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【連続テレビ小説】澪つくし(49)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

まだ入兆へ帰っていないかをる(沢口靖子)に、昔なじみの由岐(高橋珠美子)が様子見に会いに来た。由岐が結婚生活の近況を報告していると、久兵衛津川雅彦)がやってきて、かをるに話があると連れて行く。かをるは入兆へ連れ帰られるか、と身構えるが、君ヶ浜で久兵衛はかをるに、千代の病気はもう直らないだろうということ、不景気で事業がうまくいってないこと、3人の子供たちについても悩んでいることを吐露する。

 

武家に梅木と清次を送り込んだ父親に憤慨している英一郎。律子は、「恋人同士が本当に愛し合っているなら第三者の妨害なんて問題じゃないわ」と冷静。「お父さんはリトマス試験紙をほうりこんだのよ」とニヤニヤしながら高みの見物。

 

一方、古川家には、かをるの親友・由岐が遊びに来ていた。るいに頼まれてきたのだが、説得するつもりはなく励ましに来ただけ。

 

しかし、玄関先から「自転車が倒れているぞ」と久兵衛が声をかけた。自ら自動車を運転し、古川家に来た。せっかく由岐が来てくれたのに、由岐はそのまま外に出て、かをるも久兵衛の運転する車に乗ることになってしまった。

 

入兆に連れ戻されると思ったのだが、久兵衛の車は入兆の反対方向へ。外川に連れていかれるのでは?と思ったが、ついたのは君ヶ浜。

 「入兆」が銚子駅付近で、古川家が本銚子駅付近、吉武家があるのは外川。君ヶ浜は本銚子からは外川の手前。

 

砂浜で久兵衛は千代はあと2~3年だということ、入兆の屋台骨もぐらついてきたこと、3人の子供たちのことなどを話した。「今年になってちっともええ事ないなあ」は今生きてる人間にもずしんとくる言葉だな。

 

久兵衛によると3人の子供は久兵衛にとって薬。律子は劇薬。英一郎は小児用で効き目が薄い。かをるはせっかく取り寄せたのに薬箱から消えた。

 

寂しそうな父の背中を見たかをるは、「お父さん! 元気を出してください」と声をかけた。結局久兵衛の口から惣吉の話は出ず。

 

惣吉は、中風(現代で言う脳卒中の後遺症などの症状)になった父の体をもみながら、例の絵を眺めながら、この娘を嫁にすると宣言していた。

 

沖田の家で絵のモデルになっている律子。相変わらず河原畑が邪魔しに来ている。新聞を読んで合田醤油の争議の話をしていた。組合の副委員長・水橋信吾以下数名の負傷者が出たという新聞記事を慌てて取り返して読む律子。

 

入兆でも労働条件を巡って問題が起こっていた。店の者は作業量を一割増やして欲しいと言い、広敷からするとこれ以上給料を下げるなと話は堂々巡り。弥太郎の言う「妾囲たり自動車乗り回したり」は分かるけど「何人もの女中さんいてはりまんなあ!」はどういうこと? 女中さんだってちゃんと働いているのに。

 

かをるは入兆に戻ることをるいに話した。戻っても広敷があんな感じじゃあなあ(^-^;