徒然好きなもの

ドラマの感想など

電子書籍

数年前に今まで購入した小説、コミックス、雑誌、DVD-BOXをほぼ処分。

 

しかし、今になるとやっぱり本がないのは寂しい。好きな俳優さんが出演することになる原作を読むために初めて電子書籍を買ったのは2016年の春。

 

利用するまではページをめくる感覚が…等々本好きとしては、不安があり、電子書籍にはあまりいい感情がありませんでした。

 

実際利用してみると、かさばらないとか利点も多く、それから時々、小説や漫画を買っています。

 

夜、灯りなしに本が読めるのが便利。今はiPadを利用してるので、漫画がコミックスと同じくらいの大きさで読めるからいちいち拡大しなくていいし、何より購入後すぐダウンロードして読めるのもいい。読みたいページをパラパラ探せないのは不便かなぁ。

 

去年、岡田あーみんさんの「ルナティック雑技団」の新装版が出ていたことを知り、ダウンロード。「花のいたづら」を「りぼんオリジナル」で当時読んで以来、コミックス未収録でずっと読みたかったと思ってたわりにチェックを怠っていて、2015年に発売されていたのに気づかなかった。

 

 

で、最近になって今度は「こいつら100%伝説」の文庫本版も出てることを知って、電子書籍が欲しいなと思ったんだけど、今年の4月まで?岡田あーみんさんの作品はすべて電子書籍も出てたのに、今は電子書籍版はダウンロードできなくなっていた(-_-;)

 

どうせなら、「ルナティック雑技団」を買った時に、「お父さんは心配症」含め電子書籍を買っとくべきだった。

 

「ひとりりぼん」や「りぼんメモリアル」を読んで、谷川史子さんのあとがき集を買おうかと思ったけど、これも発売されてることを今更知ったくらいで最近の作品は全然チェックしてなかったし、どうせ買うなら、好きで読んでた初期のりぼんマスコットコミックス版が読みたくなった。

 

 

谷川さんの作品の場合、りぼんマスコットコミックスで出てた本は紙媒体は買えないものが多いけど、しかし電子書籍は出ている。

 

そこで、好きだったほかの漫画家さんも検索してみる。萩岩睦美さんの「魔法の砂糖菓子」は最近、カラーも再現した愛蔵版が出てるだけど、できれば表題作以外の収録作は当時のりぼんマスコットコミックス版が読みたい。が、電子書籍版はない。

 

 

今度、鳥の絵本が出るので、それと一緒に愛蔵版を買うべきか…しかし蔵書を増やしたくないジレンマ…

 

 

で、結局買ったのは

 

 

萩岩睦美さんの「水玉模様のシンデレラ」全4巻でした。萩岩睦美さんは大人になってから、「銀曜日のおとぎばなし」にハマり、他の作品もハマったので、この「水玉模様のシンデレラ」は、掲載雑誌は分からず(「コーラス」?)、コミックスだけで読んでました。これと同じ形態で「鳥の家」という読み切り集も「魔法の砂糖菓子」と同じように素晴らしい作品集なのに電子書籍になってないのは残念…短編集って他の作家さん含めダメなのかなぁ。

 

小椋冬美さんの「シルク」も電子書籍版が出てるなら欲しいと思ったんだけどね。小椋冬美さんも調べると「りぼん」時代の作品も電子書籍になってるものあったけど、連載物ばっかりだった。

 

 

「水玉模様のシンデレラ」は鼻水ずるずるしながら読んじゃった。何年かぶりに読むけど、やせてたときは一瞬だったんだなぁとか戻ってくるまで結構長い時間要したんだなぁとか忘れてた。けど、改めて読んでも面白かった。

 

やっぱり萩岩さんの描く景色、老人、子供…素晴らしい。話が重たいのもいい。「銀曜日のおとぎばなし」は同じく電子書籍版のない愛蔵版もあるし、当時のコミックス版の電子書籍もある。でもやっぱり大本命は「魔法の砂糖菓子」なんだよなー、迷う。

 

谷川さんのは、最初のコミックス「花いちもんめ」から特に熱心に読んでた「くじら日和」あたりの5冊くらい買ってみたいな。

 

 

 

 

 

 

この辺はほんっとに好きだったー。

 

電子書籍化はもっと進んでほしいな。小説だと作家さんによっては全くだしてない人もいるけど、読みたい。