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【ネタバレ】日本一のゴマすり男

1965年 日本

 

あらすじ

植木等の「日本一」シリーズ第3弾。後藤又自動車に補欠採用された中等(なかひとし・植木)は、ゴマをすれなかったばかりに万年課長だった父の言葉を思い出す。"ゴマもすり様で出世の近道、でっかいゴマをすりあててごらん"―。等は調子の良いゴマすり攻勢で上層部に近づき、社長の娘(中尾)とアメリカ人2世の飛行士(藤田)の仲を取り持つ。それがきっかけで、等は社長から自社の飛行機、イーグレット売り込みのため、なんとアメリカ支店長に任命される。

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田舎道を走るバスから降りてきた等。助産師・保健師 中節子の看板が出ている家に入って行った。父は万年係長のまま退職。ゴマすりの大切さを教えられた。この作品もまた大学出たての役なのね。

 

オープニングは田んぼの中を走る新幹線や東京タワーを空撮。

 

後藤又自動車に入社した中等(なか・ひとし)は出社時刻より早く出社して、車を見せてほしいという客のところまで車を走らせ客を乗せてゴルフ場へ。客は等に運転させて、今日は試し乗りだから買わないと去って行く。

 

帰りに飛ばして帰ると張り合って飛ばしてきた車がいた。社に戻ると等が乗って行ったビュイック・スカイラークがなくなったことで大騒ぎで警察も呼んでいた。ナンバープレートもつけていなくて始末書を書くことになった。

 

しかし、等の車と張り合ってきた男がビュイック・スカイラークが欲しいと言ってきた。昭和40年に340万円! 景気いいねえ。

 

本来、客に車を見せるはずだった細川眉子(浜美枝さん)が遅れたのが悪いと眉子に始末書を書かせた。

 

等は庶務課文書係に配属され、封筒の宛名書きをした。昼休み、眉子から夕食に誘われた。眉子は営業課に推薦するから車のセールスをやらないかと言われた。車のセールスマンは歩合制なのか、サラリーマンではなくなるらしい。

 

考えた末、翌朝、眉子にはサラリーマン生活を全うすることに決めたと告げた。係長にゴマすり始め、魚釣りが趣味だという係長について行った。漁師からキスを買って課長宅へ。課長(犬塚弘さん)の奥さんにキスをあげて、課長の趣味がゴルフと知ると、今度は課長にゴマすってゴルフを始めた。

 

昼休みに課長とゴルフの打ちっぱなしへ。同じくゴルフが趣味の部長(有島一郎さん)がホステス?のてるみを連れ、打ちっぱなしに来た。てるみの働く店に行き、てるみと話をして、部長とゴルフコースを回らせて欲しいと頼む。部長も来店し、お願いするが、引っ越しがあるのでゴルフには行けないと言われた。

 

重役の家の近くに引っ越すというと後輩を手伝わせるといい、等は後輩を連れてきた。後輩の一人は加藤茶さん! 重役の家に挨拶に行くといい、重役の家が大掃除で困っているといえば、後輩を重役の家にやった。

 

部長、課長、係長には嫌われたが、重役のパーティーに誘われた。偶然会った眉子も誘ってパーティーに行った。大社長の娘・鳩子(中尾ミエさん)が飛行機を操縦するのが趣味と聞き、飛行機を操縦できると嘘をいい、鳩子に付き合った。

 

鳩子の操縦する飛行機で空を飛ぶ。鳩子はまだ免許を取ってなく、着陸の仕方は等に代わると言い出した。これ撮影も命がけだ。すごい。なんとか着陸できたが、鳩子を怒らせた。

 

その頃、単発の小型飛行機を飛ばして太平洋横断を達成して日本にやって来たジョージ箱田(藤田まことさん)のニュースを見かけて、等は箱田に会いに行った。ヨットの太平洋横断の堀江さんのことを引き合いに出していました。等は鳩子と箱田を引き合わせた。

1962年 小型ヨット単独無寄港太平洋横断成功。

 

小型飛行機の場合はハワイや沖縄で給油をしながらの太平洋横断だそうです。鳩子と箱田は結婚を決めたが、鳩子の父親である大社長には大反対されていた。人間ドッグで入院している大社長の病室の前には大行列ができていたが、等は病室に入ることを許された。大社長は女が飛行機に乗るのも気に入らないし、アメリカ製日本人との結婚にも大反対。

 

等は鳩子と箱田に国産機イーグレットで駆け落ちするように言った。鳩子に山ほどイーグレットのチラシを持たせ、飛び立った。

 

大社長に呼び出されてクビを宣告された等。しかし、1週間前に消息をたった箱田から国際電話があり、無事に着いたことを知らされ、鳩子が電話を代わり、二人の飛行機旅が話題になり、後藤又自動車のイーグレットも評判になったという報告があった。

 

大社長にアメリカに支店を出すことを提案し、等が後藤又自動車ニューヨーク支店の重役になった。眉子に求婚。眉子に冷たく断られても、頼み込んで土下座して承諾してもらえた。眉子運転の車の助手席に座る等。白バイに止められるが(谷啓さんがやっと出てきた!)車中でキスをしてごまかした。(終)

 

無責任シリーズは会社の経費で飲みまくり、遅刻は当たり前という感じだったのに対し、仕事はまじめに定時まで、ごますりのみで出世というのは、私にはストレス少なく見られたかも。

 

藤田まことさん演じるジョージ箱田の片言の関西弁が面白かった。役名もない後輩の一人だった加藤茶さんは声ですぐわかった。ドリフの他のメンバーはいなかった…と思う。