公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
11月、りん(斉藤由貴)と源造(渡辺謙)の仕事はますます忙しくなっていった。弘次郎(小林稔侍)は自分のコーヒー店で、最近りんが疲労で顔色が悪いと、常連客で新聞社の編集長・津村誠吾(地井武男)に話す。ある日、りんはとうとう倒れてしまい、夜遅く帰宅した源造は心配し枕元に駆け寄る。だがそのおかげで、りんと源造はようやく夫婦2人きりで仕事のことは忘れ、ゆっくりと話し合う…。
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明治36年11月、弘次郎の店に来ている編集長に「朝晩冷え込みますね」と話しかける弘次郎。そこから新聞社の忙しさとして「一日がどこから始まってどこで終わるのか見当のつかないようなところがあります」と編集長が話す。
弘次郎は最近、りんの顔色の悪さが気になっていた。りんの仕事ぶりに対して、「余人をもって代え難い」と言ってくれた編集長だが、社に戻ってりんに直接疲れてないか聞いた。いい上司だね。
しかし、りんは遅くまで子供の着物を縫っていて寝不足で顔色が悪いのだと言い、井口あぐりの元に取材に行った。
wikiによれば、いのくちあくり、なんだね。
「あぐり」というタイトルの朝ドラがあったり、明治時代くらいまでは割とメジャーな名付けだったのかなと調べると、もう女はいらない、あるいはもうこれ以上子供はいらないという意味らしい。井口あぐりさんは9人兄弟の四女。「あぐり」のモデルの吉行あぐりさんは、ドラマで描かれていた兄弟は、姉が2人、妹弟がいました。
井口あぐりの取材に行き、井口あぐりから明治32年から4年間アメリカへ留学したこと、特にスウェーデン体操に着目した理由などを取材していた。
スウェーデン体操で連想するのは去年の大河「いだてん」の永井道明だけど、そっちより先に留学してスウェーデン体操を広めた人ということかな。去年、「いだてん」を見たおかげで長年謎だった体育館の肋木の意味が分かりました。
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りんは帰って来て、また浜松出張で鶴次不在のため家に来ていたキヨや弘とともに井口あぐりに教わった体操を教えた。ドタバタうるさいので様子を見に来たやえも一緒になって体操を始めるが、りんは気分が悪くなって倒れ込んでしまう。
夜遅く帰って来た源造は、りんを心配し枕元へ。りんは貧血を起こしただけと言うが、しかしそのおかげか久しぶりに夫婦の時間を持てた。「あなたが居てください」「居るから眠れよ」とか「だって久しぶりにただの夫婦に戻ったんですもの。眠っちゃもったいないわ。私もあなた見ています」とか久々のいちゃいちゃ。
しかし、その後、やえと弘次郎の会話でのやえの「血が下がっちまうほど仕事して…あれもこれもいっぺんにやっぺと思うから。一升マスに一升五合は入んねんだから」という言葉。深い。心配はするものの…
弘次郎「我々は黙って見ててやろう」
やえ「親の出る幕でねえわ」
ちょっとずつ老いてる感じもうまい。
一方、2階では熱く見つめ合うりんと源造でした。やっぱこの二人寝てても起きてても絵になるなぁ。