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【連続テレビ小説】澪つくし(45)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

かをる(沢口靖子)はあれこれと考えて、一連の騒動の首謀者は律子(桜田淳子)以外に考えられず、律子になんであんなことをしたのかと問い詰める。律子は、縁談を壊してあげたんだから、感謝されても、恨まれることではない、と言い返す。梅木(柴田恭平)は久兵衛津川雅彦)に、かをるは濡れ衣だと注進し、久兵衛はかをると律子に、どちらの企てかと問いただす。かをるは、みんなに迷惑をかけないようにと、秘密を打ち明ける。

 

"かをるの結納は藤尾家への密告と小浜敬助の不可解な態度によってめちゃくちゃになった”

 

かをるが呼び掛けても、久兵衛はぼんやりしたまま。「向こう行け。わしひとりにしてくれ

 

小浜が憧れているのは律子だと分かっていたかをるは律子を問いただす。しれっと「私は感謝されると思ったのよ」「親の言いなりに好きでもない人と結婚して一生のんべんだらりと暮らすつもりだったの?」…いろいろ言ってるけど正直共感できないな。

 

「それじゃあなたは新しい女にはなれないわ」なんて律子に憧れてたかもしれないけど、律子みたいになりたいとは言ってないじゃんねぇぇ?

 

「新しい女ってどういうことですか? 律子さんのように非常識な事ですか?」というかをるの言葉がすべて。「愛情という花は勇気という木に咲くものよ」なんていいことっぽいこと言ってるけどぉ。

 

縁談ぶち壊しにしてももっとやり方あったんじゃないの? 一番多くの人を傷つける方法を選んだ気がする…そもそもかをるが頼んだことでもないし。

 

小浜は当然退職。殿岡は「小浜なら大丈夫。どこの醤油屋行っても使ってもらえっと」まぁ仕事も真面目だし、女遊びもしなさそうだしね。ハマは「かをるさんとどこで会うてたん?」と少々疑っている感じ。そして梅木は完全に芝居だと見抜いていた。「猿芝居の勧進元」なんてしゃれた言い方。

 

そういえば今日の弥太郎の「高い高いしてアメリカ見せたれよ!」ってどういうこと?!

 

小浜と律子は寺で待ち合わせして、当座の旅費と宿泊費を渡し、律子がはめていた指輪も渡した。これを売って、と律子は言ってたけど、小浜は大事にしそう。

 

梅木は寝込んでいる久兵衛にかをるは無実だと、律子と小浜が蒸し釜のそばで話し合っているのを見たと言った。

 

久兵衛が律子とかをるを呼びだし、事情を聞きだした。正直に言わないと外出禁止、飯も食わさん!と言われ、とうとう律子は白状したが、かをるもこれ以上迷惑はかけたくないと恋人がいると告白した。

 

「お前…もう…娘やないんか?」という久兵衛の問いはぞっとした。一緒になれるとは思わないと泣き出したかをるだった…なーんかこの縁談ぶち壊しが与えたダメージがそれぞれ大きすぎて、かをるさんよかったねとも思えないし、律子さん素敵とも思わない。