公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
明治38年(1905)、日露戦争は5月に日本の勝利で一応の幕を下ろした。10月、源造(渡辺謙)の運動用具店では、ゴルフ用品を扱うようになっていた。りん(斉藤由貴)は新聞社で「女性と職業」という欄を担当することに。加えて、編集長の津村(地井武男)に、読者から投稿を求めそれを新聞に載せるという当時としては目新しい提案をするのだが…。
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明治38年5月、日露戦争は終わり、今は10月。やえも元気になって、りんも大きな声で弘を起こしていた。80年代ならほのぼのした家族団らんの感じに見えてたかもしれないけど、今見ると、男たちはどっかり座ったまま「りんはやえに似てきた」などと雑談し、女たちが忙しく食事を作ったり、子供を起こしたりという風景がおかしく見えるようになった。この時代はこれが当たり前だと分かっていてもね。
源造の店ではゴルフ用品を扱うことになったとりんに話すが、りんは足袋に穴が開いてるとか自分の仕事の話をし始める。源造のハンカチも火のしされないまま送り出すことになってしまった(源造だって火のし自分でできるだろー)。
まーた人の話聞いてないよというところだけど、お互い様じゃない? 源造もまたりんが話し始めると”また仕事の話かよ”って感じですねるし、どっちも自分の話がしたいだけ。だけど、悪く見えるのはりんみたいな。
無事英学塾に合格したと思われるキヨちゃんと弘を送り出す。あのキヨちゃんくらいの女の子を斉藤由貴さんがつい数か月前まで演じてたんだからすごい。弘はあまりしゃべらなくなったものの、どこかおかしいと思いながら送り出した。
家に残った明子は、やえに歌をせがんだ。また「故郷の空」かと思ったら、みどりと嘉助が歌っていた「雪の進軍」でした。明子ちゃんも1歳からもうすぐ4歳? 演じ分けが素晴らしい。
りんは、「女性と職業」という欄を担当することになり、その話と読者からの投稿欄を作ってはどうかという提案を編集長にしていた。的外れな投稿でもそこにさらに寄せられた投書で議論する。面白そうだが、読者から投書が来ないということは考えていないりんだった。
弘次郎の店には相変わらず、芸者のお姐さんたちが常連で来ていて、そこに編集長とりんがやって来て、熱心に仕事の話をする。なんとなくモヤモヤした?弘次郎は源造の店に立ち寄るが、源造は、おように寄り添ってゴルフを教えていた。
家に帰って来てプリプリ怒ってる弘次郎だが、編集長とりんの仲を疑うのは酷くない? 仕事仲間だから気楽に言い合える関係というのもあるでしょう。
そこに、鶴次が帰って来た。「お父さん」と鶴次に抱きつくキヨ。あれ? この間までは”先生”と呼んでいなかったっけ?
鶴次先生が嘉助を見かけたという話をしたことから、源造がみどりを家に呼んだ。みどりはまだ嘉助は生きてるかも?と思っているようだが?!
あと2週で終わりです。「おしん」だとまぁ年も取ったし、終わりが近づいてる感じがあるけど、りんはまだまだ若いし、まだ明治時代だし、どういう感じで終わるのか想像もつきません。