【ネタバレ】深川通り魔殺人事件

1983年7月25日 テレ朝

 

原作あらすじ

昭和五十六年、東京の深川で白昼、女性・幼児六人が通り魔に殺傷され、一人が人質となった。元すし店の板前川俣軍司の犯行までの軌跡と初公判から刑の確定までの全記録を克明に描いた犯罪小説。犯行にいたるまでのおいたちを当時の証言よりさぐりだし、裁判のやりとりを再現。裁判官、検察官、弁護士、精神医などが犯人の「狂気」性について全力を傾注したが、解明できなかった。昭和五十八年、無期懲役が確定。「キレる」現代人による動機の見えにくい犯罪増加の一端が、垣間見える。

 

オープニングは実際の事件の逮捕映像。80年代だなぁ〜。5月に録画してたものを見ました。

 

昭和42年3月 川村軍平 就職のため上京。15歳。

 

駅に雇用主が迎えに来ていた。従業員が10人くらいいる割と大きなすし屋。すし屋の見習いとしてまず出前から始める。無口な軍平は出前先に声をかけることもできない。先輩達が転職するからついてこいと言われてもはっきり返事をしなくて殴られる。

 

数年後、少年から大地康雄さんに変わった。休みの日、一人出かけた軍平はすれ違った人と口論になって殴られて、高倉健の映画を観て、電車の中で中学の同級生に出会う。同級生は今度早稲田に決まったと言ってたから18歳?!

 

今までのすし屋を辞めて、新しいすし屋へ。海苔巻きを作って「3年修行してこれか?」と言われたものの同郷の先輩がいて助けられた。これが小林稔侍さん! 渋い雰囲気だと思っていたら、町でケンカして服を脱ぐと背中一面に入れ墨が。普通の寿司職人なのかな??

 

軍平は感化され、両腕に入れ墨を入れるが、先輩は店を去った。トラブルがあったとかじゃなく修業のためにどんどん店を代わるみたいな感じ。軍平の方は、態度が悪かったりして、その後も店を転々とし、4年振りに故郷に帰るが結局仕事がうまくいかない。

 

軍平の父(佐野浅夫さん)もなぜか普通の漁師だけど入れ墨してんだよなー。謎。軍平は父をすごく恐れてもいたが、一方、入れ墨に対する憧れもあったのかな。

 

その頃から恐喝や暴行で何度も警察に捕まる。刑務所を出てから、幻聴、被害妄想に悩まされながらも父親と一緒にしじみ漁を始める。

 

羽振りが良くなり、銚子のアパートで暮らし始める。スナックで客達にもおごり、マリコというホステスと親しくなる。一方、店にいたイカツイ客から薬をやらないかと誘われる。

 

とうとうアパートの自室で注射を打つ軍平。一人ハイテンションで木刀を振り回す。

 

マリコが亭主持ちと分かり刺そうとするが、周りに止められ、また逮捕。

 

出所して実家に行くが、誰もいない。母が来て、補償金が出て引っ越したと言う。程なく母を亡くし、飲酒及び無免許運転で捕まる。

 

出所後、またすし屋を転々とする日々。

 

幻聴はますます酷くなり、チェーン店のすし屋に落とされたことに絶望し、事件を起こした。事件現場ではなく、警察署で現場検証された。

 

通りすがりの乳母車の赤ちゃん、母親、娘を立て続けに刺し殺し、その後も通行人を次々刺す。あんなに幻聴が酷くて異常な精神状態なのに狙うのが、老人、女子供っておかしいだろ! 絶対人を見てやってる。

 

それなのに心神耗弱状態で無期懲役って!! ドラマの作り的にもホームレスの人を映したり、貧しさが引き起こした悲劇みたいなまとめも何だかなあ。

 

しかし、大地康雄さんの熱演がすごかった。しかも事件前までは少しコミカルに見える演技までしてて。演技に引き込まれたけど、事件自体は酷すぎる。

 

 

そういえば、大地康雄さんと言えば、私の大好きな漫画「お父さんは心配症」がドラマ化されたとき佐々木光太郎役だった! ドラマ化されると知り、佐々木光太郎が大地康雄の時点で、見た目が全然違う!とドラマ自体は観ませんでした。

 

しかし、昨日のドラマを見てなんとなく、大地康雄さんが佐々木光太郎役に選ばれた理由が分かりました。ドラマ制作者がこの狂気の演技に魅かれたんだろうと思います。原作は少女漫画らしからぬ狂気を感じる漫画なんです。

 

↑ボサボサ頭に丸眼鏡で全然見た目が違う。

ja.wikipedia.org

ドラマでは、高校生と小学生の二人の娘を持つ父親という設定になってたけど、原作では高校生の一人娘、典子を溺愛する父親がボーイフレンドの北野との仲を邪魔するというギャグ漫画なのに、そこ変えちゃダメだろってところが変わってる。 

peachredrum.hateblo.jp

ベルメゾンでグッズを買っちゃうほど好き。

 

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一時電子書籍でコミックスも売られていたのに、「ルナティック雑技団」しか買わなかったことが今でも後悔。