公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
りん(斉藤由貴)は弘次郎(小林稔侍)のコーヒー店で津村編集長(地井武男)と会い驚く。常連客の津村は弘次郎の素性を知らず「毎日寄るのか」と尋ね、りんは口ごもる。弘次郎が「うれしいことは黙っていられない性分」と教える。西洋料理の作り方を記事にというりんの提案が採用されたのだ。ヒントを与えたやえ(樹木希林)はりんに感謝され感激する。一方、源造(渡辺謙)は西洋瓦の仕事からの撤退をりんに告げる。
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弘次郎の店で会った編集長とりん。編集長が弘次郎の店の常連で、りんが弘次郎の娘だとお互い初めて知る。
りんが店に立ち寄った理由を「つらいことは我慢できるんですがうれしいことは黙ってこらえていられない性分で。一刻も早くだれかに話したかったんでしょう」と弘次郎が話し、編集長が穏やかに笑う。
家に帰って家族に報告する。源造はご飯を食べ、やえは繕い物、弘次郎はまたコーヒー豆の選別?、徳右衛門は弘を膝に乗せ紙遊び? やえにお礼を言うと、娘の仕事に役立つなんて…と本当に嬉しそうにしていた。この辺りの家族の会話が本当に暖かくていいよねぇ。
夫婦の寝室で、りんは源造の仕事のことを聞いてみる。前は聞かないのか?と言ってたけど、聞いたら聞いたで「余計なことを聞いて余計な心配することはない」と最初は言ったけど、結局、工場は手放したと話してくれた。機械作りの西洋瓦は手作りで安上がりの日本瓦に勝つことはできなかった。あとの仕事は準備中と。
りん「何か私たちでお手伝いできることありますか?」
源造「お母さんもお父さんも君も家中みんな働いてるじゃないか。ほんとにありがたいと思っている。どんなに力づけられるか…」源造さん、いいね!
新聞記事にするため、西洋料理の実習をするりんとやえ。「今日も西洋料理ですか?」ってことは、結構食べさせられてるみたいで、下宿人たちはうんざり顔。みそ汁が食べたいと言われて出てきたのはポタージュ。毎日バターたっぷりのこってりした料理はきついかな。調理中に目の部分に穴を開けてる赤いうちわをマスク代わりにしてるやえさんが面白かった!
記事にまとめて編集長に提出。「20世紀の新聞は女性を無視しては作れない。新しい読者の開拓はまず女性からだ」と編集長からOKをもらえた。
りんは翌日、自分の書いた記事が新聞に載ると思うと眠れず、起きてきた源造と一緒に酒を飲んだ。「大丈夫だよ。編集長は嘘をつかない」「お父さんと気が合う人なら大丈夫だ。インチキなやつじゃない」という源造の言葉にに変な判定、とりんは言ってたけど、なんかわかるよ。
夫婦でじっくり話し合う。「どんなに遠くまで行っても俺が必ず連れて帰ってくる。だから安心してはねたいだけはねてみろ。俺がついてる」源造の言葉が嬉しくて涙が出てきたりんだけど「そうね! 私あなたの言うことは絶対信じることに決めてるから。大丈夫、絶対大丈夫!」と酒が進む。源造曰く”べそ駒”
翌朝、少々二日酔い気味のりんが新聞配達員から新聞を受け取り、記事を確認する。「西洋料理術御指南」という記事にを家族に見せた。「みんなのおかげ。ありがとう!」りんの笑顔がまぶしい。
よかったね、おりんちゃん。ホームドラマ、いいよなぁ。