徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】傑作推理劇場 石沢英太郎のその犬の名はリリー(主演・酒井和歌子)

1982年4月8日 テレ朝

 

あらすじ

安宅由利子(酒井和歌子)と地方検事富夫(横内正)夫婦の悩みは、隣の河野よし子(宮下順子)が飼い犬のリリーをいじめることだった。リリーが犬の名前ではなく交通事故で亡くした夫の愛人の名であると直感し会いに出かけた。

www.nihon-eiga.com

 

隣の奥さんの河野よし子がほうきで犬のリリーを叩いていた。それを注意する安宅由利子。由利子の家では夫が黒猫のタマの爪切りをしていた。

 

夫に「以前、君もホウキで叩いたことがあるじゃないか」と言われた。放し飼いのリリーが安宅家に入り込み、タマを追いかけ回したからだった。ホウキで追いかけ回す由利子によし子の夫(村井國夫さん)が出てきて言い合いになった。

 

犬はつないどけ、猫は家から出すな。今は当たり前で多くの人がしていることもほんの少し前まで当たり前じゃなかった。タマが河野家で鯛を盗んだこともあったというが、そんなことあるぅ?

 

よし子の夫は最近飲酒運転で亡くなった。そのせいで気が立ってるんだろう、子供でもいればと安宅夫婦は語り合うが、安宅家にも子供はいない。夫が幼い頃オタフク風邪になったことが原因だった。その日は寿司屋のカウンターで夕食。会計の時、由利子がお花の先生(大方斐紗子さん)にどうしてやめちゃったの?と話しかけられていた。

 

由利子の夫は由利子とよし子の夫が言い合いになっているのを目撃していたため、事故の前に一緒に飲んだこともあった。その時に行ったスナックの名前がリリーで、ママ(永島暎子さん)は河野夫婦の元同僚だった。

 

よし子は夫の手帳にリリーを愛す等の記述が度々見られ、それは決まって第2火曜日。リリーという女がいたと直感し、父親に泣きついた。よし子の父は河野商事の社長で夫は婿養子。父は死んだ者はどうしようもないと諌めた。

 

ある時、よし子の元にスナックリリーのママ・扇ユカ子が電話をしてきた。夫が20万ほどツケがあったせいで、その請求をしてきた。スナックの名前を知って、ツケを返しに行って、ユカ子と直接対決!

 

直後、扇ユカ子が殺されたというニュースが入った。ユカ子のパトロンが疑われるが、ツケを払ってない河野の名前が上がり、河野よし子が逮捕された。よし子に「リリーは保健所で処分して下さい」と頼まれた。

 

検事である夫からよし子が逮捕されたことを知った。ショックを受ける由利子。第2火曜日に浮気をしていたのは由利子だった!! ユリ=リリー。引っ越しの日に挨拶に行って、お互い昔好きだった人に似ていてひかれあった。夫の出張や由利子のお花の稽古の日である第2火曜日に密会していた。

 

ユカ子は高校時代によし子の下僕みたいな存在だったため、浮気したと責められて、今は実際パトロンがいて店の常連程度の関係だけど、売り言葉に買い言葉で言い返したのもあるんだろうな。よし子の口利きで河野商事に入社、当時の上司がよし子の夫でその時は関係あったらしい。胸を揉んでる写真見せるんじゃないよっ! よし子はそれに逆上してしまった。

 

リリーを家で引き取ろうと言う夫に事件を思い出すから、引き取ってくれる人がいると言って出かける由利子。まさかどこかに放置するんじゃないんだろうな?とハラハラしながら見守ったけど、リリーが立ち止まり、その顔を見ていて、リリーを抱き上げて家に戻っていく由利子。

 

クソ女しか出てこないドラマ。こういう話を考えつく人間も腹立つわ〜!