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【連続テレビ小説】澪つくし(109)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

惣吉の遭難から七か月たち、かをる(沢口靖子)はしょうゆ作りに新たに生きがいを感じ始めていた。そんな時、入兆のしょうゆから有害物質が検出されたと警視庁が発表し、出荷を差し止めされるなど大騒ぎに。天然醸造だからそんな物が混入するわけがない、と久兵衛津川雅彦)や頭の神山(牟田悌三)は憤慨し、律子(桜田淳子)と神山は警視庁へ陳情に行くが、警視庁の担当者は再検査の必要は無い、の一点張りで聞く耳を持たない。

 

惣吉の遭難から7か月たった。かをるはけなげに悲しみを断ち切り、苦境にある醤油産業のために微力を尽くそうと思い始めていた。一度「入兆」を離れたかをるの目には醤油の持つ不思議な生命力が新鮮な魅力として映りつつあった。

 

かをるについて説明している梅木嬉しそうだなあ。神山さんもね。

 

しかし、また入兆にとってピンチが訪れた。警視庁の衛生部の検査で人体に有害な物質が出たらしいと東京の問屋筋から電話が来た。今週は、小畑や神山の出番が多そうでワクワクするなー。

 

新聞の見出し…漢字は現代風に直しました。

ナフトール入りの

 おそろしい醤油

  市内各所を一斉検査千五百樽押収

   台所を襲ふ恐怖

 

危険な防腐剤入り

 醤油千五百樽押収

  またも市営食堂から発見し

   全市に亘る大検査

    市民保健上の重大事件

 

有害な防腐剤入りの

 醤油千五百樽を発見

        入兆、大光、徳善印等

       販売を禁止さる 

 

新聞各紙が伝えたが、神山は久兵衛にも何を入れたと疑われ、腹を切る!と座り込んだ。日本橋の近江商店からも「入兆印」を廃棄処分すると電話が来たり、警官が醤油の出荷を差し止めにきたり、久兵衛が心臓を抑えて倒れこんだり、てんやわんや。

 

医者に診てもらった久兵衛の診断は心臓神経症

medicalnote.jp

臓器の異常ではなく、精神的な不安や衝撃があった時に起こりやすい病気。くよくよしない。安静にする。それが難しい。

 

かをるはもう一度調べてもらおうと律子や英一郎に提案する。律子と神山が警視庁に出頭、英一郎と梅木は千葉県の衛生課へ、かをるは小畑と山川やカギタの試験場へ。そばでもし梅木が聞いてたら、きっとかをると一緒に行動したいと思ったことだろうな。

 

広敷では相変わらず自分たちの事しか考えないバカな会話。

ナフトール…ナフタリンの酸化したもの。

labchem-wako.fujifilm.com

今日は弥太郎が出てこないと思ってたのに、入兆が没落して廓に身を沈めたかをるに声をかけるとか言っていて、ほんっとにムカつく!!!

 

久兵衛の体をマッサージするるいは久兵衛を励まし、子供たちが何か相談していることも伝えた。「あのひよっこどもに何ができる?」

 

翌日、律子は陳情書を持って神山とともに東京へ向かった。2人は警視庁衛生部で長い間待たされた。

 

衛生課長の塚田はとにかく偉そうで、再検査しないと言い張る。この人絶対見たことある。ちゃんとオープニングを見てないので不確かですが、「ショムニ」の常務役の須永慶さんでは!?と思ったんだけど、違うかな?

www.vip-times.co.jp

wikiとかにも出演作として載ってなかったので間違いならすみません。調べたら2001年から自作のホームページを作られてたり、インスタ、ツイッターなどもやられていてかなりネットに精通しているのだと知りました。

何気に、「ショムニ」の社長、専務とコンプリート。 

peachredrum.hateblo.jp

 

警視庁はけんもほろろだったが、山川とカギタは快く引き受けてくれ、明日結果が出る。

 

かをる惣吉の恋の物語よりこういう展開の方が好きかも。