髭と典子が会い、家族が一緒に暮らすべき、だがそれができないのは余程の事情があるからとやぶ髭が話した。それなら子供に絵や作文を書かせたらいいという提案に典子の顔が明るくなった。やぶ髭と典子が会っていたのが、デートスポットということで嫉妬するフクミ。やぶ髭に下心あっても典子はないだろ〜!

 

典子は子供たちを海辺に連れ出し絵を描かせたり、出稼ぎに行ってる父に向けて手紙を書かせた。運動会?体育の授業にヤスオの両親が顔を見せた。(終)

 

多分、ヤスオの両親や生徒たちは地元の子達っぽいなあ〜。あの子供達は私と同世代くらいだな。私のところも相当田舎だけど、当時親が出稼ぎしてるという同級生はいなかったと思う。

 

でも中学校の修学旅行では東京で会いたい人がいる人は会えるように自由時間があった気がする。出稼ぎで東京に行ってた人が多かった頃の名残りかな。

 

しかし急に降板したんだろうかと裏事情が気になる。全く説明もなしに話が進むので前作を見てない人には分かりづらくないのかな、とちょっと思った。