公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
古川かをる(沢口靖子)は、銚子の海岸で絵のモデルをしている時に、吉武惣吉(川野太郎)と出会う。かをるの手に刺さったとげを抜いてやる惣吉。翌日、かをるは学校の許可なく絵のモデルをしたことで、叱られる。帰りの電車でラブレターの受け取りを断った腹いせに「妾の子」と呼ばれ、家に帰ると、本妻一家が引っ越してくると伝えらえる。モデルとなった絵の展覧会で、惣吉が絵を買ったと告げられ、心がざわつくかをるだった。
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1983年「おしん」 、1986年前期「はね駒」に続き、1985年前期「澪つくし」の再放送が始まりました。オープニングが朝ドラらしい軽やかな感じ。
ナレーションはNHKのアナウンサー(男性)でいきなり「恋は危険な訪問者である」だって。恋がメインの朝ドラはあんまり好きじゃない…(^^;;
時は大正15年、ところは千葉県銚子市。古川かをるは船にもたれて沖田周三に絵を描いてもらっていた。
そこに現れたのが船の持ち主の青年・吉武惣吉。かをるの指に刺さったトゲを口で抜いてくれた。昔のドラマにはよくあったんだけど、こういうシーン大嫌い!! その行為にドキッとするかをる。
かをるは銚子高等女学校4年生。「はね駒」の橘りんの初回と同じかな?と思ったけど、りんは高等小学校の4年の13歳。かをるは高等女学校4年生で15歳。ということでいいのかな? だとすると「はね駒」最終回の明治末あたりの生まれでしょうか。
学校では絵のモデルになったことを先生に叱られた。帰りの電車では男子生徒からラブレターを受け取るが、読まずに窓から捨て、男子生徒から去り際に「おい妾の子! 覚えてろよ!」と罵られてしまう。目の前で手紙を捨てるなんてあんな強気な行動できないよ。下手したら殴られるかもしれない。
ここから怒涛の“妾”連発。鷲尾真智子さんが馬場ツエという女中さん。ほらぁ〜母子2人にも女中いるよぉ〜とまだ言う。母は加賀まりこさん。母の兄の清次が来ていて女学校行ったら嫁に行け攻撃。
創業280年の老舗「入兆」という銚子の醤油屋では五本の指に入る大店の旦那がかをるの父で妾の子とはいえ女学校にも行けるほど豊かな生活をしているが、「入兆」は和歌山の本宅を整理するので一家で銚子に引っ越してくることになった。本家の妻子と顔を合わせて嫌な思いをするかもしれないから嫁へ行けと。
かをるがモデルをした絵を観に「沖田周三油彩個展会」に出かけた。かをるがモデルになった「少女」とタイトルの付けられた絵画は売約済みの赤いリボンがついていた。買ってくれたのは、吉武惣吉だった。もう一度流れる指吸い。やめてくれっ!
うーん、正直それほど物語全体に魅力を感じなかったけど、もうちょっと観てみる。