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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 道 第8話「嫁の味方」

TBS 1978年12月28日

 

あらすじ

舞台はわんこそば屋の“伊和田”。 亡き夫の法要の日から始まる。 母にすればこの日に跡継ぎを決めてしまおうと長男の遺産相続と3人の娘たちの遺産放棄を提案する。 だが、長男の嫁はお店の跡継ぎを拒否する…

2023.6.22 BS11(イレブン)録画。

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主な登場人物

伊和田(いわた)家

わか(京塚昌子)…わんこそば屋「伊和田」の女主人。

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福太郎(小野寺昭)…長男。家庭裁判所の調査官。

亜紀(長山藍子)…長男の嫁。「伊和田」の若女将。息子が2人いる。

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高子/こうこ(結城美栄子)…長女。レコード会社のプロデューサー。28歳。

周子/しゅうこ(中田喜子)…次女。男子高の教師。24歳。

朋子(大竹しのぶ)…三女。獣医学生

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小玉栄二(佐藤英夫)…わかの義兄。

小玉郁(乙羽信子)…わかの姉。

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従業員

古出長子/ちょうこ(泉ピン子)…高子と同じ歳。

三浦太平(岡本信人)

中田国夫(尾藤イサオ)

松島時枝(茅島成美)

泊三生(金子扇太呂)…「心」では「一村」の従業員・太郎。

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酒井夏子(木原光知子)…亜紀不在のため雇われた山形出身の女性。24歳。

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時枝の息子・松島哲也(吉田紀人)…「心」のター坊。

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藤原市郎(中村勘九郎)…小型犬・モンタの飼い主。

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森村初子(園佳也子)…スナック葵のママ。

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健(田島真吾)…亜紀の弟。グレて家裁送りになり、福太郎と亜紀の出会いを作る。

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田代静子(東海林典子)…朋子の獣医学部の友人。犬嫌い。

 

1週間早いな~。もう今週分終わりか。何だかんだ見ちゃうね。

 

岡山旅行から帰って来た朋子。今日帰るとだけ言っていたため、夜遅く帰って来た朋子をわかや福太郎が周子が玄関で出迎えた。4日間岡山観光をして、帰る予定の日も夕方までいて帰って来たと言ってたけど、「あぐり」では戦前だけど東京岡山間が急行で17時間くらいだったから、約50年で進化したのねえ…なんて変な感心してしまった。

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朋子は従業員たちや家族にもお土産を買い、それぞれ渡した。ままかりは定番だね。4日間、友人のおばにお世話になったということでお礼状を書くというわかに朋子はよくお礼をしたから大丈夫と遠慮する。もう一つ紙袋を持っていたが、それは渡そうとせず、姉たちはボーイフレンドかとからかう。

 

翌日、朋子は長子や夏子に昼までに帰るからと断って出かけた。友人の静子と喫茶店で会い、静子のおばにお礼状を書くと言うわかの話をして、話を合わせるよう言う。岡山では静子はお見合い相手とうまくいき、朋子もまた市郎と過ごしていた。

 

静子と会った後、スナック葵に行った朋子。店はまだ開いてなかったが、声をかけると健が出てきた。健は最初はいぶかしげにしていたものの、朋子が亜紀の好きな鰆の味噌漬けを買ってきて、態度が軟化する。

そこに亜紀が帰って来た。健は朋子と2人きりにし、店に出ていこうとしたママにも2人きりにしてやろうと話す。

 

亜紀を説得する朋子だが、亜紀は朋子が帰ると、健にやっぱりあの家には帰らないと話す。朋子は優しい子だけど、結局は、わかの味方だもんねえ。

 

昼過ぎに帰ってしまい、わかに怒られる朋子。わかは誰かボーイフレンドができたのかと心配しているが、朋子は伊和田家の嫁姑を見ているため、結婚についての夢はないときっぱり話す。部屋に戻って市郎と瀬戸内海を見たことを思い出す。オープニングに協力・山陽放送って出てたね。

 

もうすぐクリスマス。わかは亜紀に電話をかけ、クリスマスに子供たちに会いに来るように言う。あの電話カバー懐かしい。ただ、私の家って恥ずかしながら80年代の終わりころまでダイヤル式の黒電話で伊和田家の電話がプッシュ式の白電話だったので新しい!と思ってしまった。

 

クリスマス。夏子がもみの木を調達し、朋子や子供たちが飾りつけ。高子や周子は見てるだけ。

もみの木

もみの木

  • Noel Chamber Orchestra
  • ホリデー
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

BGMは「もみの木」。昔の朝ドラとか既存の曲のアレンジバージョンが流れるよねー。あれ、好きだ。

 

飾りつけも終わり、店も早めに閉めようと話し合う。子供たちは店の前の路地で遊んでいたが、亜紀が哲也も含め、子供たちを黙って連れ去った。

 

子供たちがいなくなり、みんなで心配する。

 

亜紀はレストランに連れて行き、子供たちにプレゼントを渡し、あの家はおばあちゃんやお父さんの家だけど、お母さんの家ではないともう家には帰らないと話した。

 

子供たちを送って店の前に来ると、ちょうど小玉夫婦が来たところで黙って立ち去ろうとした亜紀を栄二が追いかけたが、亜紀は行ってしまった。

 

もちろんわかは怒り心頭。もう嫁とは思わない!と怒りをあらわにする。小玉夫婦、福太郎、わかがいる中、店が終わったと朋子が呼びに来たが、亜紀の名前を出した途端、わかは涙を流し、朋子も何かあったのだと悟る。(つづく)

 

亜紀もわかの怒るようなことするよねー! 福太郎と亜紀は愛し合ってると言ってるけど、そうかなあ? でも、憎たらしい役なのに小野寺昭さんの顔って好きだな。

 

今日は13話。長男の怒りが爆発。

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明日は14話。