公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
るい(加賀まりこ)はかをる(沢口靖子)に一緒に入兆に行こうと言うが、かをるは拒む。英一郎(鷲生功)から善吉(安藤一夫)経由で惣吉(川野太郎)に、かをるの縁談が破談になったこと、かをるはまだ惣吉を好きらしい、ということが伝わる。また、英一郎はかをるに会いに行き、惣吉と結婚したいなら、かをるは入兆のお嬢様のままでいるほうがいいと忠告し、惣吉はまだかをるの絵を毎日見ているらしい、と伝える。
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脚本がつまらないわけじゃない。むしろ「推理傑作劇場」や「日曜劇場」などの単発作品でも面白くまとめられる脚本力はすごいと思ってるんだけど、だんだん私自身の気持ちが乗れてなくなってきたのはなんでなんだろう。
割とそれぞれの登場人物にも親しみは湧いてるんだけどね。ツエは、いつでもかをるの味方でいてくれて、英一郎と善吉もそう。
ハマに前々からあまり嫌悪感を抱かないのは結局「入兆」の面々には軽く見られているし、バカにされてる感もある。子供たちもかをるでさえハマの言うことは聞かないし反抗する。久兵衛にかをるに何か言ったのか問われてごまかすわけでもなく、そのまま答える。
特に広敷の連中を毛嫌いしてるハマには小浜のことも早く教えてあげればよかったし、律子は何も罰を受けず、かをるは変な噂を立てられたままという状況が嫌すぎるのかも。小浜のことは芝居だということは入兆の人全員に声を大にして知らせてもいいのに、あまりにかをるが不憫に思える。
今日の締めは結構久々に感じられる恋のあらすじでした。