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【連続テレビ小説】はね駒(117)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

源造(渡辺謙)は、日曜なのに仕事に出かけていく。りん(斉藤由貴)は、源造が資金繰りで苦労していることを心配し、母・やえ(樹木希林)にお金のため方を尋ねる。一方、この日もまた兄・嘉助(柳沢慎吾)が訪ねてきて、みんなにコーヒーをふるまう。実は嘉助は、父・弘次郎(小林稔侍)に、大事な頼みごとをしようとしていたのだが…。

 

源造、弘、りんと蚊帳の中で川の字で眠っていたが、りんは源造が眠れない様子なのを気付きながら寝たふりをして何もできなかった。

 

日曜日も源造は出勤して行った。りんや弘の前では明るくふるまう源造だったが、りんは不安を隠せず、「お金ってどうしたらたまるんだべな?」とやえに聞いてしまう。やえは女性が稼ぐという発想はないから、使わないようにすることが一番という。

 

「出すものは着物の袖から手ぇ出すのもイヤ。親を監獄から出すのもイヤ。そのかわりもらうものなら底の抜けたおけでも…」と冗談っぽい返しをされたりんも明るく返す。

 

再び訪ねてきた嘉助は、みどりを今度活動写真を撮るときは役者になってもらうことに決めたと言った。みどりさん、すごすぎ。

 

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りんのモデルの磯村春子さんが書かれた著作には明治時代の様々な生き方をした女性を取材しています。これ読んだらそれっぽい人いるかな? 面白そうな本だけど、なかなか読みづらくて読み進められない…(^-^;

 

「はね駒」が放送された1986年にはいくつか当時の本が再販されたり、息子の磯村英一さんが母について書いた本を出版したり…しかし、それから34年も経ってるので、再び読めなくなってるのは寂しい限り。

 

嘉助はまたりんにお願い事があると言ってきた。それは、弘次郎にコーヒー屋の主人になってくれるよう一緒に頼むことだった。

 

徳右衛門によればコーヒー屋=西洋掛茶屋 

 

家族にコーヒーをふるまい、弘次郎に味を聞く。弘次郎は砂糖の入っていないコーヒーの味が気に入った。

 

嘉助は新橋に出来たコーヒー屋の主人をやるつもりだったが、活動写真をしたいので、後釜が決まるまででいいので弘次郎にコーヒー屋の主人をやって欲しいと頭を下げ、りんも一緒にお願いした。嘉助の真剣さに弘次郎は承諾した。

 

夜、さっそくコーヒーの淹れ方を練習する弘次郎と、傍らにやえ。「嘉助を見捨てないでくれてありがとうござりやした」とお礼を言うと、「自分だけ親のような口を利くな」とツンデレ炸裂。弘次郎とやえのやり取りいいよねぇ。

 

弘を寝かしつけ、夜も更け、雨も降りだしたのに源造は帰ってこなかった。

 

 

りんならお金を稼ぐ方法はたくさんあると思うなー。