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【連続テレビ小説】澪つくし(62)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

挙式の前夜、かをる(沢口靖子)はるい(加賀まりこ)と枕を並べて寝た。翌日、外川から惣吉(川野太郎)たちの迎えの一行が本銚子へやってきて、かをるはるいの元から旅立って行った。婚礼の行列が外川へ差し掛かると、律子(桜田淳子)と英一郎(鷲生功)が立っていて、目礼を交わし、見送るのだった。吉武家では、にぎやかに祝宴が執り行われ、一方入兆では、久兵衛津川雅彦)が律子たちの報告を聞いてしんみりとしていた。

 

昨日は昭和3年の夏から今日は挙式前日の昭和3年12月3日。かをるはるいと枕を並べて寝た。るいはこれから近所の娘さんに裁縫を教える予定だと言う。かをるは私が男なら家を出て行かずにお嫁さんを呼べたのに…なんて言ってましたね。

 

婚礼の朝、惣吉と媒酌人・鈴木貞之助夫婦、父方の叔父に当たる稲田千吉夫妻、その娘で迎え女の悦子が本銚子へやってきた。まず古川家で一席。酒盛り2時間。古川家側からは久兵衛の頼みで高神村の村長・名取庄左衛門夫妻が親代わりで出席。苦々しい顔の庄左衛門。

 

しかし、嬉しいのは、るいの心配りでかをると一緒にツエも吉武家に行くことになったこと! これは心強い。ツエの給金は久兵衛がるいに渡している手当から出てるのかな。これからもるいから支払われるんだろうか。

 

いつもは銚子電鉄を利用しているのに今回は外川まで歩き。酒飲んで歩くの辛いね~。でもまあ4キロくらいなら昔の人ならね。

るいは玄関先でかをるを見送り、清次夫妻もかをるたちと一緒に外川へ。

 

途中、高神村の村長宅に立ち寄り(中宿というのだそうです)白無垢に着替えて外川へ向かう。花嫁のかをるだけ人力車であとはみんな歩いてついていく。そこで流れる「恋のあらすじ」。

 

外川のいつもの街並みに英一郎と律子が立っていた。英一郎は無邪気に手を振り「姉さんキレイだよ」。律子は口パクで「お・め・で・とう」 。かをるは笑顔でうなずいた。

 

今度は吉武家での婚礼。漁師はとにかく派手。金があってもなくても冠婚葬祭は大盤振る舞い。漁労長の船村が♪「外川 照る照る 海鹿島は曇る」と歌ってくれました。

 

久兵衛にかをるがきれいだったと報告する英一郎。律子ももう23歳でその気ならいくらでも婿さんを探したると久兵衛は言うが、律子は黙って酒を飲んでいた。

 

楽しい宴だったのに、船村が庄左衛門に「高神村の税金が千葉県で一番高いのはなぜだ?」とケンカ腰で話しかける。外川港改築工事の予算の大部分を地元で負担することになったからだと言うが、なぜ国や県から金を引き出さねえんだ?と船村。こんな酔っ払いと話ができっか!と杯を投げつけて帰る庄左衛門。酒飲んでケンカが起こるのもまた冠婚葬祭あるあるなのかもね。

 

高神村は現在の銚子市の東南部に位置。外川も当時は千葉県海上郡高神村か。

 

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