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【連続テレビ小説】澪つくし(37)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

ようやく惣吉(川野太郎)と再会できたかをる(沢口靖子)。律子(桜田淳子)がかをるの絵を見たいというので、惣吉の家へ絵を見に行くと、惣吉の母・とね(草笛光子)は歓迎する。その頃入兆では、律子とかをるはどこへ行った、と久兵衛津川雅彦)が騒いでいた。帰り道、律子はかをるに、好きな人がいたなんて見直したと言うが、かをるは惣吉に、住んでる世界が違うから忘れてくれ、と言われたことがショックだった。

 

善吉と惣吉が二人でかをるの元に歩いてくる。再会した途端、「俺、漁労長のとこへ行ってくる」とさっといなくなる善吉! 出来た弟だ。

 

かをると惣吉のこそばゆい会話…今日は独りで見ていてよかったー。大人っぽくなった、きれいになったと言ってくれる惣吉と「たった今きれいになったんです」と返すかをる。かをるは結構ぐいぐい行くよねー。

 

律子、善吉、漁労長が出てきて、なんと吉武家に訪問することに! 急な展開にまごつくかをるだった。

 

とねが二人を歓迎してくれた。あの初回に出てきた絵がかをるに似てるとか、律子にも似てるとか、船と人物の風景画でそもそもそんなに人を大きく書いてるわけでもないからいまいちわかりにくいね。

 

黒不浄…身内に葬式があったら1週間は船に乗らない。

赤不浄…おかみさんに赤ん坊が生まれたときも3日くらい乗らない。

 

赤ちゃんが生まれたのを不浄って…とは思わず、相馬の男炊事と同じく、女性を休ませようというツンデレだと思うとしよう。

 

掟を破ると船が沈んだり、イワシが捕れなかったりする。先日の黒不浄は漁労長の母親が亡くなったから(76歳で大往生)。

 

律子と善吉が話してる中、じーっと見つめる惣吉。視線を感じて下を向くかをる。かをるが惣吉に何かを言いかけてやめた。それを見ていたとね。まー、あの場にいた全員にバレバレだろうな。

 

善吉が律子を絵の舞台になった場所を案内した。律子が詳しく事情を聞きだす。

 

かをると惣吉はまた別の場所で二人で語り合う。惣吉から見合いは嘘で、俺のことは忘れろと言われた。二人は両思いだけど付き合ってはない、でも、別れの話。住んでる世界が違う、どうにもなんねえ。

 

律子は善吉の母・とねをあれこそ新しい女の姿と褒める。そして、惣吉のお嫁さんにしてくれないかな?と笑う。まー完全に分かってるんだろうね。何言ってんだ、みたいな善吉の顔。

 

思いつめたかをるは「私を妹にしてください」。なんかこういうのって男性にしか浮かばない発想じゃないかと思う。いや、ないよ、そんなのない。妹ならいいでしょう?じゃないよ。

 

千代の見舞いに行ったはずの律子とかをるが戻らずイライラする久兵衛。外川と銚子駅に若い者を走らせた梅木。仕事が早い。

 

銚子電鉄に乗った律子とかをる。律子はかをるをけしかけるようなことを言う。この世界の人はみんな恋愛脳だよねー。

 

家に帰った途端、久兵衛の雷が落ちた。かをるは頭を下げたが、律子は「沖田周三の絵のモデルになろうかなぁ」とどこ吹く風。しかし、一緒に叱られたことでなんとなく距離の縮まった二人。

 

律子「お父さんが私たちを醤油屋の嫁にしたがってるのは何のためかしら? 銚子の醤油屋になるべくたくさんの係累や親戚を作って「入兆」ののれんを守ろうとしているからよ。要するに政略結婚ですよ。私たちは商売繁盛の道具に使われようとしてるのよ」と核心をついた。

 

はー、見てて恥ずかしい展開だった。ちょっとこんな展開続くのかな。